水色渡しについて

配信などで時折出てくる話題、「水色渡し」について 2パターンの水色渡しを説明する。
水色渡しは難易度は高いが成功すれば見返りは大きく、緊急回避手段として強力な武器になることは間違いない。
なお、30F の固着までに操作を完了させる必要があるため、常に気を付けていないと半ずれを起こしてしまい Game Over になる。

水色渡し - その1(中央穴を回避)

20G以外では使うことはない(と思われる)。
まずは 20G での水色の出現位置などをおさらい。

水色は左寄りに出現する

使う状況

そして水色渡しが必要になりやすい状況の最たる例は↓である。

20G でこの形がきたら水色渡しを行うことを考慮してもよい

20G で何も対策をせずに右に入れようとすると↓のようになり、青は入らない。

青の後にくるミノによってはリカバリ可能、いろいろと考えておくとよい

操作方法

3通りある。
 1) (IRS)A → A → レバー右入れ → (レバー右入れしながら)A ※AAA
 2) (IRS)B → B → レバー右入れ → (レバー右入れしながら)A ※BBA
 3) A+C(つまり2回転) → レバー右入れ → (レバー右入れしながら)A
ここでは 1) と 2) を説明する。
※3) は 1) と同じだが猶予が少なくなりがちなのは覚えておくこと
※A ボタン押しは Cボタンでも代用可能

「(IRS)A」始動

ボタン操作が一番楽な方法。
二つ以上のボタン操作が苦手ならこちらでもよい。

反応速度に自信があるなら A+C でもよいがかなりシビア
また、AorCボタン押したままにして C or Aボタンでも可
穴に収まるまでレバーは右にいれたままにすること

先に挙げた「3) IRS を使わない場合」は 凸 の形にするには Aボタン2回押す必要があることから固着までの猶予が少ない。よって「A+C の同時押し」でも問題ないことを付け加えておく。

「(IRS)B」始動 ※個人的にはこちら推奨

ボタン操作が少々面倒だが、別の水色渡しを行うためにもこちらの方法を推奨としたい。

こちらも穴に収まるまでレバーは右にいれたままにすること

B始動を推奨する理由

左右移動で逆方向に振る癖がある場合は B回し始動の方法が推奨となる。
また、B回し始動の場合は左側に穴があっても水色の突起が左側にあることでストッパーの役割を果たすため、心理的にも有利に働くと思われる。

Aボタンの場合は左の穴に入ってしまう可能性があるため、状況をさらに悪化させる場合がある

水色渡し - その2(2列渡し)

使うシーンは多くはない(状況が限定的である)が、できると状況悪化を防ぐこともできるので覚えておくと良い。

2023.04.10追記)画像に誤りがあったため差し替えました。ご指摘ありがとうございました。

使う状況

非常に限られた状況だが、左端に右から2列目よりも高い壁(柱)があり、来ているミノが水色のとき。(nextが黄色なら特に)

操作方法

先に挙げた "「(IRS)B」始動" を使う。

ひっかけて落下防止、B押しで穴落ち回避
レバーを右に入れ、そのまま入れっぱなしで右端到達してからA押しして納める

最後に

他の記事でも書いたが「あくまで緊急回避手段」であって、渡すべきかどうかは next次第である。
使う必要がない、または使わないほうが良い状況というのも当然ある。
やって損はないが、損することもあるし、難易度が高いため失敗することは当然あり得る
保険として失敗した場合のリカバリ手段も考えておくことで精神的な余裕が生まれる。(半ズレはどうにもならないが)
ただ、練習するにしてもこのような状況はあまりないので習得するには時間もかかる。
もしアーケードアーカイブス版(アケアカ版・家庭用)を持っているならば、ステートセーブを使ってひたすら練習するのも一つの方法である。

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