iPad Pro での配信環境構築(PCB編-その2)


前回で iPad Pro で録画・配信環境を構築できることは確認した。
今度は外でその環境が使えるか、モバイルバッテリー駆動での確認を行った。

確認事項

GBS-Control のモバイルバッテリー駆動確認

GBS-Control をモバイルバッテリーでちゃんと動かせるかの確認をする。
手元にワットチェッカーがあったので併せて測定する。

iPad Pro の消費電力

iPad Pro単体では最大20W程度のようだが、今回はキャプチャユニット・USB-C Hub も接続するため消費電力を測定する。
ケーブルで測定するため、あくまで目安として考える。

(オマケ)モバイル回線からの配信

必須ではないが、手元の iPad Pro は Cellular+Wi-Fiモデルなので、折角だからとテストしてみた。
契約は IIJmio のタイプD。
ただし eSIM かつデータのみでの契約のため 4G でのテストになる。

確認結果

※あくまで素人の簡易測定なので鵜呑みにしないでいただきたい。

撮影をしているが、上側の USB-A は GBS-Control、下側の USB-C は iPad Pro に接続したものになる。

開始直後

iPad Pro のバッテリーは95%の状態でいったん接続してみたところ、22〜25W の範囲で充電されていた。

1時間半後

iPad Pro についてはいったんバッテリーを外し、残り45%程度になったところで再度バッテリーをつないだ。
大体30〜35Wで充電されていた。

この結果から、GBS-Control については 20000mAh程度のモノであれば 6時間程度はいけそうである。

iPad Pro もモバイルバッテリーを組み合わせれば 6時間はいけそうだが、単ポートで45W出力できるものでないと厳しいように思える。

配信テスト

IIJmio(タイプD)経由で配信テストをしてみた。
アンテナ表示は3〜4本、自宅からとなるためあくまで参考。

動画

iPad配信test(PCB) 2
https://youtube.com/live/olZZkGplpfI

一応、問題はないように見える。
ただし、長時間配信となると通信制限にかかる可能性が高くなるため、あまりオススメできるモノではない。
10分くらいで380MB弱なので、povo の1日プランでやるのがコストパフォーマンスの面でも良いかもしれない。


2日かけた確認は以上になる。
途中、購入したはずのケーブルがない(恐らく忘れられている)、既存環境で映像が映らなくなるなどのトラブルはあったが、期待通りの結果で良かった。

何故こんな事を?という理由は『現地』でお問い合わせいただければお教えすると思う。

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