丹後半島2日目。 私は午後から仕事があったので朝ご飯をいただいてすぐにホテルを出た。 帰りはお義母さんが疎開していた集落を通ってみようということになり、地名をナビに入れて出発。 4歳から8歳まで、4年間疎開していたというその辺りに辿り着き、ゆっくり車を走らせるのだけど、「違うわ〜」「わからへんわ〜」と不安げに窓を眺める義母リン。 「そら80年前やもん、変わってるんやで」 と夫に言われて「そうかなあ、、」とだんだん声が小さくなる。 行き止まりを右に曲がってみて、そしたら 「ちょ
お義母さんと一緒に丹後半島にやってきた。 子ども時代に疎開していて今も親類が多く住んでらっしゃって、懐かしい懐かしい、とよく話をしてくれるので、一泊でやってきた。 海辺のホテルはとても静かで快適。 「へー!洒落てるなあ」と喜んでくれてよかったよかった。 しかし静かな洒落た部屋で大音量で「笑点」を見始める義母りん。 「静けさがいいんやのに」と横で知らん顔していたが、一之輔さんのボケについププと吹き出した、笑点、久しぶり。 部屋は雑木林の中にあるから蝉がジャージャー鳴
地蔵盆。 暑いから室内でやりましょうとなり。 お供えの仕方が代々引き継がれていて、その上に、たくさん、たとえば提灯が正面を向くようにというようなところに創意工夫がされていて。 お子さんたちを迎える準備も、少しでも楽しんで貰おうとあちこちに可愛らしい工夫があり。 お忙しい中、いかほどの時間を費やされたかと思うともう頭が下がります。 90歳をお迎えになる方から地域の歴史を伺い、安保闘争の思い出も混じったり。 和やかで楽しい一日となりました。 自治が地域の暮らしの中で
真夏の読書。 小説家・庄野潤三の妻が日々、長女夏子さんに宛てた手紙を編んだもの。 庄野潤三の『インド綿の服』は、夏子さんから両親への手紙を元にした家族小説。 庄野潤三には一連の家族小説があるのだけど私はとても好きですべて読んでいる。 今回は妻の視点で、同じ日の同じ出来事が描かれていて興味深い。 この家族のなんと幸せそうで愛らしいことか。 随分と前、母が病づいた頃に、気持ちが晴れてくれたらと『インド綿の服』を贈ったことがある。 母の感想は「なんか嫌味やわ」。 自
ノジコさんところのピーちゃんのママ。 ノジコさんちでは、野良猫のママの生んだ赤ちゃんを世話して、各地に里子に出して、一匹だけピーちゃんを引き取り、一緒に暮らしている。 そのうちママもやってきて、ひとつ屋根の下で暮らしているけれど、ママは野良のままらしい。 人の姿を見たらササッと逃げていくけれど、今日はアフリカのカゴの搬入していたら画廊の入り口から覗いていた。 カゴに入りたかったのかしら。 今日はピーちゃんのアタマも撫で撫で出来た。 初めてかも。 うちのわんこが逝
7月7日、東京都知事選挙の投開票日で、京都市中京区では市議の補選の投開票日でした。 そして七夕。 草の根プロジェクトでは「ひとりでも、愉快に生きていく 〜社会保障や税金を調べるワークショップ〜」を開催しました。 12名の参加者の皆さんと一緒に大まかに ・未婚 非正規雇用 自営業 ・未婚 正規雇用 ・既婚 非正規雇用 自営業 ・既婚 正規雇用 などのグループに分かれて年金や保険料、税金などを調べました。 会社員の天引き額の多さに驚いたり、「国民年金も国民健康保
地方自治法改正案は可決してしまったのだけれど、この法案に異議申し立てをすることで地方議員の方々と繋がったのです。 特に松本市議のきくちとおるさんとは何度もメールのやり取りをしました。 https://kikuchitoru.jp/ きくちさんは松本市で栞日 https://sioribi.jp/ という素敵なお店をされていて、NEKKOマガジンを取り扱ってくださっていることもあり以前から「いつかお会いしたいなあ」と思っていたのです。 今日、松本市議会は最終日で、「
6月25日 朝から旧ラジオクライニメンバーで、新しいラジオについて相談。 お昼から事務所で政治とフェミニズムについて研究されている大学院生さんからインタビューいただく。 京都市会の女性議員さんたちにアポイント取られてインタビューされているそう。 その後、春ちゃんと一緒に北陸新幹線京都延伸を考える市民の会の新しい動画作成にご協力くださるお豆腐屋さんにご挨拶。 合間にカフェで腹ごしらえ。 ラザニアとレモンソーダでにんまり。 夜は現在、北陸新幹線地域の会の交流会。
戦争、そしてジェノサイドのニュースが続く中、欧州で極右勢力躍進のニュース。 日本の国会では政治資金規正法も酷いが、そればかりが報道されている中、改正入管法が施行され、地方自治法正案が通る事態となっている。 すり抜けるように。 そして、新聞やテレビで報道されないからとSNSの情報ばかりを追っていると、実際の議会をかえりみたとき、それもまた偏っていると感じる。 ネット情報の大波は、利用する人に選別され単純化され、わかりやすい物語の温床となって民主主義の根を腐らせる。 世
なかなか遡りきれない、、、【遡り日記】 5月26日(日) 田中真理子さんにお声がけいただき、カルチャーガーデン吉田の森さんで開催された 第10回チャリティーバザー &チームうーにゃん能登半島地震活動報告会 に参加させていただきました。 災害時ペット捜索・救助 チームうーにゃんのうささんが、東日本大震災の際の実話をもとに書かれた絵本『僕は海になった』の朗読、そして能登半島地震でのペット救出活動のご報告をお聞きしました。 完全に倒壊したお家からトイプードルが無事に救
遡り日記。 【5月14日火曜日】 午前中、お義母さんのマンションへ。 このところ物忘れが増した86歳。 同居を視野に入れて相談。 先日、ものわすれ外来受診に付き添った時、お医者さんから「お仕事は何をされていましたか」と聞かれて「トラックの運転してました!」とキッパリ答えたので驚く。ずっと洋裁や調理のお仕事をしてきたのにね。 午後から、今年1月に開設した「地域リハビリテーション推進センター」、「こころの健康増進センター」「児童福祉センター」の一体化施設「COCO・て
先週は地方自治法改正反対の東京行きの前後にたくさん、市の施設などの見学に伺いました。 「議員さんって忙しいの?」 「普段はどんな感じなんですか?」 というご質問をよく伺うので端的にSNSで日記を出したらいいと思ったり、SNSの活用については「むむむ」と悩むところもあったり、そもそも、ジタバタと1日が過ぎて時間はあってもスタミナが足りなかったりしています。 少しずつ、少しずつ遡り日記。 【5月13日】月曜日 午前中「京都市産業技術研究所」「京都高度技術研究所( AS
草の根プロジェクトのメンバーでもある大学院生の中村くんの翻訳が『世界』4月号に載っている。 今回は翻訳だけでなく彼自身の解説も載っている。 力強いその解説は、普段の中村くんとギャップがあって新鮮だ。 少し前に「ちょっと元気がない」と言う中村くんと一緒にお昼ご飯を食べに行った。 中華料理屋さんで熱々のシュウマイとか焼きそばとか、焼飯を食べた。 湯気を立てている料理を食べながら私は中村くんに向かって話しかけていた。 「中村くんにとって人生はまだまだとても長いやろうけど
今日は議場に入る前に、ズボンのポケットにハンカチを入れようとしてなんだか入れにくくて、おや?と思ってハンカチは上着のポケットに入れたのですが、夕方近くまでそのまま過ごして、歩きながらズボンのポケットに手を入れようとしてまた入らなくて、あら?となってようやく、ズボンを後ろ前に履いていたことが判明。ポケットに物が入らない時点でなぜ気づかなかったのか不明。
井伏鱒二の未発表小説発掘と話題の「新潮」です。 マニアとしては早速読んだのですが、やっぱり力が抜けまくりの鱒二ワールド全開でした。 「それからどしたの?」と突っ込みたくなる小説だらけの鱒二さんは最近、文豪と呼ばれていてご本人が一番びっくりしているのではないだろか。 なんてことない話しのおかげで、どこかの風通しが良くなった。 #Diary
少し前の夜。 小笠原でこの春、村会議員になられた宮城ジャイアンさんと出会いました。 小笠原で有機農業をされているサエさんのご紹介なのですが初対面とは思えぬ楽しい夜は、ジャイアンさんの胆力のなせる技。 小笠原は日本の最南端、国境離島。 人が住み続けないと国境と主張できないので国家的には重要な島になるのだそうです。 人口は2500人。 議員さんは8名、予算は60億円。 ジャイアンさんは議員名簿も議事録も「宮城ジャイアン」。 議員報酬は15万円だそうでジャイアンさん