誘惑に負けて出かけてしまいました。

筆者は千葉県船橋市に住んでいる。

実はまだ千葉県に蔓延防止措置が発出していた2021年5月18日(水)から1泊で家内と御宿に行ってきた。

それは、5月初旬に新聞に「おんじゅくおもてなし祭り」の記事と、ある旅館の女将のおもてなしのインタビューが載っていた。

脚のしびれがとれず温泉に行きたいと言っていた家内と旨い海の幸喰いたいと思っていた筆者の願いから、インターネットでいくつか宿の情報を比べて「浜よし」を選んだ。

なんといっても下図のアワビと金目鯛が魅力で、インターネットでの評判も良かった。

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房総半島南端は好きで何カ所か訪ねているが、宿・料理は値段はReasonable で料理もDelicious だが、車がないと、バス等の交通の便悪いから他の観光スポットを訪ねるにも不便で、結局どこにも寄らないで帰ってくる。

車で行く事も考えたが、約2時間以上かかり、最近そんな長い時間車運転していないから、結局今回も電車で行くことにした
電車だと最寄りの津田沼駅から御宿まで、途中特急利用して1時間15分で行ける。

その日はあいにく曇り・雨の天気。妻は雨女だが、この天気は10日前から予報で分かっていた。

前もって宿に夜の献立聞いて、たっぷり海鮮堪能できるの分かっていたから、昼は千葉駅で二人共Sandwichを買って社内で食べた。
少し買いすぎて後悔した。

御宿に着いてから、まだ宿のCheck-in 時間に少し早かったので、「御宿歴史民族資料館」に徒歩で行った。
「船橋郷土資料館」にも見劣りするところで、10分程度で展示物と説明文読んでしまった。

まだまだ、宿のCheck-in 時間に早かったが、2人共正常には歩けなくなってきているので宿に電話して車で迎えに来て貰った。

ホテルというより民宿であったが、2人には十分な部屋の広さだし、すぐ前は漁港である。

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夕食まで時間があったし、昼少し食べすぎたので、ゆっくり風呂を楽しもうと思った。

ホテルではないのでエレベーターはない。
階の部屋から階段をよたよた1階まで降りて風呂に行った。

風呂
はヨード分であろうか、少し茶褐色ですべすべしていた。

風呂が空いている時に部屋単位で利用できるシステムで、時期的に客も少なかったのだろうか、少し熱かったが湯船もやや深めで、ゆっくり温泉を楽しむことができた。
風呂が空いているかどうかはフロントに電話すれば確認してくれる。

またとことこ階段を上って部屋に戻り、大相撲を観終わった頃、夕飯の時間が近づいてきた。

食事は部屋まで運んでくれる。

その内容は写真の如く。驚くなかれ。噂通りであった。

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筆者は歳の割には大食い(食い意地張ってる)だが、食事の最中喰いすぎで腹が痛くなったのは初めて。

それでも全て平らげた。
ワカメは初めての食感で歯ごたえがあった。
販売していないのが残念であった。


食事後、元気で脚がもっと動けば、また風呂に漬かりたいと思ったが、どうも階段を考えると二人共勇気がなかった。

外は雨降ってきて窓から外の景色殆ど見えず、それでテレビを見てるしかなかったが、贅沢を言えばBS放送見られたらと感じた。

翌朝はいつもよりぐっすり寝たようで、時間的にも朝風呂に行く時間を失してしまった。

朝食も部屋に運んでくれたが、前の日の夕食に比べると何か給食を食べているような気分と、アジの干物は余り新鮮でない気がした。

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頑張れば、朝食後Check-outまでに風呂入れたかも知れないが、脚がまた日寄ってしまった。

宿の全体の印象としては、この価格で精いっぱいのサービスをしてくれたと思う。

Check-out後、雨の中タクシーで観光案内で見た「最明寺」に行った。
御宿町観光協会 おんじゅくの歴史・文化 
https://onjuku-kankou.com/history/

「御宿(おんじゅく)の地名の由来」とあったが、なんということもない寺だった。

その後、「妙音寺」で「木造阿弥陀如来坐像」を見ようと思ったが、雨も強くなってきたし、案内もでていないので歩くことに不安を感じ、御宿駅に戻ることにした。

ところが、御宿駅への案内板が出ていない
スマホで道順を調べたが、途中で分からなくなって、結局通りかかった地元の人に聞いて何とか御宿駅に着いた。

帰りの電車は途中まで1両だけの電車で、何か昔の旅を想い出させてくれた。1両でも、相当のスピード出していたが。

千葉駅に着いた時は昼飯時をやや過ぎていた。
駅構内で有名なつけ麺屋があり、結構人が並んでいた。
家内はつけ麺を筆者は特製ラーメンを注文した。

期待したほどではなく、むしろ「青葉」のラーメンの方が口に合う。

後日、ここのつけ麵のファンである息子に話したら、「ここの旨さは何度か食べないと分からない」と言っていたが、食べ物屋はそういうものではないだろう。

ところで、この小旅行にはもう一つ逸話がある。

初め宿の予約を5月25日にしようと思った。

実は、筆者の兄弟の中で現在のところ唯一の男の子の孫の誕生予定日は6月2日で、万一に備えて5月25日に入院の予定であった。
もしかすると5月25日頃産まれる、息子のところに手伝いに行かなくてはいけないかも知れないからと考え、5月18日に予約した。

ところが5月18日五井から御宿に向かっていた特急列車の中で、息子から妻宛てに「子供産まれそう」。そして15-20分後に「産まれた」とメールが来た。

2人目かも知れないが何事もなく安産で、もう少し早ければタクシーの中で産んだかもしれなかったようだ。
手伝いは、我々動きが悪いということで、すでに嫁の叔母さんに頼んだということだった。

筆者は全く酒のめないから、宿の夕食時ジンジャエール頼んで乾杯した。

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本当に有難うございます。励みになります。元々書くことは好きなのですが、一旦書き出すと長くなります。こんな時、絵心があればと思います。