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ソプラノズシーズン3、クリス受難の日々

やあ、俺の名前はクリス。

 

シーズン1でコネ入社したトニーの甥だ。

 

写真の一番手前に写ってるハゲたおっさんはニュージャージーを仕切るイタリア系マフィア、ソプラノファミリーのボス、トニー・ソプラノ。

 

最初の一年はパシリからだからそりゃ下積みは大変だった。ヘマばっかりして写真の一番奥のポーリーおっさんにねちっこく叱られるし。

 

それに言っちゃなんだが俺は若いイケメンだし、金髪グラマラスな超美人の恋人、エイドリアーナがいるし、

一部の視聴者に「クリス爆発しろ」と思われても仕方がないし、このブログの管理人さんにも「てめえひとまず死ね、無能」とディスられたりもした…

 

でも、第11話「逃亡」で、

俺はマフィアとしてはイマイチだが

人間としてはマトモだってことを全視聴者の皆さんに証明したい!

 

1シーズンでは「使えるのか?若造」といちいち嫌味をたれていたポーリーおっさんが、

 

2シーズンでは「いちいち世話やかせんじゃねえ!小僧」と俺を小突き回していたポーリーおっさんが、

 

そしてシーズン3で「新入りは信用できねえ」とロンハー並みのガサ入れしてきやがって、

 

俺の恋人エイドリアーナ(ロッキー嫁と同じ名前だな)のパンティくんくん嗅ぎやがった変態野郎のポーリーおっさんが、

 

マイナス10度の極限状況でちっちぇえ人間性丸出しにするんだぜ!

 

俺も寒くて辛かったけどはっはっはあだ!

 

ってこの回だけ海や雪原の引きのカット長いし、「次はアトランティックシティだぜ」と13年後に作られるドラマ「ボードウォークエンパイア」彷彿とさせるし、

 

ファーゴみたいに失敗の連続で雪原さ迷うし、

 

この回の監督スティーブ・ブシェミさんよお、

 

あんた、いじめっ子っすか!?

 

俺マフィアものの脚本書いて成功するのが夢だったのに何やってんだよ。なシーズンだ。

 

全キャラピリピリしてるし、大学生になったメドウは恋→失恋、また恋→ひどい失恋。

 

カメーラ夫人は毛皮のコート貰っても、誕生日にでかいサファイアの指輪貰っても全っ然満たされてない。

 

解るよ、満たされない専業主婦の本音は

「傍にいて少しでも、話を~聞いてぇ🎤」

だもんな。吉幾三さんの雪国は名詞だぜ。

 

でも我慢して聞いている旦那さんにとっては嫁の愚痴ってのは

また同じ話か、とダンジョンの無限ループから抜けられないレベルのストレスなんだよ。

 

だからリレミト(脱出呪文)唱えて、家庭から逃げて

他のダンジョン(愛人)を探検する。

 

旦那ってのはそういう生き物なのさ。  

話それるけど島耕作ってのは「風来のシレン」以上にダンジョン楽しみまくってるよな。

 

キャラ全員が怒りまくっていたシーズン3だけどさ、コラド・ジュニア大伯父さんがただそこに居て、ぼそっとセリフ言うだけで画面が締まっていた。

 

老害だの老獪だの悪口言ってごめんよ。と管理人に代わって謝っておくよ。

 

最終回のラストで「ゴッドファーザー3」ネタやらかしたのには笑ったけどな。

 

最後にこれだけは言わせてくれ。

 

ポーリーざまあみやがれ(*´∀`)♪

 

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