2020/01/01 Edition 15 Veritas(福袋)
音を聴いて酔ったことはありますか?初めて酔いました
【アキハバラe市場 2020 オーディオ福袋】
年明けでちょっとだけ元気になりすぎて注文しちゃった福袋。Edition 8がくたくたになってきていたのと、Edition Mがイマイチ期待外れだったところもあり、新しいゾネホンが欲しいなと思って注文しました。
この福袋全部で10本の福袋で、10本のうち9本はEdition 8EXで、1本はEdition 15 Veritasというものでした。外れてもEdition 8EXだし(音知ってるし、ちょうど欲しかった)、新年一発目に景気良くいっちゃうかと思って買ってみたら当たりを引いちゃいました。最高
音質とか
ゾネホンは我慢のヘッドホンみたいなことを前書きましたが、箱だし一発目からめちゃくちゃよかったです。ただ数時間聴いていたらマジで酔いました。ヘッドホンで酔った体験は初めてでした
どうして酔うのか。音場表現が極めて特殊だったからです。
Editionシリーズには昔からS-Logicという技術が用いられており、頭内定位をしないような音を目指して設計されています。今まで所有していたEdition 8やEdition Mにも搭載されている技術ですが、今まであまりS-Logicの効果を体験したことはありませんでした。Edition 15のS-LogicはEXと付いているだけあって強烈に効くようになっており、一発目聴いたときの前方から聴こえるような感じは本当に凄かったです。今は慣れてしまったのでそんなに感じないのですが。。。
Editionシリーズは結構個性的なヘッドホンが多く、敬遠されることもしばしばなのですが、Edition 8はそんな中でもかなり聴きやすいチューニングの優等生として扱われていましたが、Edition 15はさらに完成させてきた優等生モデルという感じです。筐体デザイン的にどちらかというとEdition 5の流れを組んでいるのだとは思いますが、Ultrasoneの中でも本当によくできたヘッドホンだと思います。音の傾向としてはずっしりとしたピラミッドバランスで、昨今のハイエンドヘッドホンとして押さえるところを押さえてきたなという感じです。Edition 8でさえ残していたキレすぎる感じはなりを潜めており、かなり柔らかいサウンドデザインだと思います。Editionシリーズに過激さを求めていた層にはちょっと物足りないかもしれません
悪いところがないかと言われるとないわけでも無く、ハンドメイドだけあってハウジングの浮きがあったり、それなりに上流の好き嫌いを出してくるような傾向はあります。また聴きやすい音ではありますが、前述のように全くクセがないわけでは無く、やはりゾネホンと思わせてくるところもあります
色々書きましたが、なんといってもデザインがかっこいいので、ゾネホンとしての役割は十二分以上に果たしていると思います。Editionシリーズとして正しくかっこいいルックス。その上音も良い。最高
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