勇気と覚悟
プロフィールを加筆したのですが、
私は病院で働く医療スタッフでもあります。
看護師ではないので(結構マニアックな職種)、
患者さんと接する時間は少なめではありますが、
流石に、いよいよ覚悟をしなければならないな、と感じてきています。
勤務先は感染症指定病院ではないけれど、二次救急をやっています。
やたら転職が多いので、会社員をやってた時期もありますが、
色んな病院を渡り歩き、なんだかんだでこの仕事を20年ほどやっています。
正直、今だに怖いし、今だに一人前になってると思えない。
だから、今も勉強して知識を増やし、試行錯誤して技術を少しでも上げる。
そうして、少しずつでも「自信」を増やしていく。
「怖れ」ではなく「自信」を持って仕事ができるように。
病院の仕事の怖さは2つあると思ってます。
1つ目は自分のミスが、患者さんの人生や命にかかわること。
2つ目は自分自身が感染のリスクを負うこと。
私が常々怖かったのは1つ目の怖さでした。
自分のミスが誰かの人生を狂わせてしまうかもしれない。
だから、どうすればそれを防げるのか。
チーム医療のスタッフの一人として、自分は何ができるのか。
このことはずっと考えています。
医療スタッフはみんなそうだと思う。
これまでも自分自身に感染のリスクを感じたことはあったけど、
今回ほど、覚悟を決めなければならない、と感じたことはなかったかもしれません。
先週、うちの若手さんに「この仕事を続ける上で、勇気と覚悟を持つ」という話をしました。
そもそもは、全然違う話でそう伝えたんだけど、
振り返ったら、今の自分自身にも言えることだよな、と。
勇気と覚悟を持つこと。
私は自分のすべきことをする。
早く日本で、世界で、終息することを願います。
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