現実に戻ってきた

今日は本業後に好きな人のいる工場のすぐ近くのパン工場で仕事。
初めての現場だ。こええええええ。
この前好きな人に会えなくて帰りに泣きながらお参りしてきた神社に、昨日は楽しかったのでありがとうございましたとお礼を言ってから出勤した。

ここは昨日行ってきたわたしを甘やかしてくれる年下男子の会社と同じ3時間の勤務だけど、お給料はこちらの方が300円高いし通勤も楽だし力仕事ではない…はず。
軌道に乗れば資金源にしたいところだ。

しかし、結構辛かった…
どうしよう明後日も入ってんだよここ(泣)
全体的に暗いし、設備が古すぎて台車は手挟みそうなやつで怖いし鉄板はクソ重い。なんなの!
遅番のおばちゃんに「髪の毛すごい出てるよ」と怒られて嫌な気分が倍増したところで上がらせてもらえてギリセーフ!
ここは夜勤も日勤もあるし、知らないおじさんが休憩室に無料で食べられるパンがあると教えてくれたけれど、たぶんもう来ない。
早く帰りたくて焦ったせいかロッカーの鍵を無くしてしまい、社員さんが声をかけてくれたのはありがたかったけれど。
でも雰囲気がいや。 

食品工場って案内してくれる事務の人は優しいけど、現場の人はひどすぎる率が高い。



たぶんわたしは昨日甘やかされすぎたのだ。
だって靴履いてるだけで手貸してくれる男性社員なんてどこの会社にもいないって!!!
もう王子様じゃないか!
だから「天国から地獄に突き落とされたようだ…」と一瞬思った時、
「いやいや、夢から覚めて現実に戻ったんやで
と訂正した。
仕事とはこういうものだ。
昨日は若い男の子に「職場の花です」って言われながら力仕事のお手伝いみたいなことをしていたけれど、
今日はだいっきらいな洗い物をさせられた。
拭き掃除もさせられたけど、設備が古すぎて吹いても吹いてもきれいにならない。ああもういや!
(昨日はやる事が無くなった時、男の子に「倉庫のお掃除でも事務所のお掃除でもなんでもしますよ!」と自分から言ってたくせに)
今月まだ平日の副業増やすんなら、昨日のとこ行きたい。キャンセル出ないかな!
わたしもうここはむり!


帰りはすぐ近くの好きな人の工場まで遠回りしようかと思ったけどやめた。
今会ったら名前呼んで泣いちゃうかもと思ったけれど、たぶん彼はもう帰っているはずだ。 
近くに来たついでに会える相手だったらな、
とまた叶わないことを思った。


駅の近くの居酒屋から推しの歌が聞こえてきた。
大丈夫だ。
わたしには推しが何人かいるし、
遠征の予定もあるし、
好きな人だけじゃなくてわたしに気がある年下男子までいる。
この前駅に着いたら知らないおばあちゃんがリュックに付いてたゴミをほろってくれたし、  
その後手袋を落とした時は知らないお姉さんが拾ってくれた。
世の中優しい人が多くて本当にありがたい。
わたしも人に優しくしよう。


あー、好きな人とちやほやしてくれる人がいるところだけ行って遠征資金が稼げる人生になんねえかなぁ…(心の声)