出品者を見分けるコツ
ヤフオクやフリマアプリでは、出品と購入の両方を行っています。購入時には出品者の見極めが重要です。実際に購入する時に、どういう出品者に気をつけているのかを書いてみます。
商品タイトルに「超美品」「極上品」など状態を誇張するワードを付けている
「★美品★」のようなワードを、商品タイトルの先頭に付けている出品者がよくいる。転売する場合、商品の状態を盛らないと仕入れ価格より高く売ることはできません。なので、こういうタイトルを付けるように転売セミナーなどで教わるんじゃないかな。
現物を確認できないネットの中古購入で、商品の状態の良さを強調する出品者は危険です。状態の良い部分は写真を見れば分かるので、そこはスルーして、状態の悪い部分について詳細に商品説明に書いている出品者が良い出品者。
発送方法が匿名配送ではない
出品者の代わりに、商品の保管や写真撮影、発送作業を代行する業者が存在する。有名なのは岐阜県の業者。こういった業者を利用している出品者は、出品している商品が手元にない。
では、どうやって手元に商品のある出品者とない出品者を見分けるのか?というと、一番わかり易いのが発送方法。代行業者を利用している場合、発送作業は出品者ではなく代行業者が行うので、発送方法が匿名配送ではない。
個人が在庫を持って出品している場合は匿名配送がほとんど。匿名配送の方が送料が安いし、出品者の個人情報を出さなくてよいので、匿名配送を使わない理由は集荷に未対応(ヤフオクの場合)ぐらい。
発送方法は匿名配送が良い。
発送の早さを売りにしている
出品者が一般人の場合、いつ売れるのか(入金されるのか)も分からないのに、即日発送なんてできません。個人であれば急用が入ることもあるので、発送までの日数は余裕を持って設定してあるのが当たり前。「即日発送」といった商品タイトルを付けている出品者は業者。
業者の発送が早いのは、できるだけ早く受取評価をさせて、資金の回転を早くしたいから。出品者が個人の場合でも、商品の状態が悪い品物ほど発送は早くなる。嫌なことはサッサと済ませてしまいたい、という気持ち分かるかな。
発送が早いからといって、良い出品者であるとは限りません。
同時出品点数が多すぎる
個人が在庫を持って出品できる数には自ずと限界があります。商品在庫に加えて、梱包資材も用意しておかなければなりません。商品が売れれば、梱包や発送作業はすべて自分で行うことになります。出品点数が10件でもかなり大変な作業となる。出品点数が20件を超えるような個人出品者は、代行業者を利用していることがほとんど。
同時出品点数は少ない方が良い出品者。
購入時の評価に悪い評価がある
出品していれば、悪い評価をされてしまうことがあるのは、現物を確認して取引しているわけではない以上、ある程度は仕方ないかと思います。特にヤフオクの場合は、キャンセルした落札者が出品者に悪い評価を付けていることがよくあります。また、購入後に出品者に何かを要求して、その要求に出品者が対応してくれなかったから悪い評価を付けるといったパターンもあります。
しかし、購入時に悪い評価をされることは普通に取引していればまずありません。出品時の評価より購入時の評価にこそ、その人の人間性が出ます。
購入時の評価に悪い評価がいくつもあるような出品者は危険。
まとめ
出品するからには「できるだけ高く売りたい」と出品者は思っています。もちろん、私が出品したときも高く売りたいと思っています。しかし、人を騙してでも高く売りたいとは思っていません。商品に傷や不具合があれば、その点を商品説明に記載します。
「とにかく高く売りたい」という気持ちの強すぎる出品者は、商品説明にどうしても宣伝が入る。宣伝が少なく、商品の良くない部分についての説明が多い出品者から商品を購入するようにすれば、大きな失敗はないんじゃないでしょうか。
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