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Weezer

自分の街のライブハウスで流れているBGM

憧れの先輩バンド、そしてその先輩が影響を受けた音楽

自身の青春の一ページに流れていた曲達

これらは俺が音楽を作り出すにおいて最早一番重要だと言っても過言ではない。
それこそ地方のバンドにこそ、この地元に流れる血脈、DNAみたいなものを色濃く感じることがある。

鹿児島のバンドからUKの影響を感じるように宇都宮はゴリゴリのUSなのだ。
未だに俺はINKの教科書としてJimmyEatWorldを、Someday'sGoneの教科書としてThirdEyeBlind,Weezerを聴いている。
これは宇都宮に流れるDNAを、BreakingFirstEntertainerとCalendarsの影響を、俺自身が力強く色濃く受け継いだからだ。

そんな僕が先日Weezerの来日を観に行った。
念願のWeezer、至極のセトリの前にはスコットのパートになる度に大幅に遅れて聞こえるいっこく堂芸も、Weezerの縦のラインが合わないことも、大好きなギターソロが半周で終わってしまったことも不満らしき不満は全て消え失せていった。
それだけ幸せだったのだ。

昼過ぎに親友ユーキの車で宇都宮を大切な五十嵐と出発し実は三回抱いたカイトを拾い開演前に集合した月島で大好きなタカノと酒を飲み、そしてWeezerを観た。一生忘れられない気さえしている。

こんな幸せな日は家に着くとドッと寂しさが押し寄せてくるものだ。
玄関の鍵を開け、靴を脱ぎ、ベタつく服を洗濯機にぶち込み浴室へ、大切な瞬間を二度と忘れることがないように思い返しながら湯船に浸かる。
そんな予定で順々に服を脱いでいき最後のパンツを洗濯機に入れようとした時、僕はふと一日履いていた自分のパンツの匂いが気になってしまった。
"別に誰に見られているわけでもないし、自分で自分の匂いをチェックするだけ"
"己一人で起きた時の出来事は他人に迷惑をかけない限り人に話さなければ無かった事になる"
などと嗅ぐことを辞めろと叫ぶ自制心を押さえつけた俺は歴代の彼女のパンツの匂いを嗅いだ時のように自分のパンツを嗅いでみた。

"ん〜〜、香ばしい"

と同時にこの曲が頭の中で流れてきた。
https://youtu.be/xtn_SmyT87s
ノーバシーズ。

USの影響を色濃く受けている俺とはいえ、ビートルズもオアシスもブラーもリバティーンズも大好きなんだ。最近の世代では1975も好きだし、正直言ってDMA'sに関してはファッションまでチェックしている。

そんな僕がフレイクレコーズのツイートからノーバシーズに出会うのは必然とも言えよう。
大好きだ。

それでもWeezer帰りの俺が、
『あたいのパンツの匂い香ばしい!』
からノーバシーズに頭の中を占領されることになろうとは微塵にも思わなかった。

愛がなんだ、愛がなんだって言うんだ。

落ちとかないです。ニシヤの日常の一コマでした。割と悪くない匂いかなって思った事だけ追記しておきます!!

今月のライブ残りは
8/21 新宿マーブル&モーション
8/25 府中フライト
8/26 宇都宮ヘブンズロックVJ-2
8/31 宇都宮ハロードリー
です!!

どうぞよしなに。

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