プリンシパルS

予想

・ダノンエアズロック

前走弥生賞は前に行って脚を無くしてしまったような負け方で2走前アイビーSのような末脚特化のレースになったときに強さを発揮している
アイビーSは前半63.1で緩く逃げるホウホウブロサンゲを少し離れた位置から追走するレースで隊列も縦長と展開的に恵まれたのですが後半4ハロン45.1
逃げ馬のホウホウブロサンゲが2着に逃げ粘る展開を差し切りました
2馬身差程度を追走しているので同馬はさらに速い脚を使っているということになります
ラスト2ハロンは10秒台連発ということで上がりの軽い馬場でなら見直せる可能性が高いということになります
3着がレガレイラということも人気を加速させる要因ですね(ホープフルS1着)
不安点としてはペース経験のなさもありますが前半の負荷で上がりの脚が削がれるようなら人気ほどは期待できないのではない点
アイビーSは前半3ハロン38.0程の追走で負荷が全く掛からなかったというのも勝因でしょう
同馬のこれまでの3戦を全てで前半の入りが3位以内と先行力もあるようなのでペースが落ち着いてくれればと思います
今回2000mの8枠発走で試練のような感じになってしまったので馬券を買うには少々悩みますが先行力と長めの上がり性能というのは評価しておくべきです

・ディマイザキゥト

東京経験は共同通信杯の④着のみですが脚は見せていたので中山向きというわけではないと思います
レースはパワーホールが緩い逃げ
ダノンエアズロックと同パターンですが勝ち馬のジャスティンミラノがそれを見る形
レース上がり4ハロンは45.3
決め手が使えないパワーホールが残る展開ですから前にいて速い上がりが使えた馬が有利になりました
同馬はイン7辺りを追走し、直線はスローで馬群が密集してたためそのままラチ沿いを抜けてこようとしますが中々進路はなく…スムーズなら着はあった内容でした
とはいえ外を回った馬よりもロスのないラチ沿いは恵まれており反応が一瞬しかなかったように見え直線は短いコースの方が良いという考え方も出来るためまだ実績がない分半信半疑
ただその点補強するならば前走中山の外回りで上がり最速の脚を使っていて1.2着の4コーナーの通過は②④に対し同馬は⑨と位置取りが悪かったことが敗因 さらにレース終盤ペースの遅さに後続が外から動いていきますが同馬は内ラチ沿いにいるため直線まで動いていません
前潰れの展開ならそれが結果オーライですがラストまで12秒付近のラップが続き失速しないため差し馬には外回しせずにロスがなかったとはいえ厳しいレースになりました

まとめ
東京の異常な時計の速さでラップの価値があるかは疑問ですがハイレベルな相手と競い合って来た経験というのは必要でもう少し締まったレースになっていればこんな思いしないのになぁと今年の世代に対して思います

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