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音声配信が「スタンダードな発信スタイル」になると思う。


音声配信をはじめて8か月くらい。

ちょっと前までは、「ラジオは聴く」が当たり前で、自分でやるとは(ネット配信とはいえ)考えもしなかった。


RadioTalk とstand.fmというふたつのアプリを使って合計250回くらい配信している。(我ながらよく続いている)

https://radiotalk.jp/talk/312471


音声配信のメリット

じぶんでラジオをはじめて気づいた。

音声配信にはメリットがたくさんある。


・ブログを書くよりラク​(時間かからない、やり直しがきかない)

・音声配信(Podcast)は今後日本でも浸透していく(はず)で、先行者有利をとれる

・喋るのが下手でも、伝えられることも多い


特に「書くより話す方がラク」なのは継続するためには大きい。


ブログを書くよりも楽


毎日テーマを決めて喋るなんて大変じゃない?と思われる人もいるかもしれない。

でも、やってみると分かるけど、そんなに大変じゃない。

少なくとも、ブログを毎日書くよりは格段にラクである。

なにより、短い時間でコンテンツを作成することができる。

ブログなら、1,000文字の文章をそれなりに書くには、少なくとも30~60分はかかる。そして出来上がった文章を整えたり画像を入れたりで、少なくとも1時間は必要。(ぼくの場合)

でも、音声なら同じ情報量が10分で終る。

ゆっくり10分喋ると、だいたい1000文字くらいの情報量になる。


もちろん、きちんとした準備をしてレジュメをつくったりすればもっと時間はかかるけど、音声の場合は準備をする意味はあまりないと(ぼくは)考えている。


なぜ意味がないのかというと、準備したからといって面白いコンテンツにはならないから。

音声(しゃべり)は、どちらかというと「その場の勢い」みたいなものが大切なメディアだ。


いくらよくできた原稿を用意しても、ただ読むだけでは面白くない。

それよりはその場で考えたことを、そのまま出す方が聴き手からしても面白くなる場合の方が多い。


「やり直しのきかなさ」がかえってラク


ラクなことばかり推しているようだけど、この点も強調しておきたい。

文章を書くことの良さは「何度でも書き直しができる」ことだと思う。

時間と労力をかければ、それなりに読める文章は書けるのは、素晴らしいことでもある。


いっぽう音声はやり直しがきかない。

10分しゃべったものを、そのままコンテンツとして発信しなくてはならない。


「あきらめがつく」という意味では、このやり直しのきかなさが、とてもいいと思っている。


「あ~、なんか文章がうまくまとまらないから、続きはまた明日にしよう」ということが、ブログではよくあった。


でも、音声ではそうはいかない。


話したら、やりきるしかない。そして、しゃべっちまったモンは発信するしかない。


出来が悪くても、とりあえず発信して、また明日頑張るしかない。

明日もまた10分、一生懸命しゃべればいい。


この潔さが、ぼくにはうまく作用したみたいだ。


とにかく更新したほうが成長する


そうやってある意味、刹那的にコンテンツを生産してきて、「自分の文章力が上がっている」と感じる。


毎日PCの前で文章を考えて(それでも出てこないときも多い)いたときと比べて、納得はいかずとも半強制的にラジオで発信を繰り返してきたときの方が、成長幅は大きいと感じている。

たぶん、気のせいだけじゃなくて。


たとえば、このnote(たぶん1500文字くらい)程度の文章なら、30分くらいでざっと書けるようになった。


以前なら、2時間くらいかかっていたかもしれない。


それは、たぶん毎日10分、約1,000文字くらいの「コトバ」を発信してきた効果が大きいと思う。


アタマの中に浮かんでいるコトバを素早く取り出すことができるようになってきたと思う。


そして、書いたらとりあえず出してしまう。


60点の出来で構わない。


繰り返すことで、「自分の60点」が底上げされていくから。

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