暑い日の生ものにはご用心ください。特に小さなお子さんがいらっしゃる家庭は


 毎年、この時期は食中毒の話題は世間を騒がしていて、あえて今の時期書くことでもないかと思ったのですが、僕がまさに23年前の7月末に生卵のサルモネラによる食中毒になったので、一番危険性を伝えやすいかと思い、書きます。


 それまでの僕は、親の後ろに隠れて挨拶や、友だちと普通にいたずら、サッカーをする少年でした。ほんとあの頃はバカばっかりやっていて人見知りがひどかったらしいです。あんまり覚えてないけど笑笑

 ですが、生卵を食べたことでで意識を失い、生死をさまよい、なんとか生還するも、発語もできない、身体も動かせない状態を経て、現在の車いす&言語障がい者を持つ生活を送るようになりました。

 今となっては、僕がそれになったからこそ、これを見てくれるであろう方々とも出会えて、かなり濃密で楽しい時間を過ごせているかと前向きに捉えられていますが、
20年間はずっとできないことにばかり目が行き、他人との違いにより、何で何での繰り返しで何度となく死を思い描いたこともあります。

 その暮らしは文章ではとても表現できないくらい悲惨なこともあり、そんな経験は誰にもしてほしくありません。だから、お願いです。
 この時期の生ものを食べるのは極力やめてください。子供は、親からもらうものは何の迷いもなく、口にします。小さい頃の僕がそうだったように。

 今は、コロナで窮地に立たされた飲食店が衛生面の知識が浅いまま弁当販売などしていて、僕がなったあの頃よりも出会う確率は多少なりともあがっているのかなと思います。

 僕も何℃で細菌が殺せるか知りませんが、とにかく生で食べるのはやめようとそれだけは言えます。そして、親が食べなければ子供も食べないので。僕みたいな苦しむ人が出ないためにお願いでした。