知的って素敵やん

先日、齋藤孝さんの本を読ませて頂きました。
齋藤孝さんのような本を量産する人にあるあるなんですが、主張したい内容に対する論拠がすごくふわっとしてて薄って思うことが多くて、好んで読みはしないんですよね・・・

とはいえ、気になるタイトルだったので読んでみました。
「齋藤孝の知の整理力」という、タイトルだけで手に取りました。

この本を一言で表現するなら、「本をいっぱい読むと知的になるよ」です。

整理力についての記載はほぼ無かったです。
あとがきで「整理力について書いてきましたが~」と言ってましたが、整理力について何か意見を書いてましたっけ?と思いました。

本の構成としてイレギュラーだなーと思ったこととして、話の展開が先にアウトプットの話がきて後にインプットの話をされていました。。。
齋藤さんとしてはアウトプットよりもインプットの方が言いたいことなのかなと思いました。
裏付けるようにインプットに割いているページ数も倍くらいになってました。

私がこの本を読んで唯一得たものとして・・・
「話を聞くときは「事象」「背景」「影響」の3点セットで」という項目でした。
「事象」だけを切り取って不平・不満を言ってるケースをよく見ますが、「背景」までみると見方・捉え方が変わってくるなーと思いました。

ちゃんと見えていない「背景」まで調べてからでないと意見を言うラインに立ててないなーと思いました。

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