キンコン西野が嫌われ続ける理由

私自身はキングコング西野さんに傾倒していて、ビジネス書や様々なメディアで発信していることに対して好意的に見聞きしています。
ただ、テレビ・ネットではキンコン西野やプペルという言葉が嘲笑の対象として取り扱われている場面をしばしば目にします。

また、お笑い芸人としてテレビで活躍されていた時も「ひな壇出ない」などの発言で世の中からバッシングを受けていました。
特段、悪いこともしていないのにものすごく叩かれてました。

私自身、西野さんの言っていることやっていることに対して尊敬の念を抱いているのですが、なぜ一部では嘲笑・蔑む対象となっているのかを考えてみました。(余計なことするなって思われるかもしれませんが・・・)

考察1:言わなくていいことを言いがち
戦略なのかもしれませんが、パワーフレーズを使って人を「ぎょっ」とさせることをおっしゃられる傾向にあるような気がしています。
説明を聞くと納得感・腹落ち感があるのですが、世間のバッシングをする人たちは説明を聞くという心の余裕がないので、切り取った部分を声高に掲げ、寄ってたかって叩くという構造になりがち。。。

とはいえ、個人的には「ひな壇出ない」は別に言わなくてもよかったのでは?と思っちゃいますが・・・
あえて言うことでフィーチャーされるので、それを狙った?とも考えられます。

考察2:強すぎる光
使い古された言い方ですが、強い光は濃い影を生むということです。
西野さんの努力量や論破出来ないくらいのロジックなど、普通の人にはない強い光のようなものを私は感じます。
ただ、一部の人には敵意帰属バイアスがかかるのか、強く反発する方が現れる。
考察1でもこの敵意帰属バイアスが働いている人がいるのかもしれません。
(濃い影に南海キャンディーズの山ちゃんがいると思ってます。)

考察3:フィルターバブル
このテーマで一番言いたかったことはこの「フィルターバブル」になります。フィルターバブルは簡単に言うと自分の好みの情報だけが入ってくる仕組みのことを指します。※詳細は後述
西野さんがいろいろなところで言っているのですが、クラウドファンディングやオンラインサロンを宗教や金集めなどと言っている人がいると・・・
色々なところで違うと説明しているのにいまだにそういう人が無くならないと・・・
切り取ったワードだけが入ってきて、バックグラウンドの情報はフィルターされ、批判するという構造になっているのではないかと思う。


現在の情報収集ツールはほぼスマホだと思います。
スマホに表示されるニュースや広告、SNSの関連投稿やグループはバックグラウンドでデータが集計され、利用者の好みにカスタマイズされた情報のみが表示されているということを気づいていない人が多いと思います。

特にSNSは顕著で自分と意見が合う人しか表示されないので、反対派がいることさえ知らずに過ごすことになります。
そんな中で反対派に遭遇すると、何考えてるんだってことになり敵意帰属バイアスが働くという構造になる。
トランプ大統領が敗戦した選挙でFacebookを利用して世論を操作したなんて記事もありました。

正しい情報を得るためには自分の趣味趣向だけでなく、違った角度や考え方の人の意見も取り入れる努力を自発的にしなくてはならない時代になりました。
自分がフラットな考え方で人に接することが出来るように情報収集することが肝要かと思います。

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