スマホのギガってなんぞ?

携帯ショップにいると、あんまりよくわかってないご年配の方が「ギガが~」と言っているのを耳にしたことがあります。
パケット通信料もギガだし、携帯本体内に保存するデータもギガだし、icloudもギガだし・・・
なんでもギガじゃん!意味わからん!となる人が多いのではないかなーと思いました。

ギガとか横文字だし、余計わからん!となるでしょう。
まず、横文字がなぜ受け入れがたいのかについて話をしてみようと思います。


日本人の母国語、日本語は象形文字を起源としており、文字をイメージでとらえる言語なので右脳で使用する言語であるといわれています。
逆に英語は論理的な言語で左脳を使用する言語です。
よって、日本語の中に横文字(英語)が混じると右脳・左脳を切り替えながら読み取らないといけないので、なかなか頭に入ってこないということになります。
横文字もほぼ日本語として捉えられるまで落とし込められた単語だとすっと頭に入ってくるんですよね。。

さて、本題の話です。
携帯本体のギガ、icloudのギガ、パケットのギガ・・・
正確にはギガバイト(GB)で、データの単位となります。
略して、ギガと呼ばれています。
パケットのギガは正確にはパケット通信量のことを指します。

携帯本体のギガとicloudのギガは考え方はほぼ一緒です。
本体内にデータを保存しているか、クラウドに保存しているかの違いです。
これをもっと簡単に言うと家にものを蓄えるか、貸倉庫に預けるかの違いになります。

目に見えないのでわからないと思うのでデータを本だと考えてください。
本を家に保管していたものの、手狭になったので貸倉庫を借りてそちらに保存する方もいらっしゃるかと思いますが、そのようなことを考えて頂けるとよいかと思います。
家が携帯本体で、貸倉庫がicloudとなります。
ここは物理的にデータ(本)を取り入れ保存するため、保存した分だけギガ(余白)を消費します。

パケット通信量はデータ(本)を保存するとは考え方が異なります。
パケット通信量は携帯と携帯がアクセスしたサイトとの間でやり取りしたデータの量のことを指します。
考え方としては配送量と考えて頂くとわかりやすいかもしれません。
テレフォンショッピングであまり本を買うということは考えられないのですが、テレフォンショッピングで図鑑全巻セットなどを購入し、家に届きます。
その時に図鑑全巻セットがデータ量となります。

ここで、同じデータなのになんで呼び方が違うのか?という疑問が思い浮かぶ方もいらっしゃるかと思います。
インターネットの世界ではパケットという単位でデータのやり取りをするという決まりがあります。
例えていうと、本をゆうパックで送るということです。
インターネットの世界ではゆうパック1択です。
なので本のサイズをゆうパックに入るサイズカットして郵送、受け取った側でカットされたものを元の本のサイズに戻して本を楽しむということになります。

ざっくり例えてみましたが、腑に落ちましたかね?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?