息子のてんかんのこと(発生編)

7ヶ月ごろ、授乳中にあきらかにいつもと違う感じで「わー!!!」と叫んでから声をかけても反応が薄くなり、唇が青くなっていった。唇の色は時間と共に戻ってきたものの、すっ...と寝てしまって不安がつのる。おかしい。絶対おかしい。

実はこんな感じの変な叫び声をあげることは以前にもあった。けど、その時は顔色も変化はなく、子供ってこんなモンかなぁと思って見過ごしていた。でも、やっぱり絶対違う。
夫に異変を伝えて救急車を呼ぼうと訴えるが、慎重派?の彼はまずは#9110に連絡してみることを主張。たしかに、緊急かどうかと言われれば微妙。とりあえず連絡してもらうことに。

しかし、帰ってきた返答は「病院は休日のため開いてない。診療所でいいなら15時くらいに案内できる。」現在11時ちょっと過ぎ......。
待てるか!!!!!

夫を押し切って救急車を要請。頭を下げて済むなら後から地面につくまで下げればいい。まだ自分の体調を伝えることもできない息子に何が起こってのかわからないのに4時間も待てるわけがない。

運良く救急車で近くの大きな病院に搬送してもらい、すこし安堵。いろいろと検査をしたが、結局原因はよくわからず、その日は様子見のため入院。

ちなみに、息子は救急車で搬送中に目を覚まし、いつもの様子に。しまった...これは怒られるやつ...と覚悟したが、医師からは「いつも見ている親御さんがおかしいと思うなら遠慮なく救急車は呼んでいい」と言われて一安心。コロナ禍でお忙しいのに、医療関係者さんホント神...。

次の日診断があり、やはり原因がはっきりしないため、てんかんの可能性があると、ここではじめて示唆される。
後日脳波の検査をとるも、やはり状況は変わらず。定期的に通院して様子をみることが決まる。
この時点では一歳くらいで自然と落ち着くことが多い乳児良性てんかんの可能性が高いと言われていた。