見出し画像

第74回 朝日杯FS 「JRA-G1競馬予想のスタートはココからだ!」 ~Q的コンピ指数~

 みなさんこんにちは🙇🏻‍♂️Qです! 昨日の中山競馬でのターコイズステークス予想は何とか的中させることが出来て本当に良かったです。ミルコ・デムーロ騎乗の最終オッズ2番人気ミスニューヨーク号優勝で予想馬が連複馬券内に全て入ったことでホッとしているところです😌この勢いで明日の朝日杯も的中出来るようにと思います。では早速予想に入ります。

 今回の朝日杯は全17頭で前日土曜日23時現在で単勝10倍を切る人気上位馬は4頭、次点の10倍台が2頭というよくあるオッズ構成のレースにあります。おそらく明日のレース締め切り直前で5〜6頭の一桁台となると思いますが極端に票が売れるいわゆる一本被りは無いと診て良いと思います。
 現在の1番人気馬は1枠2番ドルチェモアで僅差の2番人気に6枠12番ダノンタッチダウンですが、大方の予想ではこの二頭のオッズ的位置関係は二転三転しそうなくらい拮抗しています。ただ3番人気以下をやや離しての人気にあるとはいえ単勝オッズ4倍前後という断然的なオッズに無いことからどちらか一頭もしくは二頭両方が馬券外に飛ぶ可能性も否定出来ないと言えます。これは永く競馬に携わってきていると理解出来ることなのですが、単勝人気上位二頭のワンツーでレース結果を占める時のオッズは共に2倍台にある時です。このパターンのレースは各競馬場に於いて出現することは勿論ありますがその出現率は基本的にかなりと言って良い程少ないです。またどちらかの単勝が的中することになるのですが同時に馬連の最終オッズも2倍台となることが多く、もしこのようなレースで大金を一点に掛け勝負してもハラハラした割にあまり儲けが出ないという結末が待っています。逆に言えば安心して一点勝負出来るレース機会とも言えるのですが…。
 さて今回の朝日杯もいつものようにコンピ指数で持ってQ的に予想したいと思います。

日刊スポーツコンピ指数より抜粋

 まず隣枠理論(引き連れの法則)から言えることは今回の朝日杯は単勝上位馬からの優勝が無いかもしれないという不安定な組み合わせとなっています。これは引き連れ理論以前に、朝日杯用にQ的に揃えた過去のレース結果2009年から2020年間から抽出したデータとの比較から言えることで特に7枠14番レイベリングはほぼ確実に馬券外を示しています。これに引き連れるかのように1枠2番ドルチェモアも安泰と言えなくなっている状況にあります。また、例えば12番と13番という上位馬同士が必ずしも枠的に隣理論に合致しているから馬券内だという見解を持つのは早合点で危険となります。
 総体的な馬券傾向はコンピ指数第1〜4位間から1〜2頭の圏内、指数5〜10
位間から優勝馬を含む2頭の圏内出現の傾向がみられます。
 Q的見解としては3連複軸に6枠12番ダノンタッチダウンと2枠3番オールパルフェの二頭を一列目に。2,11,14の三頭を加えた計5頭を次列へ配置。三列目に7,16,17の三頭を加え計30点とやや点数は多いですが万全を期すフォーメーション体制で的中を狙いたいと思います。

2019年有馬記念優勝馬 リスグラシュー

 総決算と言われる有馬記念が翌週に控え競馬ファンのみならず世間は一年の締めくくりをこのレースで的中という快感で締めたいと考える人が多いのですが、私Qの競馬に対する一年の始まりは全て今回の朝日杯(牝馬では先週のジュベナイルF)が始まりであり後の一年、延いては年末の有馬記念に直結するレースだと捉えているのは全ての馬が必ず通る世代の「2歳」の重賞でありG1という大きなレースだからです。出たくても切符が取れないダービーならこの朝日杯とて同じです。年を跨いで3歳となり成長した若駒達の華やかなダービーやオークスばかりが気を引きますが、昨年の覇者ドウドゥースが今年ダービーを制したように元を辿れば2歳G1こそが3歳重賞は勿論全ての古馬G1へと繋がる重要なレースなんだという認識はあらためて持つべきだし否定する余地は無いと思います。有馬記念ありきの冬の大一番説より2歳重賞がもっともっと重要視すべき風潮がいつか近い将来に起きる事を願いつつ…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?