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第17回キーンランドカップ(G3)Q的傾向と対策〜彼女に腕を掴まれた男はその後ゴールするのか?💐〜

 みなさんこんにちは!🙇🏻‍♂️Qです。ここのところ暑さもすっかり化を潜めた感のあるココ札幌です。地域によっては朝晩の寒暖差で山あいに紅葉を拡げる気温になってきました。北海道シリーズもいよいよ終盤に入り、札幌競馬場での重賞は残すところ今回のキーンランドカップと来週の札幌2歳ステークスのみです🏇秋の訪れとともに秋のG1への期待を懐も一緒に更に膨らませてほしいものです👛
 今回キーンランドカップでやや偏りのあるポイントを見つけたので参考にしてみて下さい。一部他の競馬情報媒体と被る箇所があるかもしれませんがそれなりにQ的に独自の見解を述べていこうと思います。

牝馬が強い
今年のキーンランドカップに事前登録している馬は全部で20頭(8/25時点)🏇その中で牝馬の登録は11頭です。
 過去20年前の2002年まで遡って調べてみましたところ、牝馬の三着内に入った年数は実に18回もあり、対象外となった2008年(優勝馬=タニノマティーニ)での出走牝馬3頭はプラス28キロなど大幅馬体増減が原因かと思われ、共に着外に敗れています。またもう一つは2012年(優勝馬=パドトロワ)で6頭の牝馬が出走しましたがシュプリームギフトの4着が最高着順となっています。敗因と着順を勘案すれば毎回上位入着の可能性が高い牝馬を馬券対象と考えいっそ軸にしてもよいと思われます。
 データ的にもこの傾向を推す理由の一つにこの20年間での牝馬の優勝は6回でワン・ツーを合わせるとなんと13回にも登ることをここに列挙したいと思います。つまり三着内回数から考えて3連複の軸にすることは勿論、馬連または三連単の軸にもなる要素は大きいとみます。
 前走からのステップで顕著なのは2011年と2018年優勝のカレンチャンとナックビーナスの二頭の「函館スプリントステークス優勝」からの参戦でしたが今回のキーンランドCではその優勝馬ナムラクレアは不在で当時の出走馬からは3頭です。その中で4着に入ったレイハリアがやはり牝馬ということもありここは注目の一頭と診てよいと思います。

連続した枠出現の傾向
過去20年の三着内に入った「枠番」に注視すると、どうも隣の枠または同じ枠に入った隣の馬を連れてくる傾向があります。例えば下のレース結果をまとめた表1.のように例えば5枠(黄色)と6枠(緑)、4枠(青色)と5枠(黄色)や、7枠(オレンジ色)と8枠(ピンク色)というような具合にです。

表1

 この傾向はこの20年間で15回あります。であれば一体どの枠を中心視出来るかというとそれはどうも単勝上位人気の枠を基本にみれば的中率が上がるようです。それは1〜3番人気馬が入った枠番が11回ありそれを基軸にみると15回のレースで先に述べた「となりの枠」の馬を馬券内に連れてきています。それは単勝の人気に関係なく、2017年では2番人気のソルヴェイグが2着に入りましたが1着には隣の枠にいた12番人気エポワスが入りました。ちなみにこのエポワスの6枠の隣の5枠ナックビーナスが更に3着に入り3連複15,390円、三連単は114,13円の高配当の結果を出しています。

3番人気内馬の活躍
 比較的人気上位で決着する傾向にあるJRAの重賞競走は阪神大賞典など他にもありますが、このキーンランドカップも北海道シリーズの中ではそこに位置づけされるかもしれません。それはこの20年間で1番人気馬の3着内回数は実に14回で内5回の優勝があります。また2番人気では同じく10回の複勝圏内で3回の優勝、3番人気もほぼ変わらない8回複勝圏に入り3回優勝しています。上位人気から2頭以上が馬券内に入ったのは9回で内2回が3頭揃って入着しています(2016年、2019年)。またこれらの中でほとんどのレースに牝馬が絡んでいるということを考えるとやはり牝馬は外せない、況してやそれが人気上位に推されているとなると必須の買目となるのはいうまでもありません。


 昨年はやはり牝馬の優勝でした。2着も牝馬ですが馬体を増やしてG1馬の意地を見せたセイウンコウセイが3着に入り9番人気という不本意な汚名返上といったところでしょうか。いずれにせよQはこの構図を一頭の男馬を二頭の女馬が奪い合う意地の張り合いのようにどうしても見えてならないのですが...💧今年はどんなドラマが待っていることやら🐴楽しみです。

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