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目から鱗...日本ダービーの答えは超簡単!? 〜第90回東京優駿Q的考察

 皆さんこんにちは!Qです🙇‍♂️久しぶりの投稿ですがさすがに年に一度、選ばれしその馬にとっては一生に一回の東京優駿日本ダービーとあっては黙っていられないのは私だけではないと思います。今年2023年で第90回という節目を迎えながらも単勝1.6倍という断然の人気を背負ったサートゥルナーリアが馬券圏外へ飛び、一方で結果的に三冠をのちに達成する2020年のコントレイル以外2016年以降全ての優駿で敗れるという1番人気馬の存在が混沌とした状況に在ると感じているのは私Qだけではなく、多くの競馬ファン就中競馬歴ん十年という酸いも甘いも知り尽くした言わば往年のファンであれば同じ思いを強く抱いているはずです。
 『的中した。しかしなんかシックリ来ない…』『レース前のワクワク感が無い』などこれはもしかして自身の年齢に依るものなのか?東日本大震災前年に生まれ当時日本の復興スローガンとして揚がった「絆」に因んで名付けられたキズナの2013年の感動的な優勝には程遠いどこか褪めた気持ちがこの数年続いているのは確かな実感です。そう、ダービーそのもに対して「覇気」が無いのです…。
 これははてさて原因は何なのか?それはかのディープインパクトのような確たる存在の馬が不在するという状況にあり、手応えが無いまたは馬券を買う上で不安が先行してしまうという心理があるためだと思うのです。馬券を買うにあたっていわゆる「軸馬」を確定させる方もいれば「ボックス」という安定を先行させる手法で買うなど様々ですが、いずれにせよ採算を度外視してとにかく的中を目指すのか、超人気薄の馬をチョイスしての万馬券狙いで堅実馬券を尻目に孤高街道を突っ走るのかの分かれ道にある競馬ファンが多いはずです。私はこれをダービー心理と言いたいです。誰が見ているわけでもなく的中の暁にはSNSにその馬券をアップして自慢したり、私Qのように4着馬券を敢えて披露する意味不明な自虐的な輩が多くいたりするのもダービーです。
 春も終わりになりかける頃に開催される若駒達のただのひと番組にもかかわらず…。

 今回Qは過去3年を区切って今年2023年第90回日本ダービーを予想してみましたところ以下のような偏り且つ共通したレース結果を見つけたので公開したいと思います。

2020~2022年東京優駿当日第9レース〜第11レース各レース結果


 上の表は2020年から昨年2022年までの3年間に於ける東京優駿日本ダービー当日東京競馬場で施行された薫風ステークス(第9レース・左端)、むらさき賞(第10レース・中央)そして東京優駿(第11レース・右端)の三競走レース結果を一覧にしたものです(競馬ラボレース結果より)。
 ここでは出目が発生し結果的にその年の日本ダービーにレース結果がリンクしていることが分かります。例えば2021年、左端の薫風ステークスでの2着に1枠2番ハンプトンハートが連対し、その右隣のむらさき賞では5枠10番ジュンライトボルトが優勝するという結果でした。つまり第9レースで2枠、次の第10レースで5枠が連対という結果がそのままメインの日本ダービーへリンクするという結果を生み出したのです!
 結果的に2つ前の第9レースの1枠と次の第10レースで5枠が連対した事で同日のダービーでそのまま枠連1-5という結果を生み出す事に繋がっています。2020年では2つ目のレースむらさき賞での3着枠「3枠」がダービーで連対していることから今年も第9〜10レースで3着までに入った枠番を抑えた方が無難かもしれません。
 このパターンでメイン東京ダービーのレース結果を予想する方法は、
1)東京第9レース=薫風ステークスのレース結果での枠連を確認。
2)東京第10レース=むらさき賞のレース結果での枠連を確認。
 この結果各レースから計4つの枠番(もしくわ6-6などゾロ目であれば一つ)が判明するのでそれを日本ダービーに当てはめて考察すれば自ずと結果が予想できるという事になります。
 また、ここ三年の日本ダービーは1・2着こそ単勝1〜4番人気以内での決着が見られますが3着(3頭目)が7〜9番人気と中穴以上の人気薄馬が馬券内に着ていることから9〜10レースでの3着内枠番がたとえダービーではどんなに人気薄でも買うべきだと思います。それは2018〜2019年連続で単勝万馬券となる馬が馬券内に入っていることから、ここは躊躇なく買目に入れるべきで疑心暗鬼になったり心理的にブレが生じると折角の高配当結果を取り逃がす事に繋がりかねません。心を鬼にする…これが肝心と言えそうです。
 それでも更に肝心なのは本番の日本ダービー予想です。私Qの2023年日本ダービーのコンピ指数予想は今の所馬番の若い順に5、6、7、11、12 の5頭です。ちなみに2番スキルヴィングは?が付いています。ここはバッサリ切るつもりです。5番ソールオリエンスは不確定要素が多く、単勝人気は前日から物凄いですが決して本命に出来る馬では無いと判断しました。今回は押さえの評価です。

 今年も数千頭から選ばれし精鋭達が集う事になる日本ダービーも今年で90回を数える事になりました。昨今の猛暑の中で本来の持ち味が発揮出来ずに終わった馬や抽選の目を掻い潜って何とかここに辿り着いた馬もいました。中にはご観覧に来られた当時の皇太子殿下、そして鞍上の騎手と同じ誕生日で優勝した馬もいました。ダービーは特別な日であるのは何も年に一度のお祭りだからではありません。決して騒がずしていても十分に堪能出来る「格別な日」であると言えるのはやはり馬と人とが一体になれる特別な日であるからです。この日にゲートイン出来なかったよく知る僚友がいたでしょう。一緒に観戦さえ叶わなかった友人いたかもしれません。電車賃がなくても馬券は買うと、片道10km以上を歩いて東京競馬場までいったというファンがいました。前日に亡くなった父の葬儀を早々に切り上げて応援に行ったという強者もいました。
 私は知っています。競馬は人を繋げることを。
 私はそれを確信しています。
 全馬無事完走を祈ります。
 いざ、ゲートインへ!

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