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このたびの店について、

 2/26_OPENなので営業して5ヶ月ほどになりますが、準備は11月初めからしてるので気持ち的には半年以上してる感覚です。友人含めかなりの方々に関わっていただき開店できたお店だった事もあり、当事者感が無かったのが事実ですが、最近ようやく「自分の店」という自覚が出てきました。

 今町1丁目という街中でも下町風情な立地も僕には肌に合っている感じがします。

 人から見れば時間変えたり値段上げたり方向性が右往左往しているように見えるかもですが、自分の中での芯は通しているつもりです。焼肉、ラーメン、コーヒーみたいな店にはしたくない。

 ほぼ生きる事への執着が無い僕を知ってる人には「その歳でお店始めるなんて凄いね」とか、「神様が生きろって事だよ」とか、それぞれ言葉は違うけど「生きる意味が見つかって良かったね」的な事を言われるのですが、それはもちろんご好意で言っていただいている言葉だとは思っていますが、

 自分の中では、ただの「死なない為の足枷(あしかせ)」にしか感じられない。

 今までの数回の事業は「別にやめてもいいや」という思いがどこかにあり、やめてしまったものや、やめなければいけない状態になったものやありましたが、今回は「砂を噛んででも生き残ってやる」という強い意志みたいなものを感じます。もう後がない年齢というのと、本当でやってみたかった事、好きな事であり、出来る事をはじめてるので、それの挫折はイコール本当の自分自身の挫折であり、その後の自尊心を保てない自信もあるので。

 脳みそに汗をかき、作業も伴いながら生き残っていきたいと思います。


ふる

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