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歯がない⁉

ブログ第一本になります。
よろしくお願いします。

1.初めに

私は、アクアリウム好きなので、熱帯魚を飼育しています。
過去には、日本の淡水魚(カワムツやアブラハヤ等)も飼育していました

昔飼っていたカワムツです。

今は、熱帯魚ばかりで、日淡はいつか再チャレンジをと思っています。
前置きが長くなりましたが、テーマについてお話しします。
まず、こちらの写真をご覧ください。

画質が悪くてすいません

これは、私の飼育しているピンクテールカラシンになります。
口の辺りに歯があることが確認できると思います。
これを見た時に思ったことは、「魚に歯がある!!」です。
何を言っているんだと思うかもしれませんが、実は、歯のない魚もいます。
すごい発見をしたわけでは決してありません(笑笑)が、思ったことを書いていきます。

2.魚に歯はないのか?

日淡を飼育していましたが、日淡のほとんどが、コイ科の魚が中心でした。
そのコイ科は、実は、歯がありません。
その証明の一つの写真が下のものになります。

コイ歯骨(左)
コイ歯骨(左) 裏側


これは、コイの歯骨です。つまり、下顎部分になります。
確かに、顎に歯がないことが確認できます。
フナの骨も持っていますが、同じようになっています。

一方、スズキの顎の骨はこちらになります。

スズキ歯骨(左)
スズキ前上顎骨(左)

例として、スズキを出しましたが、歯が確認できます。
他の魚だとクロダイやマダイでも歯が確認できます。
(てか、海の魚ってスズキ目多くね?ww)

3.コイ科の歯はどこにある?

写真の通りコイ科の魚は歯がないで終わり…ではありません。
例えば、コイは雑食で、植物から魚まで何でも食べます。ましてや、コイの大好物は貝と言われています。
歯なくしてこれらを食することできるでしょうか?
答えは「NO」であり、つまり、コイ科に歯があると言います。
では、どこにあるのでしょうか?
正解は、「喉」にあり、そのような歯を咽頭歯と言います。
彼らは一旦飲み込んで喉でかみ砕いています。
その咽頭歯は、こちらになります。

コイ 咽頭歯
ヘラブナ 咽頭歯

私が持っている咽頭歯は、コイとヘラブナの二つだけです。
これらの写真のように種ごとに咽頭歯の形が違います。
咽頭歯は、コイ科以外の魚にもあります。
(*私が知る限りだとニシン目などや目視したスズキにもありました。)
興味が湧いた人は、是非探してみてください。

4.まとめ

ピンクテールカラシンの歯を見た時に、歯がある魚(しかも目の前で見える)を目の前で飼育したのが初めてだと思ったので、その感動を書きたかったというのがこれを書いた動機です。
最後まで御覧なって下さいありがとうございました。

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