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Je suis une poupée de cire Une poupée de son



今秋もやってきました、よしもとお笑いフェスin仙台。

前回同様にすごい面々。


昨年は見取り図目当てに行きましたが、今年は絶賛ハマり中のロングコートダディと男性ブランコを観たいが為に行ってまいりました。1回目と2回目とありますが、久々に観るライブだし後悔したくなかったので、今回は両公演ともに観てきました。1回目は前方の席が当たるかもと期待を込めて先行販売、2回目は空いている座席を確認してから購入したかったので一般販売でチケット購入。

ちなみに先行販売の時点では出演メンバーは一部しか発表されず、追加出演のメンバーを知ったのは10月に入ってから。ネタパレを観ていた時に流れたCMで知りました。
まさかの千鳥の出演にびっくり。テレビに出ているイメージが強いから、地方営業に来るとは思っていませんでした。

1番最初の告知がこちら。
このメンバーだけでもすごく豪華すぎる。



昨年同様に、前日の内から翌日の準備を入念に始める。
今回はあるアイテムをどうしても身に付けたくて、それを基に服装やメイクを決めていきました。気合いを入れるところが全く違うのはご愛嬌。そのアイテムがこちら↓

ちなみに当日の仙台の気温は12℃前後。


男ブラ風味の強い色合いに一目惚れして購入したGUのストール。それに合わせるように緑×茶のコーデで行ったので、多分見る人によっては男ブラ強火担に見えたと思う。街中でストール巻いていたのは私くらいなので、多分このnoteを読んで気付く人がいてもおかしくないです。
メイクも緑色のアイシャドウ。髪を纏めるシュシュも焦茶色。もう強火どころじゃない。


公共交通機関に揺られながら、向かったのは東京エレクトロンホール宮城。最寄りの勾当台公園駅から歩いて約5分。
昨年は到着した時点でかなり列ができていたのを何となく覚えていたので、ぽつぽつと雨が降る中で並びたくないのもあり、今年は開場時間前に着くのを目標に向かいました。

今年も勾当台公園では餃子フェスが開催中。あいにくの雨の為、公園内の人は少なかった気がします。晴れていれば、1回目と2回目の公演の間のお昼休憩で寄って行こうかと思ってましたが、やむなく諦めることに。
ちょうど1年くらい前の『浦井の枕もと』で浦井さんが餃子フェスに触れていたので、是非リベンジしていただきたかったなあ。


そんなこんなで到着した東京エレクトロンホール宮城。
列も前方で並べたので、問題なくするすると会場内に入れました。座席位置も事前に調べていたので、迷うことなく着席。

1回目。
舞台との距離がかなり近い
2回目。
数えたらわかるけど念のため座席番号隠します。



会場内では芸人さんたちの歌が流れていて、開演時間までだいぶ時間があったので、誰の曲か暇つぶしがてら調べてメモしていました。

↓以下は当時のメモ。公演終了後と2回目の際の追記分も含まれます。

・入った瞬間にチョコプラのパーカーJr.が流れていて思わず笑ってしまった。お笑いライブはもうここから始まっていた。
・トニーフランクさんの優しくて味のある歌声。男ブラをはじめ色んな芸人さんに愛されるトニーさんの生歌も聴いてみたい。
・レインボー池田さんの曲可愛すぎ。声質からすぐに誰かわかったけど、歌詞を聴いていたらすごくポップで、中性的な池田さんにぴったり合っている。今日は女装するコントなのかな。
・サイバーチックな曲は誰の曲だろうか?EXITかな?(2回目の公演で聴き取れた『どこかのギャル男』という歌詞から検索したらやっぱりEXITだと判明)
・プラマイ岩橋さんの曲面白すぎる。昨年も言っていたかもしれないけれど本当に岩橋さん多才すぎる。また仙台に来ないかなあ。
・ロバート秋山さんのトカシカをバックに、会場アナウンスが流れる。密かに漏れる音楽に笑いそうになる。最後の笑い声もやばい。
・鬼奴姉さんの艶のある曲格好いい。なんかガンダムとか90年〜00年代のアニメのOPで流れててもおかしくないと思う。
・クセスゴの日谷ヒロノリのチェンジが流れて、今日は千鳥が出ることをふと思い出す。やっぱりすごい面々だわ。
・如月マロンちゃんのイチゴのショートケーキが流れ、サビ直前に前説の芸人さん登場。今年は気仙沼住みます芸人のけせんぬまペイさん。軽快な感じが印象的。
・前説後、開演直前まで流れていたのがベリベタ。久々に聴いたリリーさんの歌声に、去年は見取り図が来たことを思い出す。初お笑いライブから約1年。また見取り図に会いたい気持ちが強くなる。来月の単独で会えるのだけれども。

追記したとはいえ、公演内容に触れる前からの文字数の多さよ。何かしていないとドキドキが止まらないので、その反動でこんなに書き溜めていました。

今回も披露されたネタ内容には触れずに、印象に残ったことを記していきたいと思います。最近は全然文章を書いていないので、語彙力が更に無くなっています。昨年のレポよりも質が落ちてるのでご容赦くださいませ。






①ゆにばーす
1回目も2回目もトップバッターで登場。ネタ前の掴みで会場を大いに盛り上げていました。詳細は書けませんが、特に1回目の序盤にあったはらちゃんの◯指Fワードにはだいぶ心を持っていかれました。絶対にテレビではできないライブならではのボケに、今日観に来て良かったと早いうちから実感。
男女コンビだからこそのやり取りだったり、お互いの別方向の癖の強さを十二分に活かした漫才で、まだ始まったばかりなのにいっぱい笑わされました。
はらちゃんの一挙手一投足が可愛いし、何よりもパワフル全開なボケに終始笑わせてもらいました。周りにはらちゃんみたいな方がいたら、きっと毎日楽しいんだろうなあって思う。
川瀬名人さんのサラッと出てくるキレ味鋭いツッコミも好きだし、触れてはならぬ禁足地の事やついポロリと出てしまった毒も、お目にかかれない内容ばかりなので、今度はこちらから劇場まで足を運んで観に行きたいと思いました。公演の合間に老舗の珈琲店に行っていたようで、仙台を満喫していただけているようで何よりです。




②レインボー
こちらも両公演2番手として登場。
1回目はどちらも素のまま登場でしたが、2回目はお二方とも女装した姿で出てきてくれて、念願の池田さんの女装姿を拝むことができました。タッパもあってガタイも良いはずなのに、ステージに立った池田さんは紛う事なき女子でした。本当に綺麗だし可愛い。素の池田さんももちろん格好良いし、格好良いも可愛いも池田さんの為にある言葉なのだとしみじみ思いました。
間近で観るジャンボさんはもう存在感がすごかった。存在感=ジャンボさんって言っても過言じゃないくらい。特に1回目は舞台と座席が近いし、舞台ギリギリの位置までジャンボさん近付いてきていたので、もうジャンボさんの印象がかなり強すぎる。
最初は自己紹介や特技披露などフリーな時間で、後半にネタ見せという構成。今までコントのイメージが強かったけれど、披露してくれた特技(ほぼ物真似だけど)もクオリティーが高いし、お客さんとのレスポンスも上手いし、距離が近く感じて、すごく親近感が湧きました。平場とかトークとかもっと聴いてみたくなる感じ。今までとの印象が1番変わったコンビかもしれません。
後、この日1番の盛り上がりとなったであろうミラクルも起きました。ジャンボさんも池田さんもびっくり。




③ロングコートダディ
もう少し後かなーって思っていたけど、 3番手に登場。隣に座っていた方が「(兎さんの)パーマくるくるしてる」と呟いていたのが耳に入り、兎さんを観る時に髪型にまで目がいってしまって少し笑ってしまった。
1回目は漫才。スーツ姿のロコディを生で観たのはお初でしたので何となく新鮮味を感じました。後、漫才の時に醸し出される緩やかな雰囲気がすごく好き。喫茶店とか学食とかで隣の席に座っている友達同士が話しているところを、耳をそば立てて聴いてしまうような感じ。
堂前さんが動くことが多く、身体の柔軟性や体幹の強さを目の当たりにして、猫背も相俟って本当に猫っぽいなあって思っちゃいました。裾からチラ見えした靴下も可愛い。
兎さんは表情や声のトーンの使い分けがとても自然。驚いた時に出る、目をまん丸とさせた表情や声の裏返った「え?」も聴けました。パーマにも目がいってしまいがちですけど、兎さんの持ち味が存分に発揮されていたと思います。
2回目ではコントを披露。ネタバレになるので説明できないのが辛いところですが、堂前さんの一言一言がツボだし、兎さんの期待を裏切らないけれどそれを超えてくるところもツボ。兎さんが噛まずに言えたから成り立ったコントだったように思います。
後、兎さんの芸名の由来も聞けました。もう少しで『油』に改名されるところだったことだけお伝えします。



④あべこうじ
4番目に登場。6月のルミネ公演以来で、その時の面白さを覚えていたので、登場した時はすごくワクワクしました。
ルミネや両公演ともに同じトーク内容があったりもしたのですが、何回聴いても面白い。オチがわかっていても何度でも笑ってしまう。ルミネの時と同様にあべさんのトーク力に呑まれていました。絶妙な距離感で引き込んだり突き離したり……まるで手の平の上でころころと転がされているような感じでした。
「今日笑顔になった分、誰かを笑顔にしてくださいね」という優しい言葉にも心を打たれました。明日からまた仕事だな嫌だなって思ってたけど、また明日からも頑張ろうって元気を貰えました。笑顔のお裾分け大事。

1回目ではここで一旦小休憩。
けせんぬまペイさんが登場して、参加自由の以心伝心ゲームをしました。見事一致したらオリジナルステッカーをプレゼント。

2回目は時間の都合上、休憩無しで次の芸人さんが登場しました。スケジュール等もあったのか、出番順も1回目とは異なっていました。




⑤男性ブランコ
ここで本命コンビ登場。1回目では5番目、2回目では6番目の出番でした。両公演とも漫才ネタだったので、お馴染みの緑茶色とほうじ茶色のスーツで登場されました。同系統のストール巻いてきて良かった。
以前のルミネはコントだったので、聴くことのできなかったツカミも生で聴けました。一年前は見分けがついていなかったけれど、今はもうどちらがどちらかわかるようになりました。
漫才も男性ブランコの穏やかな空気感と不思議な世界観が上手く合わさっていてとても面白かったです。
平井さんの独特なワードセンスも健在で、「立見」ならぬ「座見」という初めて耳にする単語を教えていただきました。時にはネタ中に甘噛み程度に噛んでしまい、浦井さんにイジられた場面も。平井さんが動いたり喋ったりする度に何を仕出かすのだろうとソワソワして観てました。
浦井さんはいつもの穏やかな低音ボイスだけではなく、そんな声まで出せるのかというほどの高音ボイスも聴けました。困った時に眉根を寄せる訝しげな表情もまた良い。漫才中に素早い動きを観せた場面もあり、それが平井さんの腕を勢い良く掴むというものだったので、普段の浦井さんでは見られない仕草でちょっとばかし驚いたしドキッとしました。芸人だったりアイドルだったり役者だったり……浦井さんの色んな表情を見てきたつもりでしたが、まだまだ奥が深い方なのだと思いました。
観るも良し。聴くも良し。男性ブランコは良いぞ。


⑥とろサーモン
男性ブランコの空気感とは打って変わって、どんな漫才を披露するかハラハラしていたコンビが登場。1回目では6番目、2回目では7番目に出てきました。
久保田さんが第一声から世間を騒がせている問題に触れようとしていて、村田さんにすぐ止められていました。もうこの時点からヤバすぎて、久保田さんから目が離せなくなりました。ぼそぼそと早口で喋ったり、上からな感じで村田さんに指示を出したり、怠そうな雰囲気もテレビで観たまんま。でもライブだからこそ地上波では見せられない狂気に近い感じもあったりして、すごく面白かったです。
1回目のネタ中、マイクに雑音が入るという音響トラブルが発生。最初のくだりもあった為、銃撃に遭っているのではと久保田さんがオロオロし出しました。こういうトラブルを面白く対処できるところに芸人の腕の強さを感じました。ただ、ネタの良いところでも雑音が入ったことで気が散ってしまって、お客さん側の集中力がややブレてしまったところも。
でもそれを覆すかのようなミラクルがまたも起きました。タイミングが合いすぎて仕込みかと思ってしまうほど。


⑦千鳥
追加出演が決定し、かなりの驚きを齎したコンビがここで登場。1回目では7番目、2回目ではトリとして出てきました。
拍手も結構大きくて、登場した瞬間みんな手を振っていました。ノブさんは会場全体に振り返していたけれど、大吾さんはピンポイントに1人だけに振っていました。すごく羨ましい。
両公演とも同じネタを披露。でも所々の内容が違っていたり、大吾さんもアドリブを入れたり、そのアドリブにノブさんが耐え切れずに笑ったり……普段観る千鳥がそのまま舞台にいる感じで、2人のやり取りがとても面白かったです。
とろサーモンとは異なりますが、ネタ中にこれまたタイムリーな問題を織り交ぜていました。千鳥だからこそ許される程度のイジりで、会場中が同意するように笑っていました。誰かが触れると思っていた問題に、まさか千鳥が触れてくるとは思ってもいませんでした。



⑧中川家
昨年同様にトリを務めたのは中川家。2回目では5番目の登場でした。2回目の出順が変わっていたのはびっくり。
1年前も思ったけれど、貫禄も安定感もすごいし、何よりお二方とも車掌さんやおっさんおばちゃんを演じるのがとても上手。声色も話し方も、まるでコピーしているくらい正確で面白い。皆が経験したり、あるあると思ったことをすぐになりきってやるから、共感してついつい笑ってしまう。
2年連続仙台に来てくれて嬉しいですし、また来年もあれば是非来てほしいです。



今年もトリの芸人さんがハケるのに合わせて降りる緞帳。
約1時間半の公演を2回続けて観ましたが、めちゃくちゃ笑わせてもらいました。満足感すごい。

公演後は鎌倉パスタに行って、遅めの昼食兼早めの晩ご飯をいただいてきました。
どうしても海鮮系が食べたいのとヨモギのパンが食べたくて、ウニのパスタにパン食べ放題のセットを注文。届く合間に今日の公演を忘れないように、後でnoteにまとめられるようにメモしていきました。

相変わらず美味しく撮る技術はありません。


色々と振り返って思ったこと。
ライブに行く度に、また生でお笑いが観たくなる。ゆにばーすやレインボー目当てに渋谷の無限大にも行きたいし、今日の出演者が多数活躍するルミネにもまた行きたいし、まだ行ったことのない劇場にも行ってみたい。
配信だったりテレビや各々のYouTubeでネタを観たりするのも好きだけど、生で観た時の迫力や影響力は段違い。
冬になると仕事もますます忙しくなるだろうし、また来年の春先にでもライブを観に旅行したいなって思いました。東京なら日帰りでも帰って来れますし。

拙いレポートですが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに前回のレポートも貼っておきます↓


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