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納得いかない話#11supremeの話

こんばんはOMIです。
今日は世界的スケーターブランドの supreme について話したいと思います。
皆さんもよくご存知とは思います。赤い長方形の枠に白抜きでsupremeのロゴが目印のアレです。
ヒカキンさんやキムタクが好んで使っていたり、海外セレブも着るので、日本国内でのブランド価値はうなぎ上りに上がり、今やラコステやフレッドペリーはおろか、GUCCIにも届かんばかりの勢いです。あくまで日本国内での話ですが。

supremeのアイテムが「ダサい」とか「良さが分からない」と言ったやっかみ混じりの意見もネット上では見られますが、個人的には洗練されたデザインが多く、カッコいいなぁとは思います。

そんな訳でおじさんもひとつ、キャップでも買うてみようかと公式(?)オンラインショップなるサイトで探してみると、、、

な、な、な、なんじゃこりゃぁぁ!?

本当、誇張なしで馬鹿みたいにな値段。パーカー1着84000円とか、バケットハット 1つ30000円とか、御目当てのキャップでも10000円超え当たり前。NEWERAが作ってるのに。NEWERAのキャップは3000円位で売ってるのに。
あの小ちゃいロゴに7000円も払っていうのですか?

嫌です。もっとカッコいいキャップがNEWERAで売ってます。

もちろん、メルカリなどの中古市場も覗いてみましたが、状況は一緒。販売元がぼったくるか、転売ヤーがぼったくるかの違い程度でした。

最初にこの状況を知った時、まずはsupremeという会社に怒りが沸きました。「仮にもスケーターブランドだろう?こんな値段のアイテムをキッズ達が買えると思ってんのか?こんな儲け至上主義の会社なんて、もはやスケーターブランドじゃない!」と鼻息荒く怒りまくりでした。

しかし、実はsupreme、本拠地アメリカでは日本の価格の半値以下で売っているのです。じゃあ誰が値を釣り上げているのか??答えは明白、自称公式の輸入販売会社が倍に釣り上げて売っていたのです。そもそも、日本ではそういう売り方でいいと判断して契約しているsupremeにもやはり問題はあると思いますが、人気商品だからって尋常ではない値まで吊り上げる販売会社も酷すぎる。

さらに言うと、supremeが好きな皆さんも価格暴騰に貢献していると言わざるを得ない。欲しいんだからしょうがないんですが、どうも昔見た光景です。

コミケからのピンクハウス、DCブランドからのコムデギャルソン、コムサデモード、渋カジからのラルフローレン、その後も、猫も杓子もポールスミス、猫も杓子もビームス&ユナイテッドアローズ、猫も杓子もアバクロ 、、、そしてsupreme、、、同じ匂いがします。

欲しい人が高い値段を出して取引が成立しているならば、なんの文句が?と言われるかもしれないが、実際問題として、マトモに頭の天辺から爪先までアイテムを揃えられるのは、40歳も超えた少し金の都合がつくオッサンの持ち物に収まってるケースが非常に多いのではないかと思っています。

カッコいいブランドは、常にキッズが買える価格帯で売ってほしいものです。

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