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宮崎Uターン物語 #MU

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仕事も決めずUターンしたら、こんな世界が待っていた。
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2017年10月の記事一覧

55 街との相性



ハタチの記念に買ってもらったダイヤのピアスを片方無くしてから落胆していたのだけれど、そうだ、リフォームという手がある!と一応持って散歩に出た。

そしたら、都城と言えばな神社、神柱宮(かんばしらぐう)へのお参りを終えてスグ、昔ながらの貴金属店が現れるという奇跡。

ペンダントへのリフォームを決め、「トレッキングが趣味で」とか「これまでに4人出て行けと言って帰したうちのひとりはヤ◯ザでね

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54 挨拶が救うもの



入社MTG行くのもGoogleマップを使うくらい土地勘がないため、まずは歩いて情報を集めている。こんな挙動不審であろう30代にも「こんにちはぁ!」と元気に言ってくれる小学生に、じんわりくる夕暮れ。

この「挨拶文化」は、宮崎が誇るべき文化だと思っている。

仕事で地方に住むのは小田原と岡山で経験してるんだけど、やっぱり最初は孤独なわけですよ。そこに来ての、"知らない子どもからの挨拶"っ

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53 あなたはどんなプレイが好き?

何かが自分の意図と合わない時、いつもは「丁重に自分の持って行きたいゴールに誘導する」プレイだけれど、久々に「低い声で冷静に”私は怒っている”を醸す」プレイを発動。(主に、対応のスピードアップを狙う時に使用します)久々過ぎて疲れたし、申し訳ないねぇ…の気持ちで、次の業者が来るまの間に外出し、ポン・デ・リングを食べています。だってお風呂もテレビも早く直してもらわんと、週末の神武さま@宮崎市いけんちゃも

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52 こういう時こそ、ヨガが生きるんだ

かなり古いのをリフォームした部屋なのでしょうがないんだけれど、引っ越し初日からテレビ映らず、お風呂もつまった。日本ではなかなか珍しいクオリティに驚きつつ対応してもらい、さすがに疲れたな・・・と殺風景な部屋にヨガマットを広げたら、ちょっと気分が上がる。

昨日が最後のヨガだったんだけれど、もうインドに40回以上も行っている先生は先日ダライ・ラマに会えたらしく、その感動は、又聞きであっても心震えるもの

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51 またまた、引っ越す日



去年末、神谷町の街角で水道管?の掘削してて「大きな機械ってなんかワクワクするよね!」と後輩女子に行ったら「え?」と不思議そうな顔をされた。

昨日、延岡駅でバスを待ちながら「抜ける空にはクレーンも小さく見えるんだなぁ・・・」とふと思ったんだけれど、きっとこれにも「え?」と返されるんだろう。

さて、いよいよ引っ越し日。

当たり前だけど、18歳の頃とはまた違った心持ちで旅立つわけで

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50 「33歳の誕生日を一緒に祝うとはね~」母と笑うのは、地元の居酒屋。

誕生日ディナーは、母と多賀田@延岡へ。宮崎県内の飲食店でしか飲めないYAHAZU(ひでじビール)からの獺祭(山口を思い出して)という良い流れに乗る、ぷりぷりの魚やサクサクの天ぷら。いやー、美味かった。「東九州バスク化構想」という取り組みの中の一環「のべおか本わさび革命」加盟店である多賀田。最後のシールをもらい「よし!5000円券当てよう!」というこの参加感もまた、イベンターの血だろーなぁ、と笑って

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49 打ち上げ、それはチームの証

延岡の誇るひでじビールのビアフェスが終了して10日。誘導バイトをしたよしみで打ち上げに呼んで頂きました。久々の鮎は、ビールとも日本酒とも焼酎とも(延岡には全部あるとよ♡)相性バツグン。かつて鮎嫌いだったのが嘘のように、モリモリいただきました。最後の一本締めにもちゃっかり参加。久々の組織感を味わったあと、友人と歩く川沿いにはお月様が綺麗に浮かんでいて、なんか色々贅沢だなぁ・・・と思うのでした。

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48 年齢と秋の感じ方



鼻の中にできた吹き出物が痛くて、むかし帯状疱疹になった事を思い出して念のため病院へ。ただの炎症だったので、帰りは散歩しながら帰った。稲穂と土と日光の混ざった、ほんのり甘い風が気持ちいい。そういえば先日、年下くんの「ですです!(そうですの意)」にキュンとしてる自分がいた。身体に不調が出やすく、方言&年下のコンビネーションが響き始める歳に突入したのだなぁ・・・と感慨深く思いました。秋ですね。

47 母親との距離感②

母「昨日うなされちょったらしいわ・・・」
私「そーいえば私も金縛りあったかも!何時頃やった?」
母「同じ時間とか言わんでよー、気持ち悪い!」
私「えー、でも複数おる方が怖くね?」
母「うーん・・・」

----別の日。

母「なんか、夜に足がつるとよね・・・掴まれてる感じの、、、」
私「えっ!いきなりの怖い話!笑」
母「病院やろうか、お祓いやろうか」
私「とりあえず料金安いし病院が先やない?」

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46 延岡(のべおか)→都城(みやこのじょう)へ移住します



東京で言えば、葛西から八王子に引っ越す感じだろうか。田舎同士という共通点はありながら、海沿いと山沿いという違いや、隣接する県も違うから人の気質も文化も違う。

延岡(のべおか)から、都城(みやこのじょう)へ。

同じ宮崎県内でありながら、その心理的距離は割とある。方言も違うし、ここは鹿児島ナンバーだらけだ。

本日、担当女性の明るくゴリゴリした家賃交渉により、一目惚れしていたマンションへ入居を

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45 父親との距離感③

「俺も応募してみようかな」
「えー!ウケる!これってやっぱり繰り返しやないといかんと?」
「いや、自由らしいぞ」
「もーそしたら、"ニンシン"とかでよくない?笑」
「・・・」

父を前にスベったのは、ついこの前。

上野動物園のパンダの名前が、シャンシャン(香香)に決まりました。

44 バス誘導のバイトをしたら・・・

「いま何が楽しいっ??」

ひでじビアフェスの誘導バイト中、勢いのあるおばちゃまから聞かれて、

「えー?なんですかねー??」と思わず隣のスタッフを見た。

「アナタ20代でしょっ?」
「いやー、この彼はそうですけど。。。」
「えっ?30代??じゃあ今楽しい時期じゃない!!」
「あっ!そうですね!"日々"が楽しいです~(答え言ってもらった)」
「40代は・・・もおっと楽しいよー!50代は、まぁ、ギ

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43 延岡の経営者はアツイ

延岡をベースにしてる超アツイ同世代経営者2人とランチ。「もう充分儲かってる」から目線は社会貢献に向いてる。うーん、シビれる。先日の集まりでも、とにかく地域貢献意識の高い経営者の方々に会ってめっちゃカッコイイと思った。まさに目の前にお客様がいるからだろうか。なんか現実的でいいなぁ。裸の王様的な社長をちょくちょく見てきた身としては、よりシビれてしまう。

そしてこれから、明日から2日間行われるひでじビ

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42 東京戻りの墓掃除

東京から戻った翌日は墓掃除。母方が軽く登山な場所にあるのですが、台風によりなかなかの状態になっていた。叔母と2人、マジか・・・といったん立ちすくむ。

「私霊感あるらしいから写真に変なの写るかもしれん」
「ハハ!あんた霊感あるとけ?」
「いや、自分では分からんちゃけど言われるとよね。まぁでも、運はいいわぁ」
「へえ、笑。まぁ、運ないって言ってるよりはいいやん」

叔母と雑談してるうちに、汗ビッショ

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