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【HR的振り返り】2023

トピック2つ

① EveryHRAcademyを受講し、HRの奥深さを知る
② 人事制度改定→経営統合→人事制度構築

EveryHRAcademyを受講し、HRの奥深さを知る

スタートアップ入社時は、半年後にはHRを丸々見るようになった。ここで人事制度改定に挑戦し、0→1ができない壁にぶつかった。その原因は「なぜ」を問う力の欠如だった。

「なぜを問う」癖がつくまでが割と大変で、ふとした時に「なぜ」の追求が弱かったり、はたまた「なぜ」にこだわりすぎて進んでいなかったり・・・。言うは易し。

「なぜ」を上手に問える人と、そうでない人(今の僕と1年前の僕差という意味だけだけど)がどう違うかの僕なりの解は知識と解像度。
知識は「内」から出る感じで、解像度は「外」。その二つを正しく認識することで「なぜ」を問える。

そんなこんなもあって、人事として一通りの体系的な知識をつけたいなって思っていた時に出会っていたのが、これ。

正直自腹で出すには高ぇなと思ったけど思い切って飛び込んでみた。快諾してくれた妻と金額にビビらず飛び込んだ当時の自分に感謝。

講座には多くのフレームワークや原則が登場し、「なぜ」を問うときの生産性を爆上げしてくれる。

これによって、僕は2023年
・HRへの興味を始めて持つ(これまでは本当に人事というものを信じずにやっていた)
・人事施策の「なぜ」を問うPDCAの起点ができる
という大きな2つを得た

② 人事制度改定(前職)→経営統合→人事制度構築(現職)

上記の内容とも紐づくが、2社目の会社で、ミッション変更に伴う人事制度改定を行った。本当に初めてだったのでミスりまくった。一から人事制度作るよ適な人は割と同じミスおかしそうな気がする。

■うまくいった
・なんとか形にした
・社外の人事制度作ったことありそうな人事に凸りまくって話いっぱい聞いた。みんなめちゃくちゃ優しかった
・経営陣との対話をしまくった

■失敗した
・「ミッション変わってるんだから人事制度もそれに合わせて一新するやろ
」というなぞの思考。これは変える工数が莫大になるのと、そもそも一新した後に一人で変えた内容運用するの無理げー過ぎた。

要するに起点は「Mission」が変更することであって、その変更によって「変化する」部分はどこなのかをとらえ、なぜ変化する必要があるのか、そのためには何を変えなければいけなかったのか、そしてその優先度はどうだという部分が弱すぎた。

「とうとう俺も人事制度を作るときが来たか(肩ブンブン)」じゃないのよ、一年前の自分。ださすぎた。

・お金を使って専門家を頼る手もあった。ぶっちゃけこれは結局今でも選ばないけど、当時は選択肢にすらなかった。「俺がやってやる(肩ブンブン 2回目)」だった。ださすぎる。これもなぜを突き詰め、優先度をつけたら自然と考えるべきところ。成果がすべて。会社がすべて。

そしてその後、前職と現職)が経営統合し、僕は経営統合後の人事制度設計を行うことになった。

■うまくいった
・事業の変化とか大きい中で、うまくアジャストできた(ここはまじ成長したなと思った)
・最小限の力でやれた感じ

■失敗した
・なぜを突き詰めた先の整合性と、事業理解の弱さ(ビジネス観点の無さ)
これは失敗というか、課題。結局事業を知らなければ正しいHRなどないんだ。なぜの突き詰めは結局事業戦略で止まる、を何回も経験した。

これは2024にもつながるけど、HRが長いと今からビジネス側やエンジニアやったりそこで手を動かすのってなかなか難しかったりする。そこで一旦は
・事業を理解するには、深いHRの知識を通して事業を見る必要がある
・事業を理解するには、様々な人と触れ、アンテナを張る必要がある
ということをやってみようと思う。

・現状からの戦略
人事制度の設計や「なぜ」の突き詰めは、結構トップダウン的な視点に偏ってしまう気がする。今の現場の課題は何で、それを解決しうるHRなのか、人事制度なのか。経営統合後、そのあたりのキャッチが不十分だった気がする。でもこれはアジャストできる。現場課題には結局打ち手なので、思想をずらさない中でのアジャスト。

2024は人事のプロフェッショナルを目指すとともに、現場を一層理解するんだ。

ーFinー

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