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対人ゲームとはなんなのか。

Hello everyone
どうもいわみこうたです。
ポーカーを始めて一年、真剣に取り組み始めてから3〜4ヶ月ぐらい経ちポーカーのおかげでいろいろな人と出会い思うことがあり、突如書きたくなったのでnoteというものに初めて手を出しました。
今回は自分が20年の間に学んだ"対人ゲーム"への向き合い方について書きたいと思います。

〜まず初めに〜


11歳、小学五年生の時に初めて友達に誘われオンラインゲームというもので対人ゲームを知り、それ以降20年ほど沢山の対人ゲームをしてきました。
20代前半はFPSに打ち込み毎日16時間ほど練習してプロを目指すも断念。
ゲームをしてる人なら誰もが知ってる有名ストリーマーがまだ現役の時に毎日スクリム的な事もしていました。
一流のプレイヤーと戦い、その際に得た対人ゲームにおいて大事な事で今も活かせていることがあるので紹介したいと思います。

〜対人戦においての駆け引き〜


対人戦において格上の相手に駆け引きで純粋なスキルの差を埋める事はとても大切です。
相手の行動を読み先手を打つ・あえて弱みを見せ相手が余分に踏み込んできた部分を刺す、相手をよく観察し相手が嫌がる動きを行い思考を鈍らせる(ティルトさせる)等その他数多とある駆け引きを制した人間が精神的に優位に立ち、その優位を生かす事で相手が100%の力を引き出せなくなり、スキルの差を埋めることができます。

そして駆け引きに最も大事ものそれは

引き出しの多さ

だと思っています。
ここまでなら誰もがある程度思いつく事だと思うのですが、本当に対人ゲーム上手い人間と中途半端な人間にはもちろん考え方に違いがあります。

僕が思うに対人ゲームを中途半端に取り組んでいる人間は、常に上位の人間の考えを取り入れ逆に下位を見る事を疎かにし、情報が偏る傾向にあると思います。
なのでいざ下位層の人間にぶち当たると相手の思考が読めず、対下位層との引き出しが少なくなるので判断ミスを犯してしまう可能性が増えるのです。

実際のギネス記録にもなっている、世界で最も長い期間プロゲーマーとして活動していることで有名な格闘ゲーマーのウメハラさんが主催するオフ会で来場したファン100人と対戦を行い、ウメハラさんが得意としているキャラクターを使うわけでもなく、何十キャラもある中からその場でファンがウメハラさんに使って欲しいキャラクターを毎度選択し、対戦をして勝てばグッズがもらえるというイベントで、アマチュア・ライト層のファンが100人挑みましたが、見事グッズを誰一人に渡す事なく100連勝を達成しました。
ウメハラさんのこの例は流石に地力な部分が大半を占めると思いますのですこしずれてるかもしれませんが、普段から沢山の引き出しを用意し初心者から上級者までさまざまな層の戦い方を熟知しているからできた事であり、初心者が行うセオリーからかけ離れたムーブにも即座に対応できる柔軟な考えや引き出しの量と頑丈な土台があるからこそ成し遂げれたことなのだとおもいます。

で、話は戻りますが基本的にこの柔軟かつ頑丈土台が築けていない人間が上に登りたいが為だけに上だけをみて背伸びをするこの行動は非常に無意味であり、上手になりたいというその一心で引き出しという名の身長が伸びれば届くところを引き出しを増やすということを疎かにしグチャグチャな土台の上にプライドや見栄・過剰な自信という名の梯子をもってきてその上に登り、それでも一流に届かないのでその上で背伸びするぐらいバランスが悪い状態で対人ゲームを行う為、梯子の上で背伸びしている際にメンタルという名の土台に駆け引きで相手の剣を刺されるわけですから、梯子の上で背伸びしている本人は常にグラグラ揺らぐような戦いしかできず本来の高さではない位置まで無理やり登った分、一度でもその高く不安定な梯子から崩れ落ちてしまうと全身複雑骨折!もうまともに戦う事はもうできません。

なので本当に上位に上り詰めるためにはこの身長という名の引き出しの量よりも先にメンタルという名の土台をまず強固にする必要があると思います。

そして強固にした土台の上に対人ゲームにきちんと取り組める人間は上から下まですべての情報を取り入れ、偏見を持たず多種多様な思考を聞き、自分の引き出しの数を増やすことで、その場その場で適切な引き出しを開けることができる為、そのような人間こそが本当に対人ゲームが上手い人間であり、そしてその偏見や固定概念を取っ払った柔軟な思考・行動が駆け引きに全て繋がり身長が少しずつ伸びていきます。

〜正攻法とズレ〜


正攻法とは数多にある戦術の中から導いた最も合理的かつ最適解といわれる戦術で主に初心者から中級者に上がろうとする層や中級者から上級者に向けて進もうとする中間帯のプレイヤーが多用する最も期待値のある戦術です。

ですがこの正攻法には沢山の落とし穴があります。
昨今ネットの発達により情報が常に回り続け、どのレベル帯の人間でも簡単に戦術を取り入れれます。
ですが対人ゲームは常に進化を遂げ続けるジャンルにありその正攻法と信じたものも他の人から見れば滑稽な作戦になっていることも多々あります。
そして対人ゲームの駆け引きにおいて、相手プレイヤーにできるだけ隙を与えずに正攻法から外れるということはとても有効な技であり、相手の思考回路に無駄な枝をあたえ瞬時の判断ミス誘うことができます。
ですがもちろん正攻法からズレるため、期待値が長期的に見てマイナスが多くなることがあるため正攻法というのがどの対人ゲームにも存在します。

同じレベル帯同士において相手との引き出しの量がほぼ変わらない状態で戦うので、ここに初心者の様な動きを混ぜ隙をわざと作ったりすることで周りから見ると鼻で笑うような引き出しの中身だったとしても、先ほども言いましたがそのような正攻法に囚われた人間には普段使うことのないこのようなズレ(諸刃の剣の様な作戦)が簡単に刺さり、そのボロボロの剣が土台に突き刺さるとボロボロの剣は切れ味が悪く相手の土台をサクッと刺すわけではなくグチャグチにエグることができ、すぐにそのダメージで梯子から崩れ落ちます。

なので正攻法という名の固定概念に囚われるのは成長を著しく妨げ、本当に対人ゲームが上手い人間は正攻法からズレを作り期待値を大幅に損なったように見せる事で相手の思考に無駄な枝を植え続け、ズレた際に失った期待値を全て回収できるタイミングを完璧に見計らい、期待値損失の代わりに植えた沢山な枝のお陰で本命が上手く隠れ、ドンッと突き刺すことができ終始相手に本命の引き出しの中身を悟られる事なく、場を圧倒し勝利できるのだと思います。

そしていつの時代も正攻法は上位がズレは下位が生み出し、一流プレイヤーは上から下まで全てを網羅しているので、上位同士での戦いではほんの少しのズレだけでもそれを知らないだけで恐ろしい大差がついてしまうときがあるのです。

〜で…いわみお前はダラダラと何が言いたいの?〜


最近対人ゲームを始めた人間全般に言いたいのは、身長はほっておいても月日で少しずつ伸びていくが、土台は自ら積み上げ・固めなければならないという事です。
僕は20年間積み上げた土台があるからこそ人との心理戦や駆け引きを他の人よりもとても大事にし、そこに重きを置いて対人ゲームを行っています。

現状自らを振り返ってみてどうですか?
身長と土台のバランスが取れているからこそ対人ゲームにおいて100%を出せるのであって、自分の身長を偽ったり強固ではない土台を強く見せたいがために土台の強固さを強く見せるような誤魔化した言動などをしたりしていませんか?
土台がしっかりしている人間は何事にも揺らぐことなく相手をよく観察でき、土台の厚みをすぐに感じとることできるので何を偽ろうと軟弱な土台を瞬時に見極めその土台を崩すことでスキルの差を埋め、勝つことができるのです。

正攻法によりどんな人間でもある程度8割ぐらいが勝てる方法が存在したとしましょう。
そして正攻法からズレた作戦により一度負けたとします。

ここで大事なのは今まで8割勝ってきている事です。
ですが対人ゲームが上手くないプレイヤーはここで負けた2割にフォーカスを当て、自分を見直す大事なチャンスを逃します。
そう、今当てはまったあなたは無事にクソ雑魚養分の一人でいわみに土台を見透かされています!

は流石に言い過ぎですが、本当に対人ゲームが上手い人間は自分の引き出しや土台を生かしてその80-20をどうにか81-19、82-18にできなかったのか?という事を真っ先に考え前に進み、正攻法とズレや引き出しを上手く使い分けることにより勝率をわずかながらでも上げ続けています。
ですが下手な人間は80-20の20を引かれただけとその場に留まります。
期待値の損なわれるズレを適度ではなく多用するプレイヤーに対していつも80%で勝たせてもらっているのにそこで20%を引かれた時だけ20%に怒りを抱き、80%で勝ち続けている時はその事を胸の奥に隠して正攻法以外を下に見ます。
そのようにして無難かつ平凡な一般プレイヤーは形成されます。

なので最後までこんな内容のない話を読んでもらった方に伝えたいのは、今プレイしているゲームを作った人間とかならまだしも、プレイしているだけのただの一般人が正攻法という固定概念を全知全能と勘違いし、その剣を振り回すことで無闇にその剣で思いもしない誰かを切り裂き、傷つけている可能性があるということです。

まず僕はポーカーは上手くありませんその自覚があります。

だからこそ沢山の層から様々な意見を取り入れ、自分の力を高めていくためにも自分の周りに輪を作り意見を交流する事を好みます。
これを読んだあなたはそのチャンスを活かせていますか?変なしがらみや固定概念に囚われ下にみた相手の考えを何一つ受け止めず、自らが正しいと思い込んでいませんか?
自分が勝手に思い込み遥か彼方上空に宝があると勘違いし羨ましくそれを見つめ、背伸びしそれに手を伸ばしても掴める位置には何もなく実は自分が今立っているその真下の地底には自分の知識において、素晴らしく価値のある金銀財宝が眠っているかもしれませんね。

何事にも視野を広く持ち寛大で柔軟な土台を持ちその上に仁王立ちし拳を高く掲げれる日が来るときの為に皆さんも僕と一緒に沢山意見を交換して欲しいです。

対人ゲーム好きの老害いわみこうたからでした。



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