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【MLB】LADウリーアス投手を見て思ったメジャーで成功する条件

こんばんは、岩国です。
メジャーも開幕を迎え、今年も野球を主に映像になりますが、連日伝えていく仕事をさせていただきます。

同時に個人としては、野球を学びながら、伝えるスキルを上げていければと思っています。楽しみです。

徒然なるままに、今回も。


きょうはサブカード全般の担当だったので、ドジャースのウリ―アス投手について、紐解いてみた。

きょうのウリーアス投手は、
フォーシームが41球。平均球速94.0マイル(151キロ)
チェンジアップが14球。平均球速83.5マイル(133キロ)
カーブ(スライダーも混ざってると思う)が24球。平均81.0マイル(130キロ)

正直言って、球速も球種も吐出しているわけではないと思う投手だ。

実質その3球種にも拘わらず、昨年のポストシリーズでは、ロングリリーフとして、相手打線にまったく仕事をさせていない。
そこには、なにか理由があると思うのですが・・・知見が足らない私にその答えを出す術はない。

ただ、そのひとつ。その理由に思い当たるところがある。
それは「コントロールの良さ」。それも、かなり高い制球力を持っているのではないかと思っている。

それは前回登板を見ての印象。
ポストシーズンでの活躍は知っているが、その投球をじっくり見たのは初めてだった。

たしか5回途中で降板したと思うが、どの球種も画面に表示されるストライクゾーンの枠付近へ投げられて、ゾーンの真ん中付近への失投はほとんどなかった。

選手名鑑などの紹介で制球力についての言及がなく、正しいかどうかはわからないが、今回79球投げて、ストライクが59球。しかも前回同様に枠付近へのフォーシームと、同じようなコースに時折まぜられる変化球。見逃してもストライクだし、打ちに行ってもゴロ。見事でした。

今回の投球で、改めて制球力の高さを強く感じたのだが、さらに着目したのが「初球ストライク率」の高さ。

きょうの対戦打者25人に対し、ファールと初球打ちを含め、実に21人に対して初球ストライクを奪っていた。率にすると84.0%。これは驚異的数字だと思われる。

唐突だが、ここまで書いて思い立ったことがある。

冒頭に書いたようにウリ―アスの球種は実質3つ。球速もそこまで早くない。
こういう投手がメジャーでしっかり結果を残せていることを見ると、日本人で結果を残せる投手がもっといてもおかしくないのではないか。

いまは、投球の見える化が進んでいる。
さまざまな機器による、投球の数値化により、実際の試合結果以外の数値でも、評価の指標が出せる。
日本で結果が出ない投手が、海の向こうで大成功をおさめてもなんらおかしくないんじゃないか。

日本でも同じだとは思うが、ウリ―アスの投球を紐解いてみて、制球力の重要性を改めた感じ、逆にそこをしっかり身に着けておけば、海の向こうでも仕事はできるのではないかと、おもった次第でした。

【書き出し】
でも、それは日本でも言えることでしたね…。無茶苦茶唐突でした。コントロールは投球に限らず、気持ちの部分でも大事ですね。

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