山と製材と建築を繋ぐ健組

八王子の健組さんへ取材に来ました。
なんと4面プレーナーが入っているではないですか。しかも、最大30センチ✕45センチまで加工が出来る。そして山の伐採から製材、建築までやってしまう。私の夢見た一貫生産が出来ています。

普通の在来工法ならばこんな機械はいらない。けれども健組さんは伝統構法で建てられる工務店だからこのプレーナーは大いに役に立ちます。

今どきは大手の製材工場に小さな製材所が敵う訳もありません。そして、伝統構法をしている工務店にとっては大手製材が市場シェアしつつある中ではこのようなサイズのものを入手するのはとても困難になっています。ですからこれは有り難いはずです。すでに引き合いもあるようです。とてもニッチな所をついていまね。

伐採も葉柄し新月伐採に取り組んでいます。

当然いつ伐ったか、玉伐り、製材の記録まで取っています。伐り旬を少し過ぎたところのものもやっています。確かな違いをデーターとして取るためです。記録のない新月伐採など確かな保証にはなりません。まだまだ課題はありますが、確かな材料で伝統構法を建てたいという願いには脱帽します。
ブラボー、健組
#新月の木国際協会

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