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Iwaken Lab.ミートアップ12月社会人ゲスト:白井博士 XR/メタバース企業のインターンESにチャレンジ

こんにちは「テック学生支援コミュニティ」IwakenLab.を主催しているイワケンです。普段はXRエンジニアとしてバーチャルイベントの開発を行っております。

Iwaken Lab.では「好きな技術で社会インパクトを与える」をコンセプトに技術好き学生12名と活動しています。その中で月に1回社会人ゲストをお呼びして交流する会を企画しています。

今月のゲストは白井暁彦さん (以下: 白井博士) をお呼びしました。
このnoteでは、白井博士回について報告レポートを書きたいと思います。

過去の社会人ゲスト回はこちら

白井博士にゲスト依頼した理由

IwakenLab.が社会人ゲストをお呼びする理由は、メンバーの
・視座を上げる
・対話による自己理解と社会ニーズの気づき
・学生と社会人の接点創出
が目的です。

IwakenLab.メンバーの属性としては
・東工大生のメンバーが半数以上
・XR/メタバースに関心が強いメンバーが8割以上
といった「東工大生」「XR/メタバース」に色が濃いコミュニティです。
(東工大への想いはこちら)

その中で白井博士

・東工大の博士卒、つまりOBであり
・XR/メタバース領域でアカデミック・産業界で活躍されている

この2点の意味で、社会人ゲストの主旨としてものすごくマッチしておりました。

そんな中、偶然 XRMatsuriで一緒にお話しする機会があり、今回お誘いさせていただいた形になります。(本当にありがとうございました!)

白井博士の一枚自己紹介スライドはこちら。

人生の先輩としてゲスト参加してくださりました!

テーマ: ESレビュー「XR/メタバース企業にインターンしよう」

ミートアップを実施するにあたって、毎回、ゲストの方の特徴に合わせてテーマとアジェンダ設計を行うことを行っています。

白井博士と事前にすり合わせ、今回のテーマは
ESレビュー「XR/メタバース企業にインターンしよう」

にしました。

メンバーの準備としては
・グローバル (GAFAM等) のXR/メタバース企業の募集要項を調べる
・それ向けの履歴書 (Resume/CV)を書く

となります。

ここからは
・メンバーの発表風景を抜粋して紹介
・白井博士のフィードバックで勉強になったことを紹介

という形で文章を書いていきたいと思います。

発表風景

にー兄さん: Microsoft Software Engineering: Intern Opportunities
なかむらたさん: Cesiumのインターン


このように学生が発表したことに対して、白井博士がフィードバックコメントを行う形で進めました。
その中で白井博士のフィードバックの中で個人的に印象に残ったことをご紹介します。


Work Experienceの重要性と作り方

ESを書くにあたって、事前に白井博士にアドバイスをいただいておりました。その中にWork Experienceが重要ですよという話がありました。

白井博士のアドバイス。

その中でメンバーから
「とはいえ、特に年次が低い学生だと働く経験を作りにくいが、どのようにWork Exprienceを作るか」という質問がありました。その中でいくつか印象に残った白井博士のコメントがありました。(聞きながら行ったメモを記しているので、一字一句同じ文章ではないです)

WorkであってJobでないことがポイント。何をもってWorkだと思っているのかというのも問われている。
・例えば、アルバイトもOKだし、学会のボランティア活動なども含まれる。主体的にどう動いたか。
・エンジニアリングだけでなく、サークルの代表なども評価されることもある。その場合は活動の規模感や経験を定量化することが大事。人数は?期間は?立ち上げフェイズなのか運用フェイズなのか、など。短い行数で難度と獲得した経験まで書ききりたいところ。
数か月あればWork Experienceを作れる。という姿勢が大事。

他にもCV(履歴書)やカバーレターの作成について印象に残った一言

・自分にしか書けないCVやカバーレターを書くことが大事。他人がコピーしても成立しない内容にする。

個人的に刺さりました。

採用募集の見方

今回参考になった、採用募集の見方についてのコメントで印象に残ったものをご紹介。

採用募集には企業の方針が見え隠れする。株主向けIR情報より早く知れる。
・自動翻訳するのは悪くないが、要点や構造を読み取って、短い時間で精読する
・いつから募集しているか見る
・報酬額でレベル感を知る ($7,530/monthのインターンもありました)

採用募集ページの見方が解像度が高く、とても参考になりました。

博士号に対する価値観

コメントの中でPh.D.に関する価値観の話があり、印象に残ったものをご紹介します。

・周りの環境の価値観だけで判断しないこと
・グローバル企業のCTOはPh.D.であってほしいよね
・描いているビジョンに対して、必要なチームを作る力が重要
・Ph.D.のPはPhilosophy (哲学) である。どんな哲学を持つのかが問われる。
・優秀な人はさっさとPh.D.とっちゃうという感じ

これからサービスや産業の再定義をしていく身として、哲学や世界観大事だよなと思っていたので、結構刺さりました。

まとめと感想

メンバーの発表と白井博士のフィードバック時間の10分間が非常に濃密で有意義な時間になりました。

今回の会のゴールが「視座を上げる」「ネクストアクションを言語化する」だったのですが、十分に達成できたと思います。

改めて白井博士ありがとうございました!
(白井博士が所属するREALITY株式会社の求人はこちら)

遠かったGAFAMが身近に感じられた人もいましたし、逆に「俺は日本でコンテンツ創りたい」と決意を新たにした人もいました。この日を境に、メンバーから自分の夢を実現するようなインターンに行く事例ができたら面白いと思います。

IwakenLab.では、月に1回、テック好き学生と社会人の交流イベントを企画しています。次回はXR系企業のオフィス訪問などできればと思っております。

もし、興味ある方がいましたら、イワケンのTwitterDMまで連絡お願いします。

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