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ただ普通に暮らしたいだけなのに

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十八歳成人になった今年。 私の様な失敗して欲しくないなって思って 失敗だらけの人生を書き綴りました。 馬鹿だなあって思いながら 読んで頂ければ幸いです。
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#カルト宗教

ただ友達について行っただけなのに

初めに。どんな宗教でも信仰している事が悪いという訳ではありません。 これから書く内容はそういった類の話です。 高校一年の冬。 仲の良い友達に遊びに誘われた。 学校近くのロッテリアで お昼過ぎに待ち合わせ。 中学時代、イジメを受けていた私は 友達と遊べる事に浮かれていた。 「お待たせ〜!」 見慣れた友人の顔と どう考えても同年代でない女の人。 「え、と。…誰?」 私の問いかけに彼女は 「あぁ、知り合いのお姉さん」 「宜しくね〜、いつも仲良くしてくれてありがとう!」 底抜

ただ普通に暮らしたいだけなのに。

「何でみんなは出来る事を、私は出来ないんだろう」 私の人生は節目ごとにこの疑問符で始まる。 恐らくみんなより馬鹿なんだとは理解している。 それでも思わずにいられない。 「何で、生活苦にならないんだろう」 「何で、普通に車が買えるんだろう」 「何で、離婚せずにいられるんだろう」 「何で、当たり前の事を私は出来ないんだろう」 お人好しの大馬鹿者が分不相応な事を望んで結果なんだろう。 思い返せば自分の愚かな行為に呆れてしまう。 高校の時に友人から「願いが叶う」と誘われてカル