いろんな見え方「前から&後ろから写真」シリーズ

以前、太陽の塔の写真を、前から見たものと後ろから見たものをご紹介しました。

先程、鹿児島のアイス、白くまの、前から見た写真と後ろからの写真を紹介しました。

なぜ、前から&後ろから写真をシリーズのように掲載するのか?
前だけ見て、「知ってる、知ってる」とわかった気にならず、違う見方もしてみようよ、ということを自戒の意味をこめて掲載しています。

私はコーチという仕事柄、いろんな方の話を聴かせていただくことが多いのですが、この「わかった気にならない」ということを常に意識して話を伺っています。

私たちの脳には、過去に経験したり学んだりしたことがいろいろと記憶されています。誰かの話を聴いた時、そこで得た情報と、自分の脳の中にすでにある情報とを無意識に照らし合わせて繋がりを作っていきます。

例えば、「数学のテストが70点だった」と聴いたとします。自分は数学が苦手で、半分出来たらいいほうだという経験があると、「70点も取れたんだ!スゴイね!よく頑張ったね!」と、つい自分目線で思ってしまいがちです。

でも、よくよく話を聴いてみると、「数学は得意で、90点以下は取ったことがないのに…」と、非常に落ち込んでいたりするのです。
「わかった気にならない」の教訓が身にしみる事例ですね。

私たちは世の中を自分の脳回路を通して見て、聴いて、理解しています。「自分はそう見える、そう思う」というのが、いつのまにか、「私は正しい」という気がして、自分とは違う見え方、意見を聞くと、「それ、違うよ!」と、自分の正当性を主張したくなるのです。

「私からはそう見えるけど、あの人からはどう見えるのかな?」
そこをいつも意識していられるように、「前から&後ろから写真」シリーズ、ご活用いただけたら嬉しいです!これからも引き続き、このシリーズをアップしていきたいと思います!お楽しみに〜

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