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どついたるねんインタビュー 2018年5月28日 中野・路上にて

ーたった今、北海道から帰って来たどついたるねんへのインタビューです

うーちゃん「ただいま中野」

dabass「I’m coming back」

ーでは、ツアーの振り返りの話ということで。その前に「5月のおっぱい」という覆面バンドで都内で毎日のようにライブしてましたが、そこに山ちゃんの姿がありませんでした。何があったんでしょうか?

山ちゃん「ちょっと悩みがあって。すいません」

うーちゃん「彼は心の病気です」

山ちゃん「ツアー前にもう一回やらせてくださいと言って」

ーメンバーは受け入れたということでしょうか?

先輩「こいつ金もないし」

うーちゃん「しょうがないなって」

山ちゃん「何つった?」

うーちゃん「しょうがないって」

山ちゃん「うん」

ーでは、今回のツアーのテーマは何でしょうか?

浜「アルバムのレコ発ツアーっすね」

ワトソン「裏テーマがあるじゃん『学歴社会に平手打ち』」

山ちゃん「はは!」

先輩「対バン相手の知能が高いので」

うーちゃん「いきなり東大卒が相手なので」

山ちゃん「原田君は?」

dabass「同志社」

浜「すごいね」

ワトソン「柴田さんは美大でしょ」

山ちゃん「俺は大東文化大」

うーちゃん「俺は専修大」

山ちゃん「専修大は結構いいじゃん」

ワトソン「俺は中退」

山ちゃん「俺も中退」

ーでは、ツアー1発目の仙台はどうでしたか?

山ちゃん「ビーサンとのセッションで「生きてれば」をアコースティックでやったんですけど、すごい良かった」

ーどうしてそういうセッションになったんですか?

ワトソン「楽屋でビーサンと俺が2人の時に、美声で弾き語りをしてて、めっちゃいいなって」

先輩「銀杏の『夢で逢えたら』も歌ってて」

山ちゃん「それアピールでしょ」

ワトソン「話をしたら85年生まれの同じ年で」

先輩「酒もすごい飲むし」

うーちゃん「俺らの方が偏見があって」

山ちゃん「本当そうだよ」

ーどんな偏見があったんですか?

うーちゃん「まず東大でしょ。全て計算し尽くされたロボットみたいな人間かと思ったら、人間味あふれる素晴らしい人間だった(笑)」

ワトソン「ずっと飲んでていい感じだったよね」

山ちゃん「話すこと一つもないと思ってたけど、UFC好きで堀口の話したり」

先輩「最終的に一緒に花火しました(笑)」

ーライブはどうだったんでしょうか?東京でやるのと違いましたか?

ワトソン「ツアー一発目だったから溜まってるのを出し過ぎてワンマンみたいな。力の加減がわからなかったです」

先輩「フランケンシュタインみたいな」

Dabass「どういうこと?」

先輩「力の加減がわからず、花を握ったらつぶしちゃったみたいな(笑)」

ー翌日は山形でしたがどうでした?

Dabass「一番暑かったね」

うーちゃん「狭いレコード屋で。『ウーチャーハン2』を10回歌って」

ワトソン「うがいが覚醒しました」

先輩「お客さんが失禁したみたいで」

ーえっ!『ウーチャーハン』を聴き続けて?

うーちゃん「そうっす。お客さんの股ぐらがビショビショになってました」

ワトソン「スーパー銭湯の駐車場で若者がオナニーしてたり、山形は下半身がゆるいですね」

先輩「性に開放的な街ですね」

ーセットリストは毎回違うんですか?

うーちゃん「馬場ちゃんが決めたものを」

ワトソン「そこから自分たちなりに選んで。もう曲が多過ぎて…」

ージャパンツアーではセットリストは浜が作ってましたよね?

浜「そん時くらいですね」

ワトソン「セトリについてはずっと迷走してるんで(笑)」

ー迷走っていうと印象が悪くなると思いますが…

先輩「悩んでるってことですね」

ー同じことだよ!

浜「レコ発ってのは意識してるんで、新曲多めのセットリストですね」

ワトソン「あと、山形も青森も対バンの原田君がすごくて。頭がおかしいっすね」

先輩「快男児ですね、見た目もやばいし」

ワトソン「ずっとギター弾きまくってるんですよ」

ー他のミュージシャンに例えると?

うーちゃん「加山雄三みたいな感じ(笑)」

ワトソン「違うよ!」

先輩「初期藤井隆みたいな」

ワトソン「確かに!性別も定かじゃないよね。どっちもいけそうな感じ」

うーちゃん「いけそう!」

ー青森はどうでしたか?

山ちゃん「どついたるねん初のステージダイブがありました」

先輩「SUBLIMEっていうライブハウスで店長もいい感じでした」

山ちゃん「お客さんの数は少なかったけど、一番盛り上がったと言っても過言ではない。お客さんに助けられた」

ワトソン「俺らも肉体的なお客さんを前にして、本来の底力が相乗効果で出ました。こういう風にどこでも出来たら最高ですね」

ーライブの疲れはないんですか?

先輩「ライブ自体にはないけど、移動中がね」

うーちゃん「会話ないですから。俺はYoutubeをずっと見てます」

先輩「俺はバチェラーのセカンドシーズン見てました(笑)」

ー北海道はどうでしたか?

先輩「柴田さんのお父さんが趣味で作ってる細巻きを持ってきてくれて。マジ美味かった」

ワトソン「ライブもお客さんが入ってくれて、2人のリズム隊も良かったし、仙台からの経験も全部出て」

浜「一番良かった」

ワトソン「うん」

ーリズム隊は柴田さんのバックをやってから、どついたるねんもやるのは珍しいと思いますが

先輩「柴田さんの時はボケがないよな」

Dabass「いらないでしょ」

先輩「奇声発してなかったな」

Dabass「奇声発してたら怖いでしょ(笑)」

ワトソン「ストラップも高かったな(笑)」

浜「逆にリラックス出来たから、こういう機会がもっとあると嬉しいですね。体がいい感じになるんで」

先輩「浜くんは最近、上腕がヤバいよね」

Dabass「タンクトップにしたら?」

浜「Tシャツ切ろうかな」

うーちゃん「筋肉キャラで」

ワトソン「GOLD GYMのタンクトップ着てよ」

浜「確かに。普通に好きだし、あのデザイン」

ー北海道が終わって、一泊して帰ってきたんですか?

うーちゃん「一泊してないです。そのまま帰ってきたんで」

ワトソン「シンプルに一番きつかったです」

ー何時間の移動ですか?

先輩「18時間かな」

山ちゃん「札幌を夜中の1時に出発して、朝の7時に函館からフェリーに乗って、青森からは高速で」

うーちゃん「正味、2泊5日みたいな感じっすね」

Dabass「小分けにして寝る感じっす」

ワトソン「ツアーって感じで懐かしかった。続けて衣食住を共にするといいね。バンドマンはやっぱこれやんないとダメだね」

先輩「誰に向かって言ってるの?」

ワトソン「言う?頭に浮かんでるんだけど」

先輩「誰?」

ワトソン「Y○O」

山ちゃん「どういうこと?」

先輩「これ伏せ字にしてください(笑)」

ワトソン「多分見てるんで」

うーちゃん「見てねえよ!」

ー次は新潟、石川、愛知ですね

うーちゃん「すぐに行きたい」

浜「でも、それまでに東京でライブあるんで」

ワトソン「ワンダフルボーイズと、下山、小林勝之との対バンがありますね」

先輩「あ、これ書いてもらいたいんですけど、前回石川のライブの時に吉川晃司に似てるお客さんがいたんですけど、また来てください」

ワトソン「80年代のルーリードにも似てるよね」

山ちゃん「本田圭佑みたいな奴でしょ」

先輩「フェミ男の時の武田真治みたいなイケメンで」

うーちゃん「上下黒で」

Dabass「革手袋してて」

うーちゃん「バンドやったら売れそうな奴です。来てください!」

2018.5.28 ツアー帰りに荷物を下ろした中野の路上にて

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