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どついたるねんインタビュー 2017年12月13日 中野・日高屋にて

ークアトロまで残り1週間ですけど、バンドの調子はどうでしょうか?

dabass「Everything OK!」

うーちゃん「完全体でしょ!」

浜「スタジオが格段に楽しいんで、完全体です」

山ちゃん「楽しいです!」

先輩「緊張してます」

うーちゃん「先輩がキーボーディストになったんで!」

先輩「TUCKERです!」

ーワトソンはどうですか?

ワトソン「もう冷めました」

dabass「はやっ!」

ー真面目なインタビューはOTOTOYでやってるので、こちらは時事ネタでも話しますか

ワトソン「サッチーでしょ(即答)」

うーちゃん「ショックだったね…」

山ちゃん「うん…」

ワトソン「だって『少年ACB』の歌詞で野村監督夫妻のこと歌ってるから」

山ちゃん「そうだね」

ワトソン「でも最近歌詞変わって「三船美佳夫妻」だったんですけど、「浜田雅功夫妻」に変えました」

うーちゃん「ぎゃはは!いいラインだね」

浜「俺は圧倒的に北朝鮮の木造船ですね」

うーちゃん「怖い!死体が入ってたんでしょ!」

ワトソン「えっ!船の中に!?」

浜「そう。漫画に出てくるようなボロボロの木の船で北朝鮮から脱北してきて」

山ちゃん「あれね!」

浜「一人が生き残ってたんだけど、他の乗組員が死んじゃってて」

先輩「ガチで魚を獲りまくるぞって奴らが遠くまで行きすぎて、そのまま日本まで流されてきたんだよ」

浜「たどり着いちゃったの。家電とかも盗んでて」

ワトソン「マジで!」

浜「それで一人だけ生き残ってて」

ワトソン「(食い気味で)一人!マジで!!」

浜「その船のヴィジュアルがやばすぎて」

先輩「ゲゲゲの鬼太郎みたいな」

浜「ほんとそう!幽霊船みたいな。あれで勇気もらいました」

山ちゃん「なんで?」

浜「あの木造船を見てると、俺もなんでも出来るなと思って」

ー他に時事ネタはありますか?

うーちゃん「なんだろう…」

dabass「時事ネタ…」

山ちゃん「もう少しサッチーの話していい?やっぱノムさんがかわいそうだなと思って」

うーちゃん「あの会見が、ヨボヨボのおじいさんになっちゃってて…」

浜「ヒゲ面でね…」

うーちゃん「うん…」

ワトソン「清水アキラとどっちがかわいそうだった?」

うーちゃん&山ちゃん「(声をそろえて)ノムさんでしょ!」

浜「サッチーの曲で「such a beautiful lady」って曲あるらしいっすね」

全員「えー」

山ちゃん「dabass、お前まさかやったな?そっから着想を得たのか?」

dabass「(無言)」

ークアトロの話もしましょう。新しい物販はどうですか?

先輩「一番のおすすめは七味唐辛子です」

うーちゃん「すごいな!」

先輩「全部で新グッズ15種類くらいあります。色違いとかも含めて」

ー今月2回、フードファイターズと名前を変えて新体制でライブをしてましたが、手応えはどうでしたか?

ワトソン「新宿モーションとUFOクラブっすね」

浜「すいません!おれ終電っす!」

ワトソン「おい!終電とは?」

浜「ニューヨークは終電が無いみたいっす。俺もそんな街に生まれたかったっす」

全員「お疲れっす!」

ーいよいよメジャーデビューじゃないですか?

うーちゃん「いよいよっすね」

先輩「CDはマジ超いいよ。ヒルクライムの『春夏秋冬』並にいい」

ーヒルクライムの逮捕はどう思いました?

ワトソン「ショックっす。あの曲マジ好きなんで。PVも込みで」

dabass「どんなPVなの?」

ワトソン「ずっと横顔で「四季折々の〜」」

うーちゃん「女の子がヘッドホンで聴いてるやつね!」

ワトソン「クアトロのライブ終わったら、銀杏のライブ後の清志郎の『スローバラード』みたいに『春夏秋冬』かけよう」

先輩「おれ開演までのCD-R作るんで。シーモネーター入れよっかな」

ーこないだのO-WESTでのSEはシャ乱Qの『上京物語』でした

ワトソン「あのイントロかっこいいよね」

先輩「DJで入ってくれた沖さんがライブ終わってすぐにドラゴンアッシュの『Hot cake』かけてくれたの良かったね」

ワトソン「マジで!終わった後のSE?」

先輩「そう」

ワトソン「今日のインタビュー全然ダメっすね」

ーうん…

(ここで隣の席の酔っ払ったおじさんが会話に入ってくる)

おじさん「あんたたちバンドやってんの?」

dabass「そうっす」

おじさん「ロックの神様って知ってる?」

うーちゃん「ジミヘンっすか?」

おじさん「違うよ。ブラームスだよ」

うーちゃん「ブラームス?」

おじさん「ブラームスからアームストロングに移り。アームストロング知らないでしょ?」

うーちゃん「ワンダフルワールドっすか?」

おじさん「(シカトして)それから、イタリアのジュリーロンドンに移り」

うーちゃん「はい」

おじさん「それから、イギリスのあれなんだっけ、勲章もらった人」

うーちゃん「ビートルズですか?」

おじさん「そう、ビートルズに移り、その前にプレスリーが入ったんだけど。名曲は100年経っても名曲だから。そういうの勉強しなよ」

うーちゃん「がんばります!」

おじさん「えっ?なんて言った?」

うーちゃん「がんばります!」

おじさん「あ、そう」

うーちゃん「はい!」

おじさん「売れるかな?売れなきゃクソだからな」

全員「(笑)」

dabass「言うね!」

おじさん「昔を知って今を知る」

ワトソン「来週、無料ライブあるんで来てください」

おじさん「地下だろ」

ワトソン「いえ、7階っす(ライブの告知バッジを渡す)」

おじさん「行けるか行けないかわかんないけど、このバッジはつけとく!」

dabass「ありがとうございます!」

ー無料なんで、来れたら来てください

おじさん「いや、お金の問題じゃない」

dabass「オープニングアクトやってくださいよ」

おじさん「(シカトして)俺はむかし、バンドの手配をやってたの。わかんないだろうけど、日本劇場で最初のウエスタンカーニバルをやったの」

ワトソン「聞いたことあるっす」

おじさん「もちろんパシリだったんだけど」

ワトソン「ロカビリーとかっすよね」

おじさん「うん。平尾昌晃とか、山下敬二郎とかね」

ワトソン「へー」

おじさん「若い内はなんでもやった方がいいよ」

dabass「ありがとうございます」

おじさん「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいよ」

ワトソン「カンパニー松尾じゃないっすか」

ーやるかやらないかの人生なら…

おじさん「やって後悔しなさい」

ワトソン「確かに!」

おじさん「心でしょう、歌は」

dabass「うふふ」

おじさん「心と腰だよ、歌は」

ワトソン「心と腰っていいな」

dabass「次のアルバムタイトルにしよう」

おじさん「今日はいい奴らと会えたよ」

dabass「この中でボーカルって誰だと思います?」

おじさん「ボーカルはそこの茶色の頭の奴(山ちゃんを指して)」

dabass「合ってる」

おじさん「かっこいいよ、その頭!一番先に目を引いたから」

うーちゃん「ベースは誰だと思います?」

おじさん「ベースはこの人でしょ(dabassを指して)」

dabass「おおー」

うーちゃん「ドラムは?」

おじさん「ドラムは…痩せてる人だから、さっき帰った人かな」

うーちゃん「おおー」

ーじゃあ、あの一番端の人は(先輩を指して)?

おじさん「あれは使いっパシリだろ」

先輩「正解!」

おじさん「うふふ。歌っていいね、青春だからね」

2017.12.13 中野・日高屋にて

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