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豊田道倫インタビュー(withどついたるねん)2018年8月2日

MT presents 『summer 2018,GIRL'S BLACK BAY』

8月12日(日) なんばベアーズ

豊田道倫 & mtvBAND

どついたるねん

odd eyes

夏休みスペシャルゲスト:川本真琴(デモテープ披露&本人解説)

DJ:岩出拓十郎(本日休演)

15時開場 15時半開演
前売り ¥3300 当日 ¥3800

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インタビューの本文中にも出てくるが、最近YouTubeで曽我部恵一、ピエール中野が司会の『WOWOWぷらすと』ゲスト:前野健太という放送を見た。その中で前野さんが「私を構成する9枚のアルバム」を紹介しながら、パラダイス・ガラージ『実験の夜、発見の朝』について触れ、こんな話をしていた。

前野:物凄い影響下から脱出するのが大変でしたね
曽我部:脱出したの?もう?
前野:…したと思います
曽我部:俺はもう脱出出来ないわ、豊田くんの影響下から

前野さんが自身の音楽史と共に直接的な影響を受けたレコードを紹介する、という手の内を明かしていく内容と、同じ歌うたいとしての差異を表明していく曽我部さんとのやり取りがとてもスリリングで、深夜に一人で何度もうなずきながら一気に見終えた。アスリートのような、学者のような、落語家のような、求道者のように何かに取り憑かれたシンガーソングライター達の話はとても面白く、どこか切ない。


若さと離れ、人と別れ、残っている体から絞り出る何かを歌にする人達の生き様。


さて、このインタビューはどついたるねんのワトソンが「何か告知したいっす、豊田さんと何かしたいっす」と動き出し、急遽mtvBANDのリハを終えた豊田さんと合流し、ベンチに座って話した1時間の記録だ。

48歳の豊田さんと、32歳のどついたるねん。

7年ぶりの対バンを控えた彼らに、ライブへの意気込みと近況を聞いた。

インタビュー:岩淵弘樹

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ー8月12日に難波べアーズで豊田さんが企画されるライブが開催されますが、どういった趣旨のライブなんでしょうか?

MT「例年、お盆の時期にいつもベアーズでのライブがほぼ決まっていて、今年もやろうかなって。去年ベアーズに出れなかった月亭可朝師匠、3月に亡くなって。それで、ちょっと落ち込んでる時にどつのライブを見に行ったり、アメ横で会ったりして」

ワトソン「会ったのって何月でしたっけ?」

MT「春かな」

山ちゃん「マイナビBLITZのライブが4月にあったんですけど、豊田さんが見に来てくれて。それで飲みに行こうやって話になって、それからアメ横で飲みましたね」

MT「それで飲んでる時にサニーデイも呼ぼうって話になって、ワトソン君がその場で曽我部くんに電話をかけて「出ませんか?って」(笑)そんな簡単に決まるもんちゃうよ(笑)」

ワトソン「曽我部さん、すぐに電話に出てくれましたね」

MT「そう!いつも早く出てくれる」

ーベアーズは既に押さえてて、まずはどついたるねんが決まったと

MT「うん。夏に大阪でガツっとかましたいなと思って。あと、odd eyesも街で偶然会って」

ー東京でお会いしたんですか?

MT「そうやね。会った時にベアーズに出してほしいって言われたんだけど「そんな甘くないよ」って言って断って。その後にライブを見に行ったらやっぱり凄い良くてね。「ええよ」って(笑)俺、気が変わるの早いから」

山ちゃん「東京のどこで会ったんですか?」

MT「ベルクで。偶然」

山ちゃん「ベルクで豊田さんとシュウトくん(odd eyes/ボーカル)が喋ってる風景が面白いね(笑)」

MT「あいつすごい喋るの。マシンガントークで有名だから。俺もよく喋るから。空気銃トーク」

うーちゃん「ぎゃはは!」

MT「そこに偶然友達が来たんだけど、俺たちがすごい喋ってて声を掛けられなかったみたい(笑)」

ワトソン「シュウトくんと何の話するんですか?」

MT「音楽界隈の話かな。喋りすぎてあんま覚えてへん」

山ちゃん「ふふ」

MT「そんで川本さんは「どつとベアーズでやるよ」って言ったら「見に行くよ」って。「じゃあ何かやってよ」って言ったら「デモテープを発表する」って(笑)」

ワトソン「何かいいっすね。夏休みっぽい」

ー川本さんはライブはするんですか?

MT「わからない(笑)」

ー岩出拓十郎さんは、どうやって決まったんですか?

MT「本日休演っていう京都のバンドの奴で。「せーへん?」って連絡して」

ワトソン「本日休演は関西にいるんですか?」

MT「京都やね」

ワトソン「あ、全員頭が良いんですよね」

MT「京大」

うーちゃん「めちゃくちゃ頭いいけど、就活で悩んでたよ」

山ちゃん「磔磔で一緒にライブしたんですよ」

うーちゃん「バンド続けるか、就活するか悩んでるって言ってた」

山ちゃん「今年フジロック出てたよね」

うーちゃん「すごいね」

ーさっき豊田さんがフジロック出たいなって言ってて。そういう気持ちになるんですね

MT「うん、3日前くらいから」

ワトソン「終わってから(笑)」

MT「意外に普通の人が行くんだよね。うちの学校の家族とか。「今年は豊田さんは出ないんですか?」って言われて。ムカつくんだよ(笑)」

山ちゃん「はははは!」

MT「フジロック出るイコールミュージシャンみたいな。そういう奴にバーンとかましたい」

ーロックフェスって出たことあるんですか?

MT「ない(即答)」

ー何で出ないんでしょう?呼ばれないんですか?

MT「呼ばれないし、俺にはバックが何もないから」

ーどついたるねんは今年ロックインジャパンフェスに出ますね

MT「暑いから心配」

ワトソン「とんでもない暑さでしょうね…」

MT「大きいフェスの翌日にベアーズの地下っていうギャップがええな(笑)」

ー豊田さんはリリースが空いてるじゃないですか(前作『SHINE ALL AROUND』の発売は2015年12月)。それから酒を止めて、タバコをはじめたりと変化があったじゃないですか。なぜそうしようと思ったんでしょうか?

MT「そうなっただけなんだよね。ちょっと真面目な話をするとね、シングルファザーって結構キツいから酒を飲んでるとやってられない。生活のフォームが崩れちゃう。家に帰って掃除して、家事をして。まあ生活が崩れてもいいんだけど、今の時期はやっぱりね。子供が成人するまでは酒を止めようかなと」

山ちゃん「そういう事だったんですね」

MT「俺そんな飲まへんけど、ちょっと飲むだけでも家の中の雰囲気が変わっちゃうんだよね。ダラッとしちゃうっていうか。そういう自分の弱いところがあるから、酒は家に持ち込まない。外でも飲まないよ」

山ちゃん「素晴らしい」

MT「という建前で(笑)」

山ちゃん「女の子とは遊んでないんですか?」

MT「ないよ(笑)岩淵くんはまだ結婚生活してるの?(笑)」

ーしてますよ!3年目ですかね。セックスレスですが

MT「やっぱセックスって癖だから、自分の妻が気持ちいいって持っていかないと」

ーでも、妻が拒否するんです…

MT「それじゃ俺と結婚した意味ないよって言わなきゃ」

ワトソン「そうだよ、女もかわいそうじゃん。セックスしないと一緒にいる意味ないでしょ」

山ちゃん「奥さんも本当はしたいんじゃないの?」

ーうーん…

MT「でも、俺もわかる。一緒に生活してると色んなことがあるから。将来設計とか、金とか。「今月の支払いが…」とか考えると性欲がしょぼーんって(笑)」

ー夫婦って二人の問題だからね。俺がどうこうするだけじゃどうにもならなくて

ワトソン「幼稚な考えだけど、答えは一つじゃんって二人で合わせないと上手くいかないでしょ」

山ちゃん「セックスした方が上手くいくでしょ」

MT「日本人はその辺が異常に薄いよね」

ーでもめちゃくちゃ上手くいってますけどね。セックスがないだけで

MT「そういう人が本当に多い」

うーちゃん「やったらもっと上手くいくんじゃないですか?」

ーそういうことでもない

MT「今は夫婦のバランスは合ってるんだよね」

ーそうですね。ただとにかく子供が欲しい。それが一番

山ちゃん「寝てる間にスポイトで入れたら?(笑)」

ー考えます

MT「でもね、大阪は違いますよ。みんなセックスしてる感じする。おっさんとおばはんがヤッた後にくっ付いてるのをよく見る」

ワトソン「うん」

MT「おっさんとおばはんが仲が良い。籠池夫婦もすごく仲が良い」

ワトソン「誰っすか?」

山ちゃん「森友学園よ」

ワトソン「あー」

山ちゃん「確かに二人のセックスは凄そうですね」

MT「絶対やってるでしょ、全身で愛してる、信頼してるっていうのを感じる。ああいうのが街角にいっぱいいるのよ(笑)」

山ちゃん「濃厚な感じですね」

MT「大阪で深夜にコンビニに行くと、ああいうおっさんとおばはんが二人でいるんだよね。ああいうの東京でないやん。おっさんがコンビニ行くわって出る時に、「ウチも行くわ」っておばはんが軽く化粧してコンビニに行く。そういうツガイの雰囲気があるのよ、あの街は」

うーちゃん「へー」

MT「それで、顔をあまり気にしない。気持ちが大事。関西のかっこいいバンド連中も、えっ!っていうのと付き合ってる。その彼女がライブの後にきっちり物販を売りさばくのよ。それは大きいじゃん」

ーそれはよく出来た女だってことで、モテるんでしょうか?

MT「モテるっていうか、生活は任すっていう感じで」

山ちゃん「財布の方は握ってもらうってことですね」

MT「そういう人は多いよ、大阪」

ー関西の女性は気が強いって聞きますね

MT「口喧嘩は負けるね(笑)」

ー豊田さんは東と西、どちらの女性がタイプですか?

MT「(小さい声で)東…」

うーちゃん「ぎゃはは!」

MT「西は怖い…」

ーところで、どうして今回のライブは昼にスタートなんですか?

MT「ええやん、サッと終わって、ゆっくりした方が」

うーちゃん「西成のホルモン屋あるじゃないですか」

MT「やまき」

うーちゃん「あそこ行きたい」

MT「最近、あっこ観光地みたいになっちゃって」

山ちゃん「そうですよね!」

MT「前はヤバい人しかいなかったのに(笑)」

ー西成はバックパッカーの人が増えてるんですか?

MT「バックパッカーも増えてるし、B級グルメ好きな人も集まってるかな」

ーそういう風に知られる前から豊田さんは行ってたんですよね

MT「うん、でも雰囲気が怖くて、そんなしょっちゅうは行ってへん。本当にヤバい人しかいなくて。ずっとイヤホンしながら目は遠くを見てる人とか(笑)」

山ちゃん「うふふ」

MT「あそこで飲んでる時にヤクザが2人来て、すっごい酒を飲むのよ。1分半おきに「おっちゃんビール」って。ほんで30分くらいで6千円くらい」

ワトソン「あそこで6千円?飲みすぎでしょ!ヤクザってそんなに飲むんだ」

山ちゃん「いいなあ、そのペースで飲みたい。1分に1本」

MT「あっこのマスターがかっこいいんだよね。全然喋らない」

うーちゃん「確かに。常連が仕切ってくれて「ここにアブラっていうのがあるんや!」って感じで」

MT「レゲエの格好した人?」

うーちゃん「いや、普通のおっちゃんでしたね」

山ちゃん「めちゃめちゃ食いたくなってきたな」

ワトソン「亀田の親父がユーチューバーやってるんですけど、西成で一番美味い串揚げ屋を紹介してて、そこも行きたいな」

MT「そういう店、色々あるだろうね」

ーベアーズから天王寺、西成は歩いて行ける距離ですか?

MT「歩いてはちょっと遠いかな。でもタクシーだと1000円もかからない」

山ちゃん「早く行きたい」

ー豊田さんの近況はどうでしょうか?

MT「最近は…DTMTやね」

山ちゃん「DTMT(笑)」

MT「デスクトップミュージックで、DTMT」

山ちゃん「えっ、家で作ってるんですか?」

MT「めちゃめちゃしょぼいけど、やってます。Logicで作ってて」

ーそもそも宅録をやってたじゃないですか。機材はどう違うんですか?

MT「全然ちゃうね、楽よ。PCは」

ワトソン「昔のハードはもう残ってないんですか?」

MT「少しはあるけど、大きいだけやしね」

うーちゃん「昔のはシーケンスがめっちゃ面倒くさいですよね」

MT「ちっこい画面でよくやってたよ。紙に書きながら、小さい画面に打ち込んでいくの」

うーちゃん「キックとか一つずつ打ち込んでいくんですけど、今はパソコンだったら大きい画面でわかりやすいし、簡単に作れる」

MT「Logicって24000円くらいで全部あるから。でも全然おもんない」

ワトソン「えっ!おもんない!?」

ー豊田さんが打ち込みに一番ハマってたのはいつ頃だったんですか?

MT「やっぱ20代前半ね。面白かった。今は何もおもんない」

山ちゃん「20代前半だとアルバムでいうと何ですか?」

MT「『ROCK’N’ROLL 1500』」

山ちゃん「あー」

MT「やっぱデジタルだとあんまマジックが起こらない」

ー『1500』はいっぱいゲストがいますけど、豊田さんが自分で録音してたんですか?

MT「そうやね。ベアーズやカラオケボックスで録音して」

ーじゃあ『1500』が一番音数が多いってことですか?

MT「うん、あとは『実験の夜、発見の朝』」

ー『実験発見』はノイズとかフィールドレコーディングとか色んな要素が入ってるじゃないですか。スタジオで全部作ったわけではないんですね

MT「あれは自分で外に録音しに行ったりもしたかな。…あんま覚えてへん。本当に長かったから」

ワトソン「シャブやってたんですか?」

MT「やってないよ!時間が長かった。でもね、90年代の東京はドラッグが蔓延してた。俺は関係なかったけど」

ーメジャーのレコーディングとして、制作の〆切があり、どんどん煮詰めていったということですか

MT「〆切っていうか、プランがデカかった。しんどかったね」

ーアルバムの構想がデカかったんですか?

MT「いや、構造として、自分と事務所とレコード会社とか色んな問題がこんがらがってて。その中でポップを作るってギャップだったね」

ワトソン「俺らって今32なんですけど、どんな音楽聴いてました?」

MT「あんま聴いてへんかな」

ー『人体実験』が幾つでしたっけ?

MT「32」

ワトソン「マジで!?」

ー『32』って曲もありますね

MT「ほんま遊んでた。旅ばかりしてた。音楽はあまり聴いてなかった。YouTubeもなかったな。CDの売り上げがどんどん下がっていって、みんなパッとしなかったんだよね。曽我部くんもMIDI離れてメジャーデビューしたけど、止めたり。みんなバラバラになっちゃった。一瞬で。2000年代前半はみんなパッとしなかったんじゃないかな。構造が色々と変わっていって」

ーそれで今がまさにCDから配信とか、また変革してる時代ですよね。そこで豊田さんはリリースをしていなくて、どんなことを考えてるんでしょうか?

MT「…うーん。もう一回、ちゃんと自分に正直に、本当にいい音楽を自分の体で好きかどうかってことをずっと自問してる」

山ちゃん「うん」

MT「ともすれば、岩淵君が好きなWACKとかさ、音楽を利用してる連中がいっぱいいるじゃん。アイドル系とか、ああいうのを全部潰したいってくらい憎んでる」

ワトソン「ははは!」

MT「でも、ああいうスタンスが普通で稼げるのもわかるし、クソ真面目に表現を突き詰めて音楽をやるってことはカッコ悪いし、今は音楽以外にも色々情報発信しなきゃいけない。それで俺はクソ真面目な方に行ってるんだけど、どうにかして、端っこから石を放りたい。でもまだ石を放る力がない。もうちょっと。2、3ヶ月くらい」

ワトソン「結構早いな(笑)」

ーライブはコンスタントにやっていて、どんどん新曲は溜まってるじゃないですか

MT「音源を発表するチャンスがないから。曲はあるよ、30数曲は」

ーどついたるねんもそうですよね、録音してない曲がたくさんある

ワトソン「まあ、そうですね」

MT「ロックバンドでいい環境で録音できるのが難しいからね。全員が集まって、本当にいい音っていうのがしたいけど。金がすごくかかる」

ーライブの欲求とレコーディングの欲求は違うんですか?

MT「違うね。まあ、どっちもないよ」

山ちゃん「ふふふ」

MT「そういう風に言われたら、そういう気がしてきた(笑)俺ないかもしれない。ただ今日一日ハッピーでいたい」

山ちゃん「めちゃめちゃいいな」

MT「こないだサニーデイサービスの丸山さんが死んじゃったし、だんだん90年代の数が減っていく感じがして。サニーデイの3月くらいのライブに行って素晴らしかったんだけど、曽我部くんは心からハッピーな感じはしなかった。丸山さんの訃報聞いてから思ったんだけど。バンドの幻想かもしれないけど、サポートメンバーじゃなく、本当のメンバーでっていうか」

ー90年代のサニーデイがオリジナルのバンドでやっていたから、尚更そう思うんでしょうか?

MT「でも、それはそれですごく大変だったと思うんだけど」

ーこないだWOWOWの曽我部さんが司会の音楽番組に前野健太さんが出てる回があって、前野さんはバンドをやっていたけど、メンバーの関係のゴタゴタで曲を作れなくなるのが嫌でバンドを辞めて、曽我部さんが「それがバンドなんだよ」って言ったりとか。その対比が面白くて

MT「面白いね」

ー番組ということもあって、曽我部さんと前野さんが過度に反発していて

MT「それはいいね。本当にバンドが羨ましい。この歳で本当のバンドはないもんね。今一緒にやってるmtvBANDのメンバーはさすがに5年やってるからサポートとは言え、バンドっぽくなってきたっていうか」

ーmtvBANDは不定期ですけど、メンバーが変わらずにライブはやってますよね。あのメンバーはフィットするんですか

山ちゃん「さっき駅前ですれ違いましたけど、めちゃめちゃヤバい奴ら来たと思いましたもん(笑)」

MT「普通じゃない(笑)」

山ちゃん「ちょっと佇まいが不気味すぎて笑っちゃいましたね(笑)」

MT「派遣の単発バイトで集まって、掃除してる人たちみたいな。一応僕がリーダーで(笑)。そういう感じ。バラバラで」

ワトソン「逆に衣装を揃えた方が際立つんじゃないですか」

MT「それもいいね。今の3人は得難い。替えが効かないね」

山ちゃん「みんな顔がヤバいっすもん(笑)前しか見てないみたいな」

MT「発表はしてないけど、違うメンバーとセッションしたけど、僕の威圧感のせいなのかわからないけど音がなかなか出てこないの」

ワトソン「へー」

MT「冷牟田くんは何も考えずにすぐフレーズが出るんだよね、自分に陶酔してるから。それはすごいと思うわ、いつも」

ワトソン「うん、大事っすね」

ーそろそろまとめましょう。今回のライブに向けての気持ちはどうでしょうか?

ワトソン「よろしくお願いします!来てください!」

MT「うん、そうやな、なかなかない組み合わせなんで」

山ちゃん「対バンは渋谷nest以来ですね(2011年12月29日豊田道倫&ザーメンズ企画)」

うーちゃん「前野さんのバンドも対バンでしたね」

山ちゃん「あの時のライブ、すごく嬉しかったんだよな」

ワトソン「山ちゃんが豊田さんにエルボーしたりね」

MT「痛かったよ(笑)自分のバンドもしばらく東京でもライブはないんで。今回も伝説の夜にしたいね」

2018.8.2 目黒にて


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