見出し画像

言葉がなくとも伝わる

今日自分が見た、素敵なワンシーンについて
書いてみようと思う。

仕事終わり、夕暮れ時。
ドラッグストアで買い物をしようと思った。
地方は車が主な交通手段。
前の車に続いて、店の駐車場に入ろうとした。

すると前の車が駐車場の入り口目の前で止まった。
あれ?と思ってその前を見たら、
女性がぺこっとお辞儀をして
小走りで道を渡りその車の前を通り過ぎた。

車生活をしてるとまあまあの頻度で
遭遇するこの場面。
車よりも歩行者が優先。
自動車学校でも習った。
そうこれは当たり前である。

でも、女性はただ通り過ぎるだけではなく、
ぺこりと頭を下げ、ニコッとして
そして小走りでその後駆け抜けていった。

その姿はまるで、
ありがとうとも言ってるように見えた。

当たり前に譲ってくれるのではなく、
譲ってくれたことに感謝する女性のその姿が
素敵だとおもった。

そして、言葉に表さずとも行動でも そのことは伝わるのだなぁと思った。

人間は日常的にいろんな方法を使って
コミュニケーションを取る。
声に出してもそうだけど、態度とか表情とか声に
出さない方法でもコミュニケーションを
とっている。

これを非言語コミュニケーションというらしい。

現に私も、会社に向かう途中で社員さんとすれ違うと、目が合うし、なんだかんだお互い認識している。そしてそれがちょこっと嬉しかったりする。
これも立派なコミュニケーションだと思う。

もちろん、言葉で伝わることもたくさんあるが、時に言葉以上に表情や目線、身振りなど、言葉にならないコミュニケーションの方が重要な役割を担っているのかもしれない。

五感を使って生きている私たちだからこその
コミュニケーションだなと思う。

車と歩行者、車と車では声に出した
使ったコミュニケーションは難しい。
だからこそ、車移動を使うことが多い、
地方での暮らしにおいて、
非言語コミュニケーションは想像以上に
重要なのかもしれない。

それをたぶん知らないと思うけど、無意識にできた
女性はすごいなと思ったし、素敵だと思った。

私も譲ってお礼が見えたらリアクションしようと
思った、平日の夕暮れ時の出来事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?