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僕はフリーの獣医さん

皆さん初めまして獣医師の森田と申します。

私はコーヒービール日向坂46が大好きな臨床5年目の獣医師

動物病院と獣医師の共利共生を目標に掲げ、
2019年から動物病院と提携し診療業務を受託する個人事業主の獣医師として活動しています。

かっこよく言うとフリーランスの獣医さんです

このブログでは
そんなフリーの獣医さんの実状を発信していきたいと思います!

よければ少し自己紹介にお付き合いください。

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イラスト「獣医師の森田」
イラストレーター いのぼんさん より

獣医さんがフリーランスになったわけ

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大学卒業後、
僕は地元の個人病院に就職しました。

その病院の院長先生はとても優しい方で、
飼い主さんからもスタッフさんからも慕われる
まさに理想の街の獣医さんでした。

当時の僕は、当たり前のように
「何年か修行していつか地元で独立・開業する」
と思っていましたが

地元ではすでに動物病院が飽和していました。

新しく建つ動物病院もあれば
後継者不足で閉院する動物病院もある

この病院も
院長の引退と一緒に無くなってしまうかもしれない
そう思った時に

「この地域で新規開業することは業界・患者さんにとって必要か」

改めて自分のキャリアを見つめ直しました。

そして、

今ある病院と共に生きていきたい
と考え始めたことがフリーランスを始めたきっかけです。

勤務形態は変わりましたが、
僕は今でもこの動物病院で働いています。

この働き方を受け入れてくださった院長先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

日本の動物病院の現状

日本の動物病院の約65%が院長1人で獣医療を担っています。

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全ての責任と医療業務を1人で担う
僕たちには想像出来ないほどの忙しさの中で院長先生方は今日も現場で闘ってらっしゃると思います。

院長先生は僕たちの未来の姿です。
そして僕たちは今の獣医学生達の未来の姿でもあります。

”数年修行して開業”
といった従来のキャリアが
患者さん、ひいては動物医療業界にとって必ずしも必要であるとも言えない時代です。

新たに動物病院を創り上げる働き方
今ある伝統を守り広げる働き方

どちらも非常に重要で、そのバランスを考えながら
僕たちの世代は自身の働き方を決めなければいけません。

僕は大好きな院長の病院を継ぐ日まで専門性を持たないフリーランスの獣医師という新しいキャリアを生き、物心ともに豊かになりたいと思っています。

そして、この新しい働き方がスタンダードになる頃には
僕は2代目の院長として若者の力を借りたいと思っています。

そうした連鎖の先に今ある動物病院と獣医師が寄り添う未来がきっと叶うのではないでしょうか。

偉そうにペラペラとすみませんでした。
急に恥ずかしくなってきたのでこの辺で。

2年間のフリー活動を経て


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2019年の独立から1年が経ち、

ありがたいことに
たくさんのお仕事に携わらせて頂きました。

一緒にお仕事をさせて頂いた動物病院の皆様、企業関係者の皆様に
心からお礼を申し上げます。

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写真:ありがとうポーズで眠る愛猫のよもぎ

たくさんの経験を経て、
現在の私8ヶ所の動物病院で働いております。

日頃の感謝の気持ちを込めて、
本noteに記載させて頂きます。

リライフアニマルクリニック  副院長(福岡県平尾市)

・動物の専門外来 新宿耳科皮膚科センター 副センター長(東京都新宿区)

上埜動物病院(東京都世田谷区) 

げんき動物病院(東京都世田谷区)

川畑動物病院(神奈川県横須賀市)

つつじヶ丘動物病院(東京都調布市)

新座えのもと動物病院
(埼玉県新座市)

・八丈動物病院
(東京都八丈島)

院長先生、獣医師・動物看護師の皆様からたくさんの刺激を受け日々成長を実感しています。

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写真:たくさんの人に刺激を受け獣医師として日々成長する森田

おかげさまで縁に恵まれ、人に支えられなんとか今日まで生きて来ました。
これからも沢山の人に支えられながら、いつか誰かを支える力になりたいと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

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写真:夢に向かって羽ばたく森田

今後とも、獣医師 森田慶をよろしくお願い致します!!


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