イヴァンカ・キャンプギア紹介① テント編
こんにちは。バーチャルヤマナシVtuberの出羽イヴァンカです。世間は大型連休真っただ中ですね。この時期はどこもかしこも人が多くてうんざりします……
私は普段日本語とロシア語を用いてのゲーム配信や雑談配信や、バチャヤマを紹介する動画やツーリング動画、キャンプ動画などの動画投稿を中心に活動しています。
今回の記事はキャンプに関してのものです!これから何回かに分けて使用しているキャンプギアを紹介していければいいな~と思っています。
それでは始めましょう。
前段として、私が普段どのような環境で普段キャンプしているかを簡単に説明すると、
・キャンプ歴は約5年程度
・基本的にソロキャンプ、ないしは独立した道具を持ち寄ってのグループキャンプ
・移動手段はバイク(YAMAHA ツーリングセロー)もしくは自動車(三菱 パジェロミニ)
・バイクでの活動が長かったため、基本的には軽量ギアがメイン
・テント泊 タープ泊 ハンモック泊の三種類を使い分けることが多いです
こんな感じですね。改まって自分の趣味の概況を説明するのってなんだかこそばゆいですね。しかし気づけばもうこの趣味を始めて5年近く経っているんですね。我ながら感慨深い……
それはともかくとして、こうして続けてきた結果、キャンプで使うギアも、1つのものにつき3~4種類くらいは所持しているようになりました。すぐ新しいものが欲しくなってしまうタイプです。物欲まみれです。
前置きがすっかり長くなってしまいましたね。ということで今回はまずテントの紹介からしていこうと思います。具体的なギアレビューとかは大体どこかで誰かがもうやっていると思いますので、私の簡単な所見を書いていこうかなーと思います。お付き合いいただければ幸いです。
テント編
・Six Moon Designs/lunar solo LE
今現在最も私が使っているテントです。アメリカのアウトドアメーカー six moon designsが販売しているテントです。一昨年くらいにメルカリで購入しました。
シングルウォールタイプの一人用ULテントで、重量はポールを除くと約700g!トレッキングポールをポールの代わりに代用することができ、登山での使用も想定されているモデルです。
私は純正品のカーボンポールとグラウンドシートを使っていますが、全部合計しても1kg以下、極めて小型に収納できるお気に入りのテントです。
ここで話は少々脱線しますが、テントについて豆知識をひとつ。
テントの基礎知識の一つですが、テントは大きく分類するとシングルウォールテントとダブルウォールテントに分類することができます。
違いは読んで字の通りですが、テントの内室と外界を隔てる壁が一枚か二枚かの違いです。皆さんが一般的にイメージするであろうテントはおそらくダブルウォールですね。
メッシュが多くあしらわれたインナーテントにバサッとシートを被せるあれです。ちなみに外側にかぶせるシートはフライシートといいます。
シングルウォールはダブルウォールに比べ軽量で設営、撤収が楽などのメリットがありますが、デメリットとして防水性を維持するために高機能な生地を用いる必要があるため価格が効果になりがちな点や、日本の気候にあまり合っていない点などがあげられます。
どのようなポイントが日本の気候に合っていないかというと、湿気に弱いところです。
テントで就寝すると、テント内の湿気が夜間の冷えた空気によって冷まされ、テントの内壁に結露となって付着します。朝起きたらポタポタ水が垂れてくる……なんてことも。
特に冬季のキャンプにおいてその問題は顕著で、寝袋が水浸しになり、保温力を失ってしまうことがあったり、さらに極寒の環境下においてはテントの内側が凍ってしまうことも多々があります。加えてシングルウォールテントは吹き込んでくる風雨から内室を守るため、メッシュをあまり使用できない点もその短所をさらに加速させてしまっている節がありますね。
つらつらとシングルウォールの短所ばかり書き連ねましたが、私の一番のお気に入りテントはシングルウォールのルナーソロです。全面部の開口部をフルメッシュにすることができ、そのほかにも通気性を出来る限り確保した構造になっているため、悪天候の時を除いては結露が就寝を阻害することはほとんどありません。(若干の結露はありますが 拭きましょう)通気性を優先した結果、風が吹き込んでくることも多々ありますがそれは別のギアで補う戦法をとっています!
また、大半の部分が一枚の布のため、とても設営撤収がしやすい!
設営方法についてはこの動画がわかりやすいです。外人ニキが日本語で教えてくれてちょっと和みます。
このテントのもうひとつの注意点としては、動画を見ればわかることではありますが、ペグダウンが必須という点が挙げられます。河原や湖畔などの地面が硬いキャンプ場に、小型の軽量アルミペグを持っていき、地面にまったく刺さらずテントが立たない……なんてことがないようご注意!
・バンドック/ソロベース
こちらは軍幕型テント、パップテントと呼ばれることもありますね。無骨なギアが好きなおじさま方を中心に人気を博しているタイプのテントです。
軍幕、パップテントとは読んで字の通り元が軍隊で使用されていたものであり、軍の払い下げ品やレプリカモデルなどが多く、実際に我々キャンパーが使う際には各々オーナーさん達がファスナーの取り付け加工など手を入れて使うことが多い種類のテントでした。
ソロベースはそんなパップテントを日本のメーカー、バンドックがキャンプ用に再設計した製品です。内部に設置するメッシュタイプのインナーテントや、軒先を跳ね上げたときに用いるキャノピーポールまでついた至れり尽くせり仕様。お値段も他のパップテントに比べてかなりリーズナブルなお値段となっています。お徳ですね。
インナーテントのサイズはマットがぴったり収まる完全ソロサイズ。人によってはインナーテントを使わずコットで寝たりする人もいますね。私もたまにやります。
このテントの魅力としては、まず他のテントとは全く異なる設営スタイルをとることでしょうか。跳ね上げた前面のキャノピーが屋根となるため、軍幕キャンプにおいては基本的にこのキャノピーの下に一人で入り込むスタイルが主流となります。
また、キャノピーの天井はそれほど高くありませんので、通常のキャンプで用いられるタイプの椅子では頭がついてしまいますので、かなり低めのチェア、もしくは地面に直接座り込んでキャンプをする事になります。普段より地面が近づきますので、テーブルなどもそれに応じた高さのものをチョイスする必要がありますね。
地面が近いため、自然と距離が近く感じますし、焚き火とも距離が近くなります。いつもと異なる環境でキャンプすることができることが一番の魅力でしょうか。私は普段からかなり低めの位置でキャンプしていますので、この商品はなんとなく興味が湧いたので購入した程度ですが、結構楽しいものです。
また、軍幕型テントの多くに共通する特徴として、コットン素材、TC素材、で作られている点が挙げられます。通常のテントに用いられるポリエステルの素材に比べコットンは耐火性に優れているため、低めの天井でもテントに穴を開ける事なく焚き火ができるってわけです。ポリエステル製のタープやテントではこうはいきません。火の粉で一瞬で穴が開きますからね。くれぐれもお忘れなく!
このテントの注意点としては、あぐらやローチェアでキャンプをしますので、普段より焚き火と距離感が近くなりがちです。雨の日なんかは特に狭いキャノピーの下で過ごす事になりますので、火の粉には重々注意してくださいね!私は一回焚き火をしただけで椅子やら服やらにたくさん穴を空けました。悲しい。
もうひとつの注意点としては、見た目のコンパクトさに対して結構重量があるところですね。盛りだくさんなお得パックである分、結構な重量感がありますので、徒歩キャンパーの方達にはあまりお勧めできないかも……?
あともうひとつありました。軍幕キャンプは先ほども書きましたが、高さがかなり通常のスタイルに比べて低めですので、他の人とキャンプする際は目線がかなり異なりますのでちょっと苦労するかもしれませんね。ソロキャン向けのギアかも?もしくは同好の士を頑張って見つけましょう。
・ogawa/ステイシー ST-Ⅱ
テント三つ目。今回はこれで最後の紹介です。
ステイシーは日本の有名なテントメーカー、小川キャンパルが製造しているテントです。私が持っているテントの中では一番メジャーなものだと思います。
ステイシーは2〜3人用のテント。作りとしてはスタンダードなダブルウォールテントめす。フレームを組み立て、インナーテントをフレームに吊り下げてフライシートを被せる標準的な設営方法です。
上記二つのテントとは異なり、ステイシーは居住性重視でチョイスしました。インナーテント内の居住空間で大人二人がのびのび寝れるくらいの広さがあります。
また、最大の特徴点として、前室がかなり広い点が評判となっています。
前室とは読んで字の通りですが、テントを組み、出入り口を閉めた際、インナーテントとフライシートの隙間に発生する空間のことです。雨が降った際などに靴を入れたり、テント内に入れるものではないけれど濡らしたくないものをしまったりするのに用います。
この空間を大きくもたせたテントを2ルームテントと呼び、家族用の大型テントなどではしばしこういった前室を広く持たせたテントを見ることがあります。
この構造の強みは、テントの全室に屋根付きの居住空間が発生することであり、日差しの強い日や悪天候時にタープが不要となる点や、冬季においては側面を閉める事により冷気をシャットアウトしてくれる点が強みですね。
ステイシーはこのサイズのテントにしては破格の広さを持つ全室をそなえていて、ほぼほぼ2ルームテントと言っても過言ではありません。私もステイシーを出す際はタープは小さいやつしか持っていきませんね。
また、オガワのテントや有名ブランドのテントにも共通する点ですが、ノウハウの蓄積により細やかな部分でユーザーが扱いやすいような工夫が凝らされています。具体的にここが〜といった感じではないんですけどね。色々使うとわかるようになります。
ステイシーは居住性とコンパクトさのバランスが非常に良いテントだと思います。徒歩では少し重いテントですが、ヘルメットなどをテントの中に余裕を持って入れることが可能な居住空間の広さや、バイクにちょうど納まる収納サイズなこともあり、キャンプツーリング界隈に大人気なテントです。
現在所有しているテントはこの3張りになります!
次回はマットか寝袋かな……手放しちゃった道具の話もそのうちするかもしれません!
ということで今回はここまでになります。長々とお付き合いいただきありがとうございました!
よければあなたのおすすめギアも教えて下さいね。
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それではまた。近くて遠いあなたの隣人 出羽イヴァンカでした。
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