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ARIAは良いというだけの話

テスト1週間前。勉強せずに駄記事執筆。心安らかなり。


どうも、いうよかだったり、片野だったり、ようさんとか呼ばれている人です。いい加減僕も、どの名前を名乗れば良いのかよく分からなくなってきました。

好きな事についてアウトプットしたい季節ってありますよね?でも別にそれって人におすすめしたいかと言われると微妙な時があると思うんです。
なのでこうして冗長な文字列を羅列して記事にして謎で不毛なアウトプット欲を発散する訳です。

なんでこの記事を書こうと思ったか

  • 前述の通り謎で不毛なアウトプット欲の発散。知り合いとの会話ではあまり口では共通の趣味以外の事で自分の趣味の話をすることは僕には無いので・・・

  • その季節が定期的に発作するARIAの限界オタク時期と被った。ありません?そういう信仰心の暴走って。無い?そうですか・・・


この記事は誰に向けて書いているのか

多分誰にも向けてません。僕の自己満足記事に近いです。
とはいえ何故か読んでくれている物好きな方もいると思うのでARIA何も知らんマンからアイ・ラブ・アリシアさんみたいな人まで一応読める記事にするように善処します。じゃないと多分この記事世紀末になる。

一つお断りをしておくと、この記事はARIAを布教するために書いているものではありません。理由は詳しく後述しますが、万人受けする作品だとは思ってないからです。おススメすべき作品はもっと沢山あると思います。
嘘をついていたら風呂にでも沈めてもらって構いません。

んでARIAって何

一言で言うならSF×日常系作品。公式では未来系ヒーリングコミックとか言ってます。
昔見たコメントだと等身を上げたきらら作品とか見かけた気がするけど、個人的にはきらら的かと言われれば微妙。
ただ、基本的に平和な作品ですから100%否定しきれません。

きらら内で近い作品を考えてみましたが、思いつきませんでした。ごちうさが強いて言うならこじつけレベルで近いかとも思ったけど別にごちうさが好きならARIAも好きかと言われれば微妙。

詳しい事を言うなら

2001年から2008年にかけて連載されていた天野こずえ先生の漫画です。後発の作品だと「あまんちゅ!」がアニメ化されています。こっちは2010年代後半にアニメ化されているのでこっちのが知っている人もいると思います。ARIAも2005年~2008年にかけてTVアニメとしてアニメ化されています。

2008年に原作もアニメも一度完結していますが、後日談というか、数年後のエピソードとして3作品映像作品が続編が描かれています。非常に根強い人気のある作品と言えますね。
元々はAQUAという名前の作品ですが俗にいうエニックスお家騒動の影響を受けてARIAに生まれ変わったという経緯があります。ただし、AQUA2巻とARIA1巻は地続きになってます。
(なので、AQUA1巻と2巻は実質的にARIA-1巻とARIA0巻に相当します。)


背景とあらすじ

西暦2300年代の未来、火星テラフォーミングされ水の惑星となり、アクアと呼ばれていた。アクアに築かれた入植地の一つ、ネオ・ヴェネツィアは地球のヴェネツィアの風習や街並みを再現した観光都市である。ヴェネツィアはすでに水に沈んでおり、多くの建築物がネオ・ヴェネツィアに移設されていた。また、日本人の入植地が近接していたことにより、日本文化の影響もみられる。

ネオ・ヴェネツィアでは地球のヴェネツィアと異なり、ゴンドラ漕ぎによる観光案内を女性が担っていた。この職業はウンディーネと呼ばれ、観光産業で重要な役割を持っている。本作品では、一人前のウンディーネを目指す少女から見たネオ・ヴェネツィアの日々の情景が描かれている。

Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ARIA_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

物語は、惑星マンホーム(地球)から来た少女、水無灯里(みずなし あかり)の視点で語られる。灯里はウンディーネとなるために、人間一人、猫一匹の小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」(アリア―)に入社する。この都市の観光会社には航海の安全を祈願するために青い瞳の猫を象徴にするという風習があり、ARIAカンパニーでは火星猫のアリアを社長にしている。アリアは作品のマスコット的存在ともなっている。経営者で先輩のアリシアは業界一の成績を持つウンディーネであり、灯里はその優しい指導の下で成長していく。

また、灯里は同じこころざしをもつ二人の少女と友人になる。一人は老舗観光会社「姫屋」の跡取り娘、藍華(あいか)。もう一人はまだ学生ながら、一流の操船技術を持つアリス。3人の所属会社は違うが合同で練習を行い、観光案内と操船の技術を磨いていく。

各話ではネオ・ヴェネツィアの風習や季節の風物などが描かれる。時折り、妖精ケットシーのような幻想的な存在が灯里の前に現れることもある。灯里の職階は見習いの「ペア」から、一定の範囲で営業が認められる半人前の「シングル」、そして、一人前のウンディーネである「プリマ」へと昇格していく。

Wikipedia  https://ja.wikipedia.org/wiki/ARIA_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

ざっくりまとめるとARIAの世界は今からよりもかなり未来の話で、火星がテラフォーミングされ水の惑星「AQUA」として生まれ変わっており、物語はこのAQUAで展開されます。地球はマンホームと呼ばれています。恐らく人類の家、生まれた場所的な意味合いです。

このAQUAの中でも、イタリアのヴェネツィアをモチーフとして作られたネオ・ヴェネツィアを舞台とし、主人公の水無灯里が一人前のウンディーネを友達関係に相当する藍華とアリスと共に目指す作品です。
ウンディーネはゴンドラ漕ぎによる観光案内を行う職業で、ネオ・ヴェネツィアのアイドル的な存在です。この3人は所属している会社が違うので良きライバルであり、良き仲間であるそういった関係です。


赤い制服が藍華、青い制服が灯里、黄色い制服がアリス

簡単な特徴、魅力

よく日常系作品に分類されていますが、僕個人としては「癒しと素敵と本当の優しさの」究極系作品だと思ってます。心温まるエピソードが多く、とても人生において心に留めておきたい話が言葉が沢山詰まった作品です。
実際、今の僕の人生観は非常にARIAの影響を受けています。時に励ましになるような作品でもあります。特に藍華周りのエピソードは本当に刺さる人はささるんじゃないかな。メインキャラ3人にはそれぞれ先輩がいて、その3人の言葉から学べることは本当に多いです。


左からアテナ、アリシア、晃

ARIAを一通り見終わって感じるのは、当たり前は突然に終わりを迎える事。それは一見悲しいことかもしれません。

でも大事なのは、当たり前が当たり前じゃなくなった時にあの時は良かった、じゃなくてあの時も良かったと思う事。作品内でも、当たり前が終わる時が来るのですが、それでもキャラクター達は真っすぐと生きています。この辺の考え方に関するエピソードが一番心に沁みました。

なんでこんな分かりにくい文章になっているかというと結構ネタバレになる内容だからです。僕の表現力ではこれが限界です。つらい

まあざっくり言うなら少しだけでも色々前向きにさせてくれる作品です。

アニメに限った話をするならば、本当に曲がいいです。というか本当に曲だけでも聞いてください。牧野由依さんのファンは寧ろ見た方がいいです。
という事でアニメ版ARIAで好きな要素発表マンになります。

  • OPも本編なので飛ばせない。

このアニメ、OP中もストーリーが展開しています。牧野由依大先生の素晴らしい曲と共にストーリーが楽しめます。このシステム、他のアニメでもじゃんじゃん導入してくれ。なんなら曲その物にも飽きさせない工夫というかギミックがあって、例えば1期の場合だと後半の話からは2番歌詞になったり終盤の話だと特殊バージョンになったり、結構面白いです。

ちな、1期OPがこれ


  • アイちゃんの存在

1期1話から割と重要人物として登場してくるアイちゃん。実はアニメオリジナルキャラクターです。漫画版のARIAも大好きなんですが、先にアニメ版も見たもんで、やや違和感。"ほぼ"漫画には登場しません。後々第二の水無灯里的なポジションになっていくので本当に大事な存在です。

  • 挿入歌が神

この作品OP,EDもBGMも神なのですが時々流れる挿入歌が神すぎます。
大体流れる時は比較的重要な回で流れるのですが、その場面に合いすぎなんですよね。本当は好きな曲も紹介したいんですけど、初見で聞いたときの感動を取っておきたいのでここでは割愛します。
が、一応僕の好きな曲だけ言っておくと「シンフォニー」「横顔」「神とヘアピンと私」「ルーミス エテルネ」こんな所です。ほぼ全部では?
こいつらは単体で聞いても神ですけど流れる回との相性が本当に良すぎるので是非アニメ見てください。というかルーミス エテルネの回は神です。


どういう人が向いてる?


さよ教の注意書き

流石に半分冗談ですが、割とこれは当てはまるかもしれない・・・w
ちゃんと言うなら、
・日常系アニメが好きな方
・優しい世界が好きな方
・猫が好きな人
・成長物語をぼんやりと見ていたい方
・感動したい方
・ネガティブであることをやめたい方

こんな所でしょうか。

クソ雑な主要な登場人物紹介

正直これいる?って思いましたけどまあ軽くはあった方が良いかなって思ったので結局やります。ただ、長いとアレなので1キャラ一言で。

水無灯里

フレンドリーの化身

主人公。ちゃんと主人公してる。フレンドリーの化身。定期的に恥ずかしいセリフを言う人。

アリア・ポコテン(通称:アリア社長)

ぷいにゅ

ARIAカンパニーの社長。この世界では瞳が青い火星猫を社長にする風習がある。
まあ、よくいるマスコットキャラクター。ぷいにゅが特徴的。
アリア社長だけではないけど火星猫は基本人間並みの知性を持っているらしい。

藍華・S・グランチェスタ



「恥ずかしいセリフ禁止!」

灯里の最初の友達。灯里の恥ずかしいセリフを禁止する女。
苦労人ポジション。頑張り屋さん。だから優秀。作中屈指のTHE 乙女。

アリス・キャロル


でっかい

天才枠。藍華と灯里よりも年下。でっかいマイペースです。
コミュニケーション苦手枠。
一応2人の後輩的なポジション。学生しながらウンディーネしてる。
3期9話は泣ける。

アリシア・フローレンス

あらあら

あらあらうふふ。
灯里の先輩。ARIAの登場人物は基本優しい人物ばかりだけどこの人がダントツで仏みたいな存在。いや本当に仏です。上司にしたいキャラクターランキング1位。

晃・E・フェラーリ


すわっ!

藍華の先輩。男勝り枠。この作品、普通に男性キャラも出てきますし、主要な登場人物にも男性はいますがそれを含めて一番カッコイイキャラ。
苦労人枠その2。個人的に一番人生観を変えられた人。ほんと尊敬します。
作品が進むにつれて好きになるタイプのキャラ。

アテナ・グローリィ


THE ドジっ娘

アリスの先輩。ドジっ娘。かなり重度で保護者がいないと怖いレベル。歌の天才。気配り上手なため、何だかんだちゃんとお姉さんしてる。



本当はもっと紹介したいキャラがいますけど(特に男性陣)、収拾がつかなくなるのでここまで。


なんか作品沢山あるけど何見ればいいの?

本当は全部見ろって言いたいんだけど、漫画は合計14巻あったり、アニメは合計50話以上あるんで中々大変なんですよね。という事で色々プランを考えてみた。

アニメ編・全部見る!

・ARIA The ANIMATION(1期/13話)
・ARIA The NATURAL(2期/26話)
・ARIA The OVA ~ARIETTA~(OVA)
・ARIA The ORIGINATION(3期/14話/TVシリーズ完結編)
・ARIA The AVVENIRE(OVA/劇場作品/全3話)
・ARIA The CREPUSCOLO(映画)
・ARIA The BENEDIZIONE(映画/最新作)

映像タイトルは上記の7タイトルです。こうして見ると本当に多いですね・・・AVVENIRE以降の回に関しては原作から数年後の話になりますのでほぼ完全新作の話になってます。ゆっくり見続けられる方はこの順番で見てください。3期の後半から泣きっぱなしにかもしれませんよ。

アニメ編・少し手軽にARIAを楽しみたい人向け

ARIA The ANIMATION 全話 
ARIA The NATURAL ※一部のエピソード 以下の話数
1話 2話 3話 6話 8話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 18話 19話 21話 22話 23話 24話 25話 26話
ARIA The ORIGINATION 全話
ARIA The AVVENIRE
ARIA The CREPUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE

2期の7話分とARIETTAで合計8話分を省略するコースです。
正直NATURALはかなり長いので少し飛ばし飛ばし見ても良いかなと思ったのでこんな感じにしてみました。

アニメ編・急いで見たい!けどちゃんとARIAらしさは感じたい

ARIA The ANIMATION ※以下の話をスキップしてください。
7話・8話・10話

ARIA The NATURAL ※以下の話をスキップしてください。
4話・5話・7話~11話・14~17話・20話・22話・23話

ARIA The ORIGINATION ※以下の話をスキップしてください。
2話・3話・Special Navigation・7話・8話

ARIA The AVVENIRE
ARIA The CREPUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE

少し手軽版よりも、もう少しカット版。正直カットしすぎな気もするけどまあこれで十分なんじゃないかな・・・?

アニメ編・本当に本当に急いで見たい

ARIA The ANIMATION ※以下の話をスキップしてください。
4話・5話・7話・8話・10話・12話

ARIA The NATURAL 1話だけ

ARIA The ORIGINATION ※以下の話をスキップしてください。
2話・3話・Special Navigation・7話・8話

ARIA The AVVENIRE
ARIA The CREPUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE

なんと4クール以上あるTVシリーズを約1.5クールに凝縮。NATURAL1話オンリーはかなりおいきりました。このプランの場合、全部見て気に入ったらNATURALも後から見ましょう。ANIMATION12話をスキップするのはどうなんだ?って思ったけど急いで見る分では微妙かと思ったのでスキップ対象に。


漫画編・単行本編

AQUA 全2巻
ARIA  全12巻
(ここから先は映像)
ARIA The AVVENIRE
ARIA The CREPUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE

漫画をベースとして読む場合はこうなります。中古で漫画を買う場合は多分こっちの方がいい。ただ、ARIAには完全版が存在してそっちの方が7巻で収まっていてコンパクトに読めるのでそっちも紹介します。

漫画編・完全版編

ARIA The MASTERPIECE 全7巻
(ここから先は映像)
ARIA The AVVENIRE
ARIA The CREPUSCOLO
ARIA The BENEDIZIONE

完全版にはAQUAの内容も含まれているのでお金があるならこっちの方がおすすめです。問題は中古価格がやや高め。


終わりに

まあここまで言っておいてアレなんですけど、基本的にどのエピソードから入っても基本楽しめるようになってます。なんなら3期だけでも見て欲しいです。
ARIA、本当に勉強になる作品なので見ましょう。
本当は色々ボケようかと思ったんですけど結構ガッチリした説明になってしまった・・・


そういえば何か忘れているような・・・


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