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15歳で合同会社を設立するための手順

どうも、”いうと”です。
合同会社を設立する際に、15歳での事例は少ないということもあり、参考になる情報が限られていました。

今後、合同会社を設立しようと考えている方の参考になればと思い、私が行った手順についてまとめておきます。

あくまでも経験しただけで、特別詳しい訳ではないので、一部解釈が誤っている部分があるかもしれません。鵜呑みにすることは控えてください。

それと時間を掛けずに書いたので、文章としておかしな点があるかもしれません。随時修正します。

大きく手順が変わることはありませんが、これは名古屋市で設立した場合なので、他の都道府県・市町村では違う可能性があります。
なお国内であれば、どこに住んでいても合同会社の設立自体は可能です。

登記するまでの手順

バーチャルオフィスを契約

法人登記するためには会社の場所を決める必要があります。自宅をオフィスにすると自宅がバレますし、物件を契約するのも安価ではないため、選択肢として選びづらいかと思います。

なので実際のオフィスとしては使えませんが、法人登記をするために住所を借りられ、届いた書類の郵送などを行っているバーチャルオフィスをオススメします。

しかし未成年NGやクレジットカードのみで決済し契約する人と登記する人は同じである必要があるなどと、様々な制限があります。これにより契約できるバーチャルオフィスの幅は狭まりました。

なので私は、一般社団法人 和文化推進協会のバーチャルオフィスを契約することにしました。このバーチャルオフィスであれば、保護者が契約し、子どもが利用することもできます。

法人・個人と保護者の印鑑を準備

登記するためには法人印が必要なので、購入しました。三本セットで売られることが多いのですが、代表者印さえ購入すれば登記できます。

私は法人印とケースを購入しました。様々なフォントや材質がありますが、基本的にはどれでも良いようです。

また印鑑を登録できるような個人と保護者の印鑑を持っていないようでしたら、購入してください。

区役所で印鑑証明書を取得

個人と保護者の印鑑を用意できたら、区役所で印鑑証明書を取得します。一枚あたり300円の手数料が発生しました。

一般的には個人の印鑑証明書だけを取得すれば良いと書いてあることが多いのですが、15歳で設立するなら保護者の印鑑証明書が必要です。私の場合は、自分・父・母の印鑑証明書を取得しました。

初回の場合は印鑑・本人確認ができるもの・300円/枚、2回目以降の場合は印鑑登録手帳・本人確認ができるもの・300円/枚が必要です。

区役所で戸籍謄本を取得

15歳で登記する場合は、保護者との関係性を表すために区役所で戸籍謄本を取得する必要があります。うろ覚えですが、自分の印鑑と本人確認ができるもの、手数料450円が必要です。

freee会社設立で手続き

freee会社設立を活用し、登記していきます。基本的に通常の方法と同じですが、書類提出方法は「法務局に直接持っていく」を選択してください。理由は不明ですが、オンラインでは上手くいきませんでした。

また定款を作成するときに、専門家の方に保護者の同意書を作成してもらうようにお願いするか、自分で作成して下さい。(私はよく分からなかったので、お願いしました。)

また電子定款の場合は、作成した定款をCDに書き込む必要があるので、自宅にCDやCDにデータを書き込める機械がない場合には、それらも事前に購入して下さい。

法務局に登記書類を提出するときには、freeeの持ち物リストにある書類だけではなく、取得した印鑑証明書や戸籍謄本、保護者の同意書なども忘れないようにして下さい。

(なお法務局に行くことが難しい場合は、郵送でも可能です。私は郵送で京都地方法務局に提出しましたが、登記できました。)

15歳の合同会社設立について

15歳での合同会社設立は、総額10万円以下で可能だと思います。それに対して株式会社の場合は20万円以上掛かるので、会社を経営する経験をしたいだけであれば、合同会社一択です。

会社設立してから何もしなくても毎年、法人住民税の均等割が掛かります。法人住民税の均等割は自治体ごとに異なりますが、7万円程度掛かるので、それがネックなら控えたほうが良いかもしれません。

私は早いうちから会社を経営した経験は財産になると考えているので、WEBライティングで稼いだお金を使って法人登記しました。おそらく会社を黒字化させるのは数年掛かりますが、赤字も自分で補填するつもりです。

会社を経営したからこそ見えてくるものがあり、会社として行った事業の成功/失敗に問わず学べることがあるのだと考えているため、勉強代として見積もれば安い方だと思います。

ちなみに代表として、会社の登記ができるのは15歳からなので、15歳未満の場合は、別の方法を取る必要があります。私も詳しくないので、興味があれば調べてみて下さい。


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