見出し画像

IURCに参加するメリット、参加都市に求められること

IURCに参加するメリット

IURCに参加するメリットとしては次のようなことが挙げられます。

・テーマ別ネットワーク活動(クラスター活動)と、日本とEUの都市同士の都市間協力の2つの活動のもとで実施される活動を通じて、持続可能な都市開発のための総合的な政策の立案とその実施、民間セクター・市民社会・大学・研究機関等のさまざまな主体が参加する施策づくりについて理解を深めるとともに、優良事例(グッドプラクティス)に関する新しい知識を得ることが出来ます。
・クラスター活動には、日本とEU以外の都市も参加するので、より幅広く世界的な動きを知ることが出来ます。一方、都市間協力では、欧州の都市との緊密な連携によりパートナーシップの構築・強化が可能となります。また、相互訪問や会議を通じて互いの優れた知恵や経験について、より深い情報・知識の獲得が期待できます。
・IURCに参加する都市は、活動を通じて、経済に好影響を与えるような持続可能な都市開発プロジェクトを発掘し、推進することも出来ます。また、持続可能な都市開発に関する国際的なイニシアティブに参加し、貢献することが出来ます。IURCの下で世界各地において実施されたケーススタディ、アクションプラン、報告書・ビデオ等の成果はIUCのウェブ上に公開されるので、参加都市はいち早くこれらの情報にアクセスすることができるとともに、自らも世界に発信することが出来ます。

IURCに参加する都市に求められること

(1) IUC からの継続参加で、同じEU都市との協力を継続希望の都市
・2021年においては、クラスター活動に参加いただきます。参加したクラスター活動の中で、自都市の取り組みや関心分野についての発表をお願いすることがあります。(参加希望表明の際、参加希望する分野、テーマについて回答ください。)・2022年前半において、EU都市(協力相手都市プラス1都市の2都市)の受け入れ(合計2日程度)。視察及び交流会議などの企画と調整。
・2022年後半において、EU都市(協力相手都市プラス1都市の2都市)への訪問。日本からは別の1都市が同行することを想定しています。現地視察及び交流会議に合計7日程度(移動日を含む)について、EUの規定により旅費・宿泊代を支給します。
・交流会議では、グッドプラクティスに関する情報交換、取り組み分野における協力深化などを行います。
・交流の成果をまとめた報告書の作成。
・交流活動の様子やそこから得られた情報のIURCウェブサイトへの提供、各自治体のウェブサイトなどへの情報掲載。

(2) 新たにクラスター活動に参加希望の都市
・IUC からの継続参加であっても、同じEU都市との協力継続を希望しない場合は、これに該当します。
・2021年においては、クラスター活動に参加ください。(参加希望表明の際、参加希望する分野、テーマについて回答ください。)
・ 参加したクラスター活動の中で、自都市の取り組みや関心分野についての発表をお願いすることがあります。
・2021年の末に、EU都市との都市間協力についての希望調査を行います。関心テーマについて、特定のEU都市との都市間協力を希望する場合には、クラスター活動を通して相応しい協力相手を発掘いただきます。ヘルプデスクは、協力都市の発掘を支援します。

IURCでは、IURCに参加を希望される都市を募っています(2021年6月18日(金)まで)。都市間協力を通じてEU都市と相互に学び合うとともに、クラスター活動を通じてEUのみならず、アジア・オーストラレーシア地域の国々との情報交換、取り組みの発信をしてみませんか?