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足首くらいの深さの書籍レビュー

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読書家ではないので、底の浅いレビューですがよろしければ。
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2021年2月の記事一覧

本物の恨みを見た気がする。---ダンプ松本「ザ・ヒール」

いやはや、なんとも恐ろしいものを見てしまった。 ダンプ松本はもう還暦だという。しかも一度引退しているとはいえまだ現役である。本書はそのダンプ松本の自伝だ。 僕はマッハ文朱から始まる全女(全日本女子プロレス)の隆盛をリアルタイムで見てきた世代なので、当然極悪同盟を率いたダンプ松本の全盛期もよく知っている。とにかく徹底した悪役ぶりで、観客を怒らせるという点では男のプロレスラーでもこの人を超える悪役というのはパッと思いつかない。ファンクスに対するブッチャー・シーク組なんかはそれ