スプリンターズステークス 枠順決定!全頭診断、予想

ついにこの時期が来ましたね。GⅠの季節です。

まずは先週のオールカマー。

S評価の馬が見事ワンツー決着。
馬券もS評価2頭を軸にA,B評価の馬に三連複流したので見事的中でしたが、まずはしっかり予想が当たったことが嬉しいです。(noteの記事まともに当たったの初めてなので倍嬉しい。)
タイトルホルダーは休み明けで本調子には程遠かったかもしれませんがよく逃げ粘りました。そしてローシャムパーク。スローペースの中で道中で押し上げていき、直線で差し切った競馬はジョッキー含めさすがでした。

今週はスプリンターズステークスを予想していきます!

コース、レース傾向

コース


中山芝1200m

スタートは向正面の坂の頂上。
最後の直線まで下り坂が続き、ペースはかなり速くなる。内枠有利。
最後の直線は310mと短いがゴール前に急坂あり。秋開催ということもあって高速馬場になりやすい。
・パワーのある馬
・高速馬場に対応できる馬
この2点が重要なポイントになってくる。

レース傾向

・前走セントウルS組は【5.4.2.42】。特に連対していると、ここでも好走していることが多い。
他のサマースプリント組も成績がそこまで悪くもないので軽視はできない。
・内枠有利。馬券内30頭中24頭が1枠~5枠。
・同年のオーシャンSで馬券内に好走した馬の成績が【2.3.1.6】

全頭診断

S評価

⑥🐎ママコチャ🐎
前走北九州記念は初の1200m挑戦になったがハイペースのレースにも冷静に対応し、中団から直線で脚を伸ばして2着。勝ち馬には届かなかったものの半馬身差まで追い詰めたのは評価できる。
前々走安土城Sでは4番手で競馬を進め、直線で抜け出して1着。スローペースではあったものの他馬とはレベルの差があった印象。
今回の乗り代わり、内枠も引けたことでS評価です。
【好走材料】
・現在リーディングトップジョッキーに乗り替わりはプラス。
・近走のように先行しつつも中団から抜け出す競馬できれば馬券内は堅いか。
・内枠引ければプラス。
・最終追切〇
【凡走材料】
・斤量56kgは初。
・重賞での実績は最高2着と勝ちが無いのは不安。

⑨🐎アグリ🐎
前走セントウルSは逃げ先行有利の中で後方から競馬をしたものの直線で一気に外から差してきて2着。展開向かなかった中で評価できる内容。
前々走はチェアマンズスプリント。海外ということもあり、度外視。
3走前は高松宮記念。不良馬場ということもあり直線で伸びずに7着。敗因もはっきりしているため、着順ほど評価を下げる必要はない。
今回は展開も向きそうなので馬の能力も考慮してS評価にします。
【好走材料】
・逃げる馬が多い今走は後方待機できれば展開が向きそう。
・阪神でやたら好走歴があり、中山も同じ急坂がある点から対応はできそう。
・高速馬場にも対応できる。
・最終追い切り〇
【凡走材料】
・鞍上が極端な後方ポツンをすると届かない可能性あり。

A評価

①④🐎エイシンスポッター🐎
除外対象馬→トウシンマカオ回避により繰り上がり出走。
前走セントウルSは前残り傾向の馬場の影響もあって後方脚質のこの馬には展開向かず。
前々走CBC賞も逃げ馬に有利な馬場であり、同じく展開が向かなかった。
近走展開向かないが上りタイムは常に上位であり、逃げ馬も多いこのレースでは展開も向きそうなのでここはA評価としたい。
【好走材料】
・上りタイムが安定して上位。
・今年のオーシャンSで馬券内。
・今走は展開が向きそう。
【凡走材料】
・鞍上のGⅠ出走歴が少なく、経験値の差は出るか。
・初の58kgに対応できるか。
・最終追切△

⑩🐎マッドクール🐎
前走CBC賞は前目有利な馬場で3番手で競馬したにも関わらず、直線で沈んでいった。トップハンデで58.5kgを背負ったのも影響ありそうなので度外視。
前々走春雷Sはキミワクイーンと直線で競い合ってクビ差1着。差し有利の中でもレベルの違いを見せつけた。評価できる。
過去にもナムラクレア、ファストフォースと着差のないレースも繰り広げており、舞台も合いそうなので今回はA評価です。
【好走材料】
・右回り得意。
・中山でも勝っており、急坂にも対応できる。
・前目につけたい馬であり、内枠引ければプラス。
【凡走材料】
・逃げ馬が多いため、展開が向かない可能性もある。
・最終追切では段々右にそれていき、まっすぐ走れていなかったため△。

B評価

①③🐎ジャスパークローネ🐎
前走北九州記念はハイペース、外枠からの発走だったにも関わらず、スタートも良く最後まで脚が伸びていた。評価できる内容。
前々走CBC賞は逃げ馬有利な馬場でハナに立って逃げ切り勝ち。馬場が味方したこともあった。
スタートの良さ、テンの速さから考慮しても今走の逃げ馬の中ではトップレベルだと思っていますが、外枠に入ってしまったためここはB評価です。
【好走材料】
・テンの速さからハナに立てそう。
・芝1200で逃げられれば【5.0.1.1】と好成績。
・中山でも好成績。
【凡走材料】
・ここまで3月から毎月出走していることの消耗具合
・メンバーはこれまでよりもレベルアップ
・外枠引いてしまったのはマイナス。

①🐎ナムラクレア🐎
前走キーンランドCはハイペース、重馬場とこの馬の好走条件にハマって1着。上り最速を出していい末脚を見せたが、今走の高速馬場には結びつかなさそう。
前々走ヴィクトリアマイルでは距離適性もあって凡走。度外視したい。
昨年のスプリンターズステークスでは急坂で止まったように見えるため、ここは中山適正も込みでB評価です。
【好走材料】
・右回りのほうが得意。
・馬場が渋ると評価はプラス。
・最終追切〇
【凡走材料】
・中山適正はあまりなさそう。
・最内枠

④🐎ナランフレグ🐎
前走キーンランドCは出遅れて最後方から捲っていったが直線荒れた内を走ったものの案外伸びず、10着。渋った馬場を得意とするだけに負けすぎの内容に感じる。
前々走安田記念も出遅れ。距離延長もあって17着と大敗したが、ここは度外視。出遅れが癖になっている可能性あるのでここはB評価どまりにします。
【好走材料】
・昨年スプリンターズSで3着と実績あり。
・逃げ馬が多い今走なので差し脚質なら展開が向く可能性あり。
・前走を叩きと見れば上積みも見込める。
・最終追切◎
【凡走材料】
・出遅れ癖あり。
・58kgの斤量で結果出ていない。

⑦🐎オールアットワンス🐎
前走アイビスSDは終盤一気に脚を伸ばして馬群から抜け出し、1着。1年ぶりのレースで重賞勝ちと評価できる。
前々走もアイビスSD。前残りの馬場で後方から競馬をするこの馬には脚質が向かず6着。
【好走材料】
・休み明けでも重賞勝ち。2走目となる今回は200m延長だが、中山1200mでも勝ち鞍がある。
・6歳ながら11戦と使われていないため、まだまだ脚は消耗してなさそう。
【凡走材料】
・メンバーレベルは格段に上がる。
・56kgは初めて背負う。
・最終追切△

⑤🐎ウインマーベル🐎
前走キーンランドCは大敗もスタート後の接触、重馬場のため度外視。
前々走京王杯SCはスローペースの中、5番手を追走。瞬発力はないもののジワジワ伸びてきて2着。高速馬場にも対応していた。
【好走材料】
・昨年スプリンターズステークスで2着。
・叩き2走目の今回は上積み充分。
・高速馬場に対応可能、坂も問題なし。
・最終追切〇
【凡走材料】
・斤量58kgは懸念点。古馬になってから1200mでは凡走を繰り返している点も気になる。
・馬場が稍重以下になると凡走傾向あり

①⑤🐎キミワクイーン🐎
前走キーンランドCは後方からの競馬。ハイペースの中で直線を迎えたものの荒れた内馬場を走ったこともあって案外伸びず、7着。
前々走函館SSも同じくハイペースのレースで後方から直線で脚を伸ばし、1着。展開が向いたこともあって結果ほど評価はできない。
これまでの持ち時計的には高速馬場が見込まれる今走で対応できるか怪しいためここはB評価です。
【好走材料】
・近走は差し脚質にシフトして結果を出しているため、今回も展開が向きそう。
・中山コースも相性○
【凡走材料】
・高速馬場より時計がかかったほうが好走しているため、9月の中山に対応できるか。
・最終追切△

C評価

①①🐎ジュビリーヘッド🐎
前走キーンランドCは中団につけるも直線で伸びず6着。馬場も悪かったため度外視。
前々走函館SSは洋芝適性の高さもあり、勝ち馬と0.1秒差の2着と健闘。函館では連対を外していないため、今走の参考にはならない。
近走の敗因がある程度はっきりしてはいるものの外目の枠。思い切ってC評価です。
【好走材料】
・中山とのコース相性はまずまず。
【凡走材料】
・高速馬場に対応できているのが洋芝のときなので中山で速い時計だとどうか。
・前目につける馬が多いので展開が向くかどうか
・最終追切△
・外枠はマイナス。

①②🐎ドルチェモア🐎
前走セントウルSは前残り馬場の中で位置が取れず、13着。
前々走安田記念は上り勝負になった中で直線で失速して18着。
近走は凡走しており、どちらかというと距離を伸ばしたほうが良さそうに見える。ここはC評価です。
【好走材料】
・元々先行して結果を出していた馬。内枠引ければ…。
【凡走材料】
・1200mは忙しい印象。
・斤量増。鞍上乗り代わり。
・最終追切△

🐎ジャングロ🐎
除外対象→除外確定

②🐎テイエムスパーダ🐎
前走セントウルSは14番人気ながら開幕週の前残り馬場を味方につけて逃げ切り。逃げ馬が少なかったのもあって簡単に逃げられた。
前々走北九州記念は逃げに出るも他に強い逃げ馬がいてハナに立てなかった。
今回は逃げ馬が多いため、ハナを争う展開になるとこの馬には厳しくC評価です。
【好走材料】
・富田騎手に乗り替わっていきなり重賞制覇と手が合う
・中山で好走歴はないものの急坂には対応できる。
・最終追切〇
【凡走材料】
・前走のように簡単に逃げられるメンツではない。
・ハナに立てないと結果出ていない。

🐎トウシンマカオ🐎
熱発により回避。

🐎ボンボヤージ🐎
除外対象→回避。

⑧🐎メイケイエール🐎
前走安田記念はやはり距離が持たなかったのか大敗。ここは度外視する。
前々走高松宮記念は不良馬場に脚を取られ失速。
これまでGⅠでは凡走を繰り返しており、GⅡ以下では結果が出ているため今回も安直ですがC評価です。
【好走材料】
・高速馬場には対応できる。
【凡走材料】
・斤量56kgになると成績が悪くなる。
・休み明け。昨年の詰めたローテとは今年は真逆で好走に繋がる可能性もある。
・最終追切△

③🐎ピクシーナイト🐎
前走セントウルSでは出遅れて後方から。前残りに展開向かず8着と評価できない。
前々走京王杯SCは前目につけられたものの、高速馬場、距離延長もあって8着。評価できない。
そろそろ復調の兆しはあるかもしれないが近走の状態から見てもまだ買い時ではないと見てC評価です。
【好走材料】
・休み明け4走目とそろそろ本調子に戻ってもおかしくない。
・2年前のスプリンターズS勝ち馬と実績は充分。
【凡走材料】
・これまで斤量58kgに対応できていない。
・3歳時から体重がずっと増えておらず、当日体重が増えているかは注目点。
・最終追切△

①⑥🐎モズメイメイ🐎
前走北九州記念は大外枠からまずまずのスタート、ハナに立てず、逃げ馬のこの馬にとっては自分の競馬ができなかった。
前々走葵ステークスはロケットスタートでいきなり1馬身差をつけてレースを始められた。そのまま押し切って1着だったが、これが毎レースできるとは考えられないので度外視したい。
今走は逃げ馬も多いため、展開が向かない可能性も高くC評価とします。
【好走材料】
・スタートが抜群にうまい。
【凡走材料】
・逃げ馬の多さから展開向かなさそう。
・中山未経験のため急坂に対応できるか。
・最終追切△。
・大外枠はマイナス

まとめ

S:ママコチャ、アグリ
A:マッドクール、エイシンスポッター
B:ナムラクレア、ナランフレグ、ウインマーベル、オールアットワンス、ジャスパークローネ、キミワクイーン
C:テイエムスパーダ、ピクシーナイト、メイケイエール、ジュビリーヘッド、ドルチェモア、モズメイメイ

というわけでこんな感じの評価になりました。ここまで読んでいただきありがとうございます。今週はスプリンターズステークス、凱旋門賞と楽しみなレースが多いですね、今週も馬券当たりますように…!

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