キーンランドC 予想 全頭診断、展開予想

さて、みなさんこんばんは。
今週はサマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドCが行われます。
個人的に短距離の電撃6ハロン戦って言い方、すごい好きです(小並感)

コース、レース傾向

スタートは2コーナー横のポケットから。
3コーナーまで約410mあるので枠の有利不利はそこまで無く、全体的に坂もないため前残りのレースになりやすい。
最後の直線は266mと短め。洋芝適性のある馬を見つけたい。

キーンランドCの傾向としては6枠より外の馬が8年連続で勝っており、外枠の馬に今年も期待したい。
また、牡馬騸馬の馬券内率が13%に対し、牝馬は27%というデータもある。(過去10年)
キーンランドC出走馬のスプリンターズS好走率も高いため、ここを叩きに使ってくる陣営も多い。

※8/25更新 当日は雨の予報になっており、道悪適正のある馬に分がありそうです。

全頭診断

今回もやっていきます、全頭診断。
洋芝で好走してる馬が多く、なかなか難しいです。

※当日雨の予報が現実的になってきたので雨が降って馬場が重になった場合の予想を追記します。

1枠1番 ウォーターナビレラ

評価:C 道悪時:C
昨年の桜花賞以来、凡走を繰り返しているナビレラ。
前走しらかばSは前有利の高速馬場だったため、差し馬のナビレラには展開が向かなかった。上り33.2秒とそれまでのレースより復調の兆しは見せた。
前々走、函館SSは外差し有利の傾向な中、展開は向いたものの10着と大敗。あまり評価できない。
今回は最内枠に入ってしまったため、ある程度前目につけないと厳しそうな点。リスポリ騎手のテン乗りでどこまで能力を引き出せるかが未知数ではあるがここまで印を伸ばすのは中々難しく、評価はC。

1枠2番 ナランフレグ

評価:A 道悪時:S
馬場が悪くなってくると一発ありそうなナランフレグ。
前走安田記念は距離も長く、適正外だったため度外視していい。
前々走高松宮記念は不良馬場の中、差し追い込み有利だったとはいえ4着と健闘。
今回は札幌開催後半で内の芝が荒れ、当日の天候も雨模様の可能性があるが、道悪適正のあるこの馬には上手くイン突きできれば問題なく走れる可能性が高い。昨年勝った高松宮記念も内枠であり、ここはS評価としたい。

2枠3番 レッドベルオーブ

評価:B 道悪時:C
洋芝適正がありそうなレッドベルオーブ。
前走UHB賞、逃げ先行有利馬場で中団に位置したベルオーブは5着と前を捉えきれなかったが、3着馬とほぼ差がなかったため負けて強し。
前々走、しらかばSは先行馬有利の中、内から外に進路をうまく切り替えて3着に滑り込み。評価できる内容だった。
今回も内枠だが、同じように外に進路を切り替えられれば着内に入ってくる可能性もあるためB評価とした。しかし、雨が降ったら評価は下がる馬です。

2枠4番 キミワクイーン

評価:A 道悪時:A
札幌と相性のいい横山武騎手が乗るキミワクイーン。
前走函館SSはハイペースな流れと差し有利ではあったものの、1着。洋芝適正があるところを見せつけた。
前々走春雷Sは差し有利な中、最内枠のこの馬は前目につけて2着。評価できる内容。
今回は内枠な中、この馬は先行するのではと思われる。雨が降っても問題ないが調教にまたがった横山騎手が前回ほどの完成度ではないと発言。割り引いてA評価とした。

3枠5番 ウインマーベル

評価:C 道悪時:C
1週間前追切で挫跖の症状が見られたウインマーベル。
前走京王杯SCは差し有利傾向な中、前目につけて2着。距離は今回と違うものの評価できる内容。
前々走高松宮記念、不良馬場の中差し有利の中で中団につけて10着。
馬場が極端に悪いと向かないため今回雨模様の中でどこまで馬場が悪くなるかで取捨選択したい馬。現時点では調教もあまり良く見えず、昨年よりも斤量増、休み明け、挫跖の影響も心配なため、C評価とする。

3枠6番 タイセイアベニール

評価:C 道悪時:C
予想オッズ最低人気のアベニール。
前走UHB賞は先行馬有利の中差し馬のこの馬には展開が向かなかった。
しかし、それでも12着は負けすぎ。
前々走CBC賞もイン先行有利の中、インを上手く突いたが5着。
今回、海外の騎手がテン乗りするが、馬の能力が足りていないと判断。C評価とする。

4枠7番 カイザーメランジェ

評価:C 道悪時:B
前走しらかばSは先行有利の中、展開が向かず。それでも12着は負けすぎか。
前々走青函Sは前有利の中、前目につけたものの11着と大敗。評価できない。
函館SSで見せた末脚が見られれば面白い一頭ではあるが、ここまで使われすぎな印象もあるためここは評価はCとします。
しかし、重馬場となり、時計がかかる展開になれば爆走する可能性も捨てきれないのでB評価にランクアップ。

4枠8番 シナモンスティック

評価:A 道悪時:A
前走UHB賞は先行馬有利な中、先団について1着。
前々走福島TVOPは外差し有利な中、先団について4着。勝ち馬と0.1秒差と負けて強しの内容と評価。
今回は先行する馬も少なく、後述の通りスローペースと予想するためこの馬に展開が向くと判断。血統的には道悪もいけるためA評価とする。

5枠9番 ジュビリーヘッド

評価:A 道悪時:B
この馬も洋芝適正のありそうな血統。
前走函館SSは差し有利の中、先行して2着。評価できる。
前々走春雷Sは差し有利の中、この馬も後ろ目につけたが、切れる脚はなく9着と伸びなかった。
上手く先行できればジュビリーヘッドにも展開が向く可能性は高く、ここはA評価としたい。重馬場はきつそうなのでB評価にランクダウン。

5枠10番 ゾンニッヒ

評価:B 道悪時:A
前走、青函Sは前残り傾向の中、中団から差して1着。評価できる。
前々走、京王杯SCは距離が長く、直線で伸び悩み6着。度外視してOK。
今回はB評価としたい。
雨が降って道悪になると陣営コメントにもある通り、A評価にランクアップ。

6枠11番 ヴァトレニ

評価:B 道悪時:B
前走函館SSは差し有利な中、中団につけたものの7着と沈んだ。
前々走鞍馬Sは不良馬場が影響し、9着。度外視できる。
基本的に前目につけたときに結果を残している馬であり、今回も前目につけられれば展開が向く可能性は高い。しかし枠があまり良くはないため、評価はB止まりとする。
前日に横山和生騎手が負傷。藤岡騎手に乗り替わりが発表された。道悪も血統的にはあまり問題なさそう。

6枠12番 トウシンマカオ

評価:A 道悪時:A
前走函館SSは差し有利の中中団につけて3着。58kgを背負った上で評価できる内容。
前々走高松宮記念は不良馬場の中大敗。度外視したい。
今回調教タイムもよく、実績も十分。当日の馬場次第ですがここはA評価としたい。
札幌競馬場の特性上、不良馬場になったことはないのであっても重馬場。そのレベルまでなら対応できると判断して道悪時も評価は下げません。

7枠13番 レイハリア

評価:C 道悪時:C
2年前のキーンランドCでは51kgの斤量有利を活かして1着に輝いたこの馬。
しかし今年は55kgを背負い、近走の結果からも能力が足りていないと判断。逃げられればワンチャンありそうなものの外枠を引いてしまったため、評価はCとする。

7枠14番 ナムラクレア

評価:S 道悪時:S
今回、一番人気を背負うであろうナムラクレア。
実績、能力もトップクラスです。
前走ヴィクトリアマイルは適正外のレースに出走。度外視していい。
前々走高松宮記念は不良馬場の中、対応して2着。
先行しても後ろにつけても結果を残し、良馬場も不良馬場もこなし、枠も外枠。牝馬である点もプラス要素。文句のつけようがないためS評価です。

8枠15番 サトノアイ

評価:C 道悪時:C
前走UHB賞は先行有利の中、前につけて3着。
前々走青函Sは前残り傾向の中、出遅れて6着。
出遅れ率が通算29%と高く、切れる脚がないこの馬にとっては前目につけたれなければ厳しいため、少し心もとない数字。能力もワンランク下と評価し、C評価。

8枠16番 シュバルツカイザー

評価:S 道悪時:S
札幌で実績十分なモレイラを鞍上に迎え、馬自身も北海道は相性ばっちり。
前走しらかばSは出遅れながらも中団から抜け出して1着。レコードを出して勝利した。
前々走UHB杯も出遅れながらも差し切って1着。差し有利な馬場も味方した。
満を持してOP馬になり重賞挑戦。大外枠、出遅れ率はマイナスなものの、それでも勝ち切っている点、血統も相性が良く、追切も良く見える。評価はSとする。

まとめ
S:ナムラクレア、シュバルツカイザー
A:ナランフレグ、キミワクイーン、シナモンスティック、ジュビリーヘッド、トウシンマカオ
B:レッドベルオーブ、ゾンニッヒ、ヴァトレニ
C:ウォーターナビレラ、ウインマーベル、タイセイアベニール、カイザーメランジェ、レイハリア、サトノアイ

道悪時は
S:ナムラクレア、シュバルツカイザー、ナランフレグ
A:キミワクイーン、シナモンスティック、トウシンマカオ、ゾンニッヒ
B:ジュビリーヘッド、ヴァトレニ、カイザーメランジェ
C:ウォーターナビレラ、ウインマーベル、タイセイアベニール、レイハリア、サトノアイ、レッドベルオーブ

展開予想

スタートしてヴァトレニ、レイハリア、ジュビリーヘッドがハナを争うが、ヴァトレニがハナを取りきる。
次いでシナモンスティック、ウォーターナビレラ、キミワクイーン、サトノアイが追走。後方集団にはナランフレグ、レッドベルオーブ、ウインマーベル、カイザーメランジェ、ゾンニッヒ、トウシンマカオ、ナムラクレア、シュバルツカイザー。最後方にタイセイアベニール。
ペースはミドルよりのスローペースと予想。
3コーナーあたりから後方勢が脚を伸ばし、最後の直線で一気に先行勢と入れ替わる。その中から外側を回したナムラクレア、シュバルツカイザーが抜け出してゴールイン。
重馬場になっても実績のあるナムラクレアに分があると見ています。

買い目

単勝
7
ワイド
7-2.10.14.16
12-16(9Rの血統を参考に)
三連複2頭軸流し
2-14-4.7.8.9.10.11.12.16


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