マガジンのカバー画像

#脳内音楽

10
どこに居ても何をしてても鳴っている脳内音楽のエピソード
運営しているクリエイター

#脳内音楽

#気遣いと印籠

山にでも、篭りたいな。

#グラデーション

起きている間は音楽が鳴っている。 我が家の神様、SUPER BEAVERの新曲が出ました。耳障りの良い音楽、歌詞、声。体に合う水を飲んでいるように、体に浸透していくようです。主題歌として起用された映画には、特段に強い興味がないのですが、2作続けて起用した関係者の方には、ただのファンながら、ただ、有難く思っています。 彼らの音楽には、「対」になる言葉が盛り込まれることが多い。それは人によって状況が違ったり、一見いいことも悪いことも見え方や、発する者の正義が違うからで、できる

#嬉しい涙

鳴り始めたら、押し寄せる感情。 SUPER BEAVERを認識して、完全に掴まれてしまったきっかけとなった曲のひとつ。「何て曲を作ってくれてんのよ!」というのが、正直な最初の感想。「それまでの人生で見聴きした音楽は何だったんだろう」とか、「音楽じゃなかったんじゃないか」などと愚かな考えに及ぶほど、彼らの曲に出会ったことが、音楽において私の人生のゴールのひとつだと思えた。 人は、いいことと悪いことを、おそらく同じくらいかずつ受け続けて生きていって、いいことが続くとそれに慣れ

#東京流星群

起きている間は音楽が鳴っている。 古参の方々よりも随分遅かった、2021年、我が家からSUPER BEAVERへ沸き上がり始めた熱。投稿されたミュージックビデオは私たちの熱に木をくべるよう。 腹の底に響くベース音から、空間を切り裂くようなボーカル。「僕」という言葉ひとつで心揺さぶる音楽があっただろうかと興奮しながら、「ベース音」「僕」しか流れない動画を何度も見た。実は2013年にリリースされた曲の、満を持してのミュージックビデオだったそうで、youtubeコメントには古参

#未来への咆哮

「ドラゴンボールの曲と言えば」という話題には、誰でも、思い出で補正されたエピソードを幾らでも話すことができるでしょう。ドラゴンボールはアニメ化の際に「ドラゴンボール」「~Z」「~GT」・・・などと屋号のようなものが付き呼称され、アニメ化の度、私たちの内の少年の心を呼び覚ます主題歌ばかりで溢れました。 ただ、その主題歌群には入らない、ドラゴンボールと所縁のある曲がある。ニコニコ動画の崇拝者だった友人に、その動画を見せてもらったとき、めちゃくちゃ感動した。 いわゆる「MAD(

#このまま君だけを奪い去りたい

アーティストに終わりはないのよ。 私が子供の頃のアニメには、ビーイングという音楽事務所のアーティストが関わっていることが数多く、同じ数だけの思い出がある。また、いわゆる「90年代の音楽いいよね」はイコール、ビーイングを指していると言っても過言ではない。 歌詞よりも、アーティストの声そのものや、音楽の耳障りの良さ(キャッチーかどうか)に凄まじいものがある。「地(地元)のものは体に合う」が如く、体に沁みわたるような音楽があったのだと思う。そう思えるにも拘わらず、本当に存在する

#ああ人生に涙あり

起きている間は音楽が鳴っている。 コーヒー片手に歩く人を見るといつも流れてしまう。彼らのそれはただコーヒーでは無く「印籠」である。 私もコーヒーは好き。ただ、「手に」持ち歩くことはあんまりなくて、栓が閉まるペットボトルの商品を買うか、店なら飲み干していた。あるとき、手に持ち歩いてみたのだが、なるほど印籠にしておかないと100%零れてしまう。でも、印籠にしようがしまいが私の場合は全然零れるようなので、水筒、もといタンブラーを持ち歩いている。スタバのタンブラーが超かっこいい。