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#血肉

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日々の出来事を地肉に換える、ノンフィクションです。
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#chiyoizmo

「仕事で出会う愛すべき面倒な人たちの対処法」

はじめに「嫌い」だとか冷たい一言で縁を絶つことができればいいのですが、仕事でどうしても顔を合わせるしかない相手が居るものです。私の周囲に居る「何でも笑って済ませられる」ような、懐の深い人たちのように立ち回ることが、私にはまだ完璧にはできませんが、その時々でできた対応方法を記事にしたいと思います。 自分がリーダーじゃないのにリーダーとはこうあるべきを持っちゃってる人私と同じ仕事をしているフロアの方で、私が居る島の隣の島の派遣社員の方のエピソードです。私より年齢が上ですが、私と

「相手によって接し方を変えるのは適度まで」ほか

相手によって接し方を変えるのは適度まで目上の方とか取引先に対して尊敬語を使ったり、接し方を変えたりして意識的にマインドを切り替えるのは当然だと思います。とは言え、心に留めておくべきだと思うのが、「プライベートと仕事でそのマインドに強弱・高低差を作り過ぎない」こと。その高低差が大きすぎると体に毒だし、その高低差を少なくして、日頃から自分がニュートラルと言うかナチュラルな状態であることは、自身の人生という単位の中で考えるととても健康的だと思います。また、「できる限り明け透けで居る

「昼食の時間を大切にする」ほか

昼食の時間を大切にする外食に出る人、コンビニに押し掛ける人、作ったお弁当を持参する人、あまり食べない人、食べ終わったら読書をする人、コーヒーを飲む人、お昼の休憩時間に自分のために何をするのかは自分の自由であり、多くの人が毎日の仕事の合間に楽しめる唯一の自分の時間に充てているはずです。そのため、他人が仕事の話を持ってくるのは以ての外で、相手のお昼の休憩時間が分かっていて同じ時間に予定をぶつけてくるなんてことはプライバシーの侵害です(言い過ぎ)。そんな相手は無視して構いません。強

「ZOOMミュート警察の前に」ほか

ZOOMミュート警察の前にリモートワークの推進・浸透によって加速度的に使用頻度が増えた会社は多いと思います。面接、社内会議、社外打ち合わせ、研修や引き継ぎ、友達や家族との会話に至るまで、声と顔を交わす手段に距離は障害ではなくなったと言っていいと思います。会議においては数人から数百人規模での対話が可能ですが、実際には数人の話し手が代表して発表なり発信をするもので、ほとんどの方は聞き手になり、①必要がなければ顔を出さず(ビデオの開始をしない機能)、②声も出しません(ミュート解除を

「今話しかけても大丈夫ですか」ほか

「今話しかけても大丈夫ですか」誰かに話しかける場合、自分の我の強さや、仕事の優先順位を考慮したりで話しかけるタイミングや伝え方が変化すると思います。とは言え、話し手には話すための資料や心持ちに準備ができていて当然ですが、ちゃんと内容を伝えて認識を合わせるために大事なのは、聞き手にその準備ができているかどうかだと思います。いきなり「あれってどうなってますか」で会話が始まるよりも、「●●さん、今話しかけても大丈夫ですか」で始まると、聞き手はまず話し手の言葉を聞く心持ちになり、ああ

「自分の仕事の前後の部署の仕事に興味をもつ」ほか

自分の仕事の前後の部署の仕事に興味をもつ仕事には「自分の部署の中で完結するもの」と「複数の部署を通して完結するもの」があります。例えばこういうことです。ほとんどの場合、営業担当者は以下「1」「2」「5」の対応方法にしか興味が無く、事務担当者は以下「3」「4」しか興味がありません。理想的なのは、「営業担当者が最初から在庫確認ができるように、事務担当者は在庫を共有する」ことができていれば、結果的に謝罪する結果にはなりません。要するに「自分の仕事の前後の部署の仕事に興味をもつ」べき