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#血肉

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日々の出来事を地肉に換える、ノンフィクションです。
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2022年10月の記事一覧

「かゆいところに手が届く仕事をしよう」

はじめに高卒で就職した最初の仕事、グランドハンドリングスタッフとして働いて5~6年経った時に、私を立ててくれた上司より貰った言葉です。当時の20台前半の若造の私にはそこまで響いてなかったんですが、退社するとき思い起こされた言葉について記事にします。職種に聞き馴染みのない方は、バックナンバーを参照いただけると有難いです。 作業服に詰めたマニュアルたくさんポケットが備え付けられている作業服に、IDやら無線機やらを紛失しないためのストラップを付けて携行していました。新人のうちは仕

「青春懸かってるから」

はじめに最近できた友人(というか人生の先輩)とその息子さんとのエピソードについて、勝手ながらお話ししたいと思います。友人は家の目の前の海に毎日通うサーファーです。見た目が反町隆史、笑うと新庄剛志、口を開けば家族への愛を口にする理想的な父親です。 息子に夢を託している(ような印象)友人の話を聞いていると、私が勝手にそういう印象を受けているだけなのですが、おそらく父親ってそういうものですよね。「息子と過ごす毎日は実験のようなもの」だと彼は言います。野菜がまずいと感じるとか、海で

#結婚式場

はじめに結婚式場(挙式・披露宴)における「音響照明のオペレーター」の会社に数か月アルバイトとして働いたときの知見を記事にしたいと思います。航空業界を飛び出した私が初めて経験したアルバイトとなります。小学生の時に就職先占いみたいな、向いている仕事みたいな授業で、私に向いているものとして挙げられたのが「パイロット」「銀行員」「結婚式場」だったことを思い出しました。気が付けば、業界に限って言えば全て経験済みなのがちょっと怖いです。 仕事の内容音響照明のオペレーターとは、例えば私が

「相手によって接し方を変えるのは適度まで」ほか

相手によって接し方を変えるのは適度まで目上の方とか取引先に対して尊敬語を使ったり、接し方を変えたりして意識的にマインドを切り替えるのは当然だと思います。とは言え、心に留めておくべきだと思うのが、「プライベートと仕事でそのマインドに強弱・高低差を作り過ぎない」こと。その高低差が大きすぎると体に毒だし、その高低差を少なくして、日頃から自分がニュートラルと言うかナチュラルな状態であることは、自身の人生という単位の中で考えるととても健康的だと思います。また、「できる限り明け透けで居る

「ひとまず食べるのよ」

はじめに地上波で流れているドラマからめっきり離れていましたが、ふと目にした広告で吉沢亮さん主演の「PICU(Pediatric Intensive Care Unit)小児集中治療室」が気になっています。私にはだめだな(泣いちゃう)と感じつつ、強い俳優さんたちの癖の強い演技と、それに囲まれる吉沢亮さん何かいいなと思って見ています。情熱だけでやっていくには難しい医療界で揉まれる主人公を描いた「ブラックジャックによろしく」の妻夫木聡さんのようなポジションなのかなと思ってますが、も

「学校で教えて欲しかったこと」

はじめに子供たちはダンスを教えられていることを風の噂で聞いたことと、ああ何でこんなことも知らないのよって、自分が嫌になることがあるのとで、記事にしようと思いました。教育委員会の誰かの目に留まることを祈ります。 自転車一輪車は体育で教えるのに、自転車は親が教えることになってるのが不思議です。全然いいんですが。私は小学4年生でやっと乗りました。それまでは友達に走ってついていってました。 ガソリンスタンドでの給油方法義務教育外から失礼します。これ、教えない理由が無いように思いま

#ネット銀行員

はじめにネット銀行に5年ほど勤めました。派遣社員で働き始めて、1カ月後には契約社員のお話をいただきました。通信業界で一般事務を経験したくらいの知識とスキルが上手く嵌り、早々に評価されたのだと思います。コールセンターの経験もしましたが、店舗受付が無いため、いわゆる窓口業務の経験はありません。ネット銀行員は銀行員では無いとでも言われそうですが、知見について記事にできればと思います。(まあ実際資格不要なので銀行員では無いようなものです。) 人材不足業界に限らずついて回る問題です。