僕がもし

僕がもし死んだとき
僕がもし泣いた時
僕がもし消えた時
僕がもしいない存在だった時

僕は想像は出来ないと思う

僕の見えているこの世界は

僕が作ったもので
僕の言葉で出来ていて
僕の言葉じゃないといけない

それが僕の思う絶対で

誰にも譲れない絶対

でも僕がもしそれを譲ってしまったら

死ぬほど大切な人が出来て
その人に妥協してしまったら

なぜかその想像はつく


僕はそこで死ぬ


消えるわけではなくて
死ぬだけ

僕が死んで妥協した相手に
僕の全部が残る

どれだけ無様なんだろう

僕は人前では泣かない
自分で自分の涙の意味を知って
自分で自分の涙に価値を付ける
そんなことしたくなかったけど

するしかなかった

そうしないと落ち着かなかったから

それが泣いた時に自分ができる事
そう思ってしまったから

それは今でも離れない

絶対なんて言葉好きじゃないけど
使いたいとおもう時だってある

僕は僕であることが譲れない絶対

それだけはなにがなんでも
僕の為に頑張ってあげる

なんかおかしいかもしれないけど

それが僕が僕の為にできる事

僕がもし妥協した時にできている
その未来を壊す

それさえできれば
僕は僕に満足できるかも

それほどの相手がいるのかは別として

僕がもしいない存在だった時
僕はどうしているのか

それは僕ですら分からないから

きっと誰にも分からない

僕の思う正義も
僕の思うシアワセも
僕が望んだ常識も
僕が思っていた家庭も

もう全て壊れてしまったから

僕は僕の自覚をもって生きる

僕がどれだけ過呼吸になろうとも
僕がどれだけ泣いて喚こうとも
僕がどれだけリスカしようとも
僕がどれだけ愛を叫ぼうとも

相手にされなかった

ただただ時間は過ぎて行った

人間という自覚なんていらない
僕は僕の自覚をもって生きる

未来は難しいけどつくれる
でも未来を壊すのは嗤えるほど簡単

だから もし なんて考えになる

僕を必要として欲しい
僕を愛してほしい

そんな願い沢山あるけど

叶わないって気づいたから

僕は僕として生きる

悲しいけどそれはそれでいいかも


最期までこんな読みにくい僕の文章
読んでくれてありがとう
ここまで読んだ人はきっと
人間離れしてるよ笑
でもそれすらも自分で愛してあげて欲しい