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いつかのアジアのそらのした⑥カンチャナブリ最後の夜とフランスのおじさん

アジア旅6日目。この日はラオスに行く為のチケットを取るつもりだったけれどカンチャナブリの旅行代理店はバンコクからチケットを取り寄せるというので翌日バンコクに戻りチケットを取ることにした。そうなるとやることがない。のんびり過ごすことにしよう。この日で最後のカンチャナブリの滞在だと思い水上バンガローでごろごろ過ごした。

そういえば泊まっていたC&Cゲストハウスは今はもう無いのかもしれない。楽天ブログで紹介されたのは2010年のものでそれ以降も前もC&Cに関する情報はネットには無かった。グーグルアースで調べてみたけれど、それらしいゲストハウスは無かった。あの場所良かったのに残念だ。

グーグルアースで見てると当たり前だけどカンチャナブリの町もきれいになっていて、それは喜んでいいのだけれど何時も食べていた屋台のおばちゃんはどうしているのだろうか?今でも同じ場所で営業してるのかな?

その日は、ご飯を食べて旅行代理店に行き、宿で休み午後は宿のレストランにアイスを食べに行った。そこにフランス人のおじさんがいた。おじさんは前年もここに来ているのだという。11か月前におじさんはこの宿に泊まり好きな釣りを楽しんでいた。レストランや水上バンガローから左手に見えるシンボルのような白い橋があるのだけど、そこで糸を垂らして釣りを楽しんでいたある時、橋の電線に釣り糸が絡み感電してしまったのだという。それは大変な事故でおじさんの指は4本しか無かったしケロイドがひどく残ってしまった。それでも周りの方が助けてくれて一命をとりとめた。其の後フランスに戻り治療を受けて回復したら又戻ってカンチャナブリの人に感謝したいと思い戻ってきたそうだ。カンチャナブリの人々のおかげで助かってラッキーだと言っていた。英語があまり話せなくて読解も不十分だけどそれだけは分かった。

フランスのおじさんはあれからも又カンチャナブリに行ったのだろうか。元気に過ごしているだろうか。あの橋は何処だったのだっけ?ゲストハウスは無くなったとしても橋はあると思うのだけどグーグルアースで見つけられない・・歯がゆい

夜はゲストハウスで食べた。この頃食べるのは大抵は同じメニュー、タイのあるもので作る野菜炒めのパットパックルアムミットか、パッカパオ(ピリ辛ひき肉バジル炒め)だった。宿のチェックアウトを済ませ、翌日のソンテウの手配をしたところでタイの友達と車で出かけることになった。途中ランブータンを買い友達のお店に行きランブータンを食べた。タイはご飯も美味しいが果物の種類も豊富で安いし美味しい。アジアの旅でたくさん果物を食べれた。フルーツ好きな私としては最高にうれしい事だった。日本で買うと高いし熟れてないから美味しさも違うしね・・・それを思い出すとよだれが出そう。タイでフルーツ三昧したくなる。

この日の明細は宿代50バーツ、アイス20バーツ、ビール45バーツ、翌日のソンテウ15バーツ、夕ご飯30バーツ、朝昼兼用ご飯20バーツで合計180バーツ


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