いつかのタイランド③カンチャナブリとゾウと

山岳民族の村を訪ねる2泊3日のツアーに参加した後にチェンマイに戻り周辺を観光した。ゾウに乗ったりナイトマーケットに行ったり国立公園へ行ったりしてチェンマイを楽しんだ。ゾウもどこで乗ったかは定かではないのだけど、ゾウに乗っていた時間は一時間無かったと思う。雨期後のぬかるんだ道にゾウが足を滑らせてしまい、転んでしまったのがかわいそうだった。ゾウの背中に椅子の籠があり、その上に座るのだけどゾウが歩くたびに左右に揺れるから三半規管が弱い私は良いそうになりながら必死に籠につかまっていた。

ゾウに乗っている時の写真をいつの間にやら撮り、絹の生地に刺繡いりの立派な額入り入れて売るという遊園地の乗り物のような商法があり折角だからと購入した。今から思うと安くなかったね（日本円的には高くないけどね）その後実家にしばらく飾られていたので買ってよかったのかな⁈ゾウに乗ってる写真はなかなか撮れないものね。

ゾウは何処で乗ったのか？その時どこのゲストハウスに泊まったのか？確かその後はバンコクに戻りカンチャナブリのツアー一泊二日に参加した。映画戦場にかける橋の陸橋を歩いたり、何個も滝がある国立公園も行った。郊外のゲストハウスに泊まったはずだし、国立公園では水着で遊んだ記憶もあるのだけどね。その定かでない記憶の中でゲストハウスで出会った日本語も話せるデンマークの消防士と楽しいひと時を過ごした。のちに友達になっておけばよかったと思うのだった。あの感じの良い人はデンマークで幸せに暮らしているだろう。デンマークはコロナの広がりはどうなのだろうか⁈

チェンマイのナイトマーケットは楽しくて結構お土産物屋服などを買ったと思う。バンコクと比べて安かった覚えもあるし値段がついているのも安心だった。数年間にチエンマイに行ったけど、チェンマイは前よりお洒落なカフェが増えていて大きな都市になっている気がした。

この時の旅で覚えているのは、おぼろげな記憶だけど細い木が生い茂るチェンマイ郊外のゲストハウスとゾウに乗った記憶とカンチャナブリで出会ったデンマークの消防士とナイトマーケットだ。旅先で何を思い出すかというと断片的な風景と人と話した記憶だけだった。もっと鮮明に覚えているかと思うとそうでもないのが困ったものだ。

カンチャナブリ後バンコクに戻りカオサンで一年オープンチケットを買ったと思う。何か所か周りカオサンのメインから少し脇に入った旅行代理店でビーマンバングラディシュ航空のチケットを買ったのだった。そして一年後又この地に戻ってくると友達と約束した。友達は一年間お金をためてアジア横断の旅にでるという、私は二カ月弱の日程でアジアを旅することにした。その写真はないけれど日記があるので今の記憶よりは思い出されるだろう。自分の字が読解できるかにもかかっているのだけれど。一年後タイに戻った時の事は次回のnoteにUPします